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100,000人のスマホアプリ利用状況がわかる「App Ape Analytics」

ここでしか見れない、アプリ市場の調査結果をお届け。

2015.12.24

定額制動画配信、国内ではレンタルが優勢。- Hulu、dTV、TSUTAYA、ゲオを比較。-

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定額制動画配信、国内ではレンタルが優勢。- Hulu、dTV、TSUTAYA、ゲオを比較。-

スマホで手軽に動画を見られるようになった昨今ですが、従来のように店舗でDVDレンタルを利用している人も多いはず。月額の定額制による動画配信サービスアプリも増えてきていますが、レンタルとはどう違うのか、それぞれの特徴や人気度について分析していきます。
今回対象としたアプリは以下の4アプリです。

  • Hulu
  • dTV
  • TSUTAYAアプリ
  • ゲオ

日本に上陸した話題の月額動画配信「Hulu」

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ニュースなどで取り上げられたり広告などを目にしたことで、気になっている人も多いであろう動画配信サービスアプリの「Hulu」(フールー)。当初はアメリカ向けのサービスとしてスタートし、2011年に日本国内向けに配信が開始されて話題を呼びました。映画、テレビドラマ、バラエティ、ドキュメントなど様々なジャンルの動画を配信しており、映画会社やテレビ局と提携することで公式のものを約10,000本と豊富に用意しているのが特徴。スマホアプリでの視聴はもちろん、PCやテレビ(対応機器に限る)などの大画面でも動画を楽しむことが可能です。また、サービスは月額933円(税抜)の定額で利用することができますが、本登録前に2週間無料体験できるトライアルのキャンペーンも行なっています(2015年12月現在)。

Huluは男性の利用層が多め

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • 男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

では、Huluはどんな層のユーザーに利用されているのか見てみましょう。上のグラフを参考すると、男性ユーザーが多いことがすぐに分かります。中でも20代と30代の男性ユーザーが突出しています。比較的新しい海外発のサービスであることや、作品ラインナップもアクション映画などの男性向け作品が多いことなどから、新しいもの好きな男性層に受けが良いようです。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

Hulu、約1年で2倍の月間利用者数に

次にMAU(月間利用)遷移と一日あたりの利用(DAU)遷移をチェックします。まずはMAU、2014年12月ごろから2015年11月までの11ヶ月間で徐々に利用者数を伸ばし2倍の成長をみせています。
DAU遷移は2015年12月時点のものを調査。6日や12日など、土日にDAUが高まる傾向を把握できます。

断トツの会員数を誇るドコモのdTV

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「dTV」はドコモが運営する動画配信サービスで、月額500円(税抜)でスマホでもPCやタブレットでも楽しめるのが特徴です。所持ユーザー数は3,500,000以上で、動画は約100,000本を用意しており、さらに動画のレンタル配信(別途料金で一定期間視聴できる)も行なっているのが特徴です。

男女は約半々。幅広いユーザー層を抱える

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • 男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

「dTV」の男女年代比は男性55%、女性44%となっており、若干男性がリード。年齢層では30代の男女からの支持が厚くなっています。次いで20代と40代のユーザーも多く、比較的幅広めなユーザーを抱えていることが分かります。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

土日や週末に利用のピークが

MAU遷移を見ると、2015年5月に一度ピークを迎えるも、その後の推移は横ばい。やはりドコモが運営するサービスであることから大規模なユーザー数を抱えていますが、安定性にはまだ課題があると思われます。DAU遷移は、2015年12月のものを示しています。
6日(土曜)、12日(日曜)、18日(金曜)と土日や週末にDAUのピークが見られました。

店舗レンタルの最大手「TSUTAYA」のアプリ

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若者層が厚くアクティブ率は変則的

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • 男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

男女年代比を見ると20代の男女が圧倒的に多くなっています。男女の比率はほぼ同率で、レンタル店としてキャリアも長く知名度も高いためか、30代と40代の層も安定して獲得できているようです。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

安定した集客のTSUTAYAアプリ

MAU遷移は大きな波はあまり見られません。結果的には安定した集客が継続できているようです。DAU遷移は日によってに大きく上下しており、毎日の利用をベースアップしていくことが課題かもしれません。

格安レンタルでTSUTAYAに迫る「ゲオ」

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新作DVDレンタルを100円で行うクーポンを発行するなど、お得なサービス展開で競合のTSUTAYAを熱い火花を散らしている「ゲオ」もスマホアプリを提供中。TSUTAYAアプリと同様に店舗検索やクーポンを利用できるほか、口コミ機能なども搭載しています。

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  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • 男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

グラフを見ると、30代の男女が一番大きなユーザー層になっています。全体男女比は女性が52%、男性48%となっており女性からの支持が比較的多いようです。20代にいたっては男性が8.17%に対して女性が16.78%となっています。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

アプリ上のPUSH通知を効果的に利用

次にゲオのMAU(月間利用者数)遷移と一日あたりの利用(DAU)遷移をチェックします。
MAU遷移は大きな波はあまり見られません。ゲオもTSUTAYA同様に安定した集客が継続できているようです。
DAU遷移は頻繁にピークがみられ、アプリからのPUSH通知を頻繁におこなっていることを把握できます。

4アプリのMAU推移を比較。MAUはTSUTAYAよりゲオが優勢に

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  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

今回紹介した4つのアプリのMAU推移を比較してグラフに表したものが上の図です。レンタル大手の「TSUTAYA」は若干下降気味で競合の「ゲオ」にはかなり差をつけられています。
ゲオは全体のアプリ所持ユーザー数はTSUTAYAアプリに劣りますが、MAU単体で比較すると「ゲオ」が圧倒的に優勢。これはとても興味深いポイントです。
その間をさまようように上下しているのが配信サービス「dTV」。「hulu」はまだ日本での浸透率が低いためかグラフでは下部にいますが、月を追うごとに着実に右肩上がりでMAUが増加しています。

■まとめ

アプリの利用率からも分かる通り、日本ではまだまだ店舗でのDVDレンタルを利用している人が多いようですが、いつでもどこでも手軽に動画を楽しめる定額制の配信型サービスが勢いを増してきていることは確実です。
通信キャリアの大手であるドコモがそうした配信型サービスに乗り出していることからも、今後は動画の楽しみ方に大きな変化があると見て間違いないでしょう。

今回の調査データについて

フラー株式会社が提供するApp Ape Analytics(アップエイプアナリティクス)では、アプリを所持するユーザ数、1日にアプリを起動したユーザー数、アプリを所持するユーザーの男女年代比などの情報を複数のアプリで比較することもできます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

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カテゴリー: トレンド

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