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2016.03.03

小学館「マンガワン」が集英社「少年ジャンプ+」にMAUで勝てるワケ

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小学館「マンガワン」が集英社「少年ジャンプ+」にMAUで勝てるワケ

スマホアプリのジャンルとして高い人気があるのが「コミック」です。スマホで漫画が読めるもののことですね。 今でこそ電車内での光景は、乗客が一斉にスマホの画面を覗き込んでいるというのが一般的ですが、ケータイ普及前は漫画誌を熱心にめくるというのが王道の一つでした。液晶越しでも漫画を楽しみたい、というニーズには不変のものがあるわけですね。

「マンガワン」VS「少年ジャンプ+」、出版社系無料コミックアプリツートップの争い

さて、既存の大手出版社が用意している無料コミックアプリのなかで現在一番人気なのが、小学館の「マンガワン」です。リリース当初の2014年12月頃は「MangaONE」と表記していましたが、現在はシンプルに「マンガワン」。アイコン画像も、マスコットキャラのケルベロスが「わん」と吠えているだけのカワイイものに変わっています。
実はこの「マンガワン」が、2016年1月度のMAUで、出版社系無料コミックアプリの大手「少年ジャンプ+」(集英社)を初めて抜いたのです(「App Ape Analytics」調べ)。以下のそのグラフを示し本稿ではその背景を推察してみます。

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  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

順調な成長をキープする「マンガワン」

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

「マンガワン」のMAU月次遷移は、ご覧のとおりとても順調な上昇グラフとなっています。2015年10月〜11月にかけてと、12月から2016年1月にかけてが比較的伸びが目立ちますね。
一つ可能性として考えられるのは、2015年12月に、国産ニュースアプリの雄・SmartNewsに「マンガワン」チャンネルが新設されたことで、「マンガワン」の知名度が上がったこと。SmartNewsにはもともと「マンガ」チャンネルがあったのに、それと別に「マンガワン」チャンネルをわざわざ設置したというあたり、力の入れようが垣間みえます。 ※SmartNews、小学館の人気コミックアプリ「マンガワン」チャンネルをオープン

「マンガワン」は先月2月から今月3月にかけてTV CMオンエア攻勢もかけており、さらなる伸びが期待できます。そのCMと連動した、名作漫画の期間限定全巻公開キャンペーンも行っており、このラインナップがまた強力。高橋留美子「らんま1/2」全38巻と、渡瀬悠宇「ふしぎ遊戯」(4月には元モー娘。田中れいな主演でミュージカル化)全18巻は公開を終えましたが、西森博之「今日から俺は!!」全38巻はまだ読めます。3/13いっぱいまで。筆者もつい手が出てしまいそうです。

「マンガワン」に較べてやや元気のない「少年ジャンプ+」

「マンガワン」が「少年ジャンプ+」を追い抜いたのは、「マンガワン」の好調だけが原因ではありません。「マンガワン」が伸びるのと同時に、「少年ジャンプ+」のやや減速が見られるのです。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

2015年9月をピークに、MAUが落ちていっています。最新のアプリ所持ユーザ数では「少年ジャンプ+」が「マンガワン」の1.3倍弱多いのですが、MAUでは逆転されて、「マンガワン」が1.2倍弱あるのです。(※具体的な数値はApp Ape Analyticsまでお問い合わせください)
つまり、インストールされっ放しの傾向があるということ。また、9月以降落ち続けているということは、《そのような評価》で落ち着き始めてしまっている可能性があります。 一般にコンテンツサービスは、キラーコンテンツの有無が勝敗を決めるといわれますが、天下の週刊少年ジャンプの名をもつアプリが、コンテンツの魅力で劣るとはなかなか思えません。やはりここは大胆なキャンペーンを打ち続けることが必要なのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「マンガワン」と「少年ジャンプ+」では 漫画を読むためのシステムが異なってくる ため一概には述べることはできませんが、 「マンガワン」がMAUで「少年ジャンプ+」を抜いたことは大きなインパクトであると言えるでしょう。

今回データを用いた、App Ape Analyticsでは 各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!まずは下の動画をチェック!

今回の調査データについて

フラー株式会社が提供するApp Ape Analytics(アップエイプアナリティクス)では、アプリを所持するユーザ数、1日にアプリを起動したユーザー数、アプリを所持するユーザーの男女年代比などの情報を複数のアプリで比較することもできます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

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カテゴリー: トレンド

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