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2016.04.07

UNIQLOアプリ、リニューアルで絶好調。

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UNIQLOアプリ、リニューアルで絶好調。

人気ファッションアプリ「UNIQLOアプリ」が昨10月にリニューアルしていたのをご存知ですか?ユニクロといえばいわずとしれた、日本の誇るファストファッションの代表格。ファストといえど品質に妥協はなく、あの安さであのクオリティをキープするのはユニクロにしかできない芸当、などという話を聞いたりすることもあります。 倹約指向が完全に定着した現代日本人にとって欠かせない味方であることは間違いなく、それは「App Ape」調べの同時所持アプリデータを見ても感じ取れるものがあります。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • 同時所持:対象アプリと同時に所持されているアプリ

外食のデニーズ、家電のビックカメラ、コンビニのセブン-イレブン−−どれも各カテゴリの雄です。こうした、分野を代表する有名企業のアプリと並んで、衣料といえば!という感じでユニクロが選ばれているのでしょう。

リニューアル内容の概略

さて昨秋のアプリリニューアルですがネット動画だけでなくTV CMも打つ、という力の入ったものでした。キャッチコピーは「買いもの上手になろう。」。ちなみに出演している女性は人気モデル水原希子さんの妹、水原佑果さんです。
具体的なリニューアル項目はざっと3つ。

  • 気になったアイテムを「お気に入り」できる。UIはTwitterでお馴染みの赤いハート。お気に入りに入れておくと、そのアイテムを使ったおすすめコーデ提案が届く。
  • 買いたいアイテムの店頭在庫確認がアプリからできる。ネットショップ在庫も。
  • 店舗で買った購入履歴も、アプリに蓄積されていく。客がアプリでバーコードを表示して、それを店舗のレジに提示するという方式。

1番上はいわゆるクロスセリングで、伝統的なマーケティング手法ですが、2・3番目は近年小売業界で大きな潮流となっている「オムニチャネル」という手法ですね。購買者から見たときのオンラインチャネル(ECサイト)とオフラインチャネル(店舗)の垣根をなくし、機会ロス撲滅と売上アップを図る考え方といってよいかと思います。 なおユニクロの親会社であるファーストリテイリングは、昨9月、「ウェアレクス」という子会社を設立しています。これが、ファーストリテイリングとデジタル戦略推進で協業することになったアクセンチュアとの合弁会社に今後なるとのことで、「UNIQLOアプリ」やその裏にあるシステムの企画開発運用はこの会社がリードしていくのでしょう。

リニューアルの結果が面白いほど出てる!

さてそのリニューアルからようやく5ヶ月。結果はどうかといいますと…面白いほど出てるんです。
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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • 推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

MAUの遷移を見てみると、10月末にリニューアルして以来MAUの右肩上がりが続いていることが解ります。リニューアル以前の直近では最もMAUが高かった5月を、リニューアル翌月の11月が即抜いています。 所持ユーザ数も同様です。9月に底を打った後、10月からはずっと上昇傾向。インストールベースが拡大し、アクティブ率も上がった、ということになります。

何故MAU、所持ユーザ数は上がったか

上がった理由の一つとして考えられるのが以下です。

たくさんの新機能が追加され、今まで以上に便利になったようだ 特に買い物時にレジで… : 超便利!!ユニクロのアプリがリニューアルで新機能追加

店頭でアプリ起動へ誘導されるわけですね。未インストールユーザであってもメリット説明などをされるでしょうし、所持ユーザであればなおのこと、説明を聞いて起動しそうです。人海戦術ですがこれは効きそう。
そしてもう一つの理由は、アプリの新規DLごとに500-分のクーポンを全プレゼントするという、ごくごくシンプルな販促キャンペーンの存在です。

買いもの上手になろう。新ユニクロ・アプリ。 – UNIQLO ユニクロ

さらに、「SCAN DE CHANCE」という別キャンペーンも。こちらはゲーム形式になっています。

SCAN DE CHANCE – UNIQLO ユニクロ

簡単に説明しますと、店舗での購入時、アプリでバーコードを表示させ、それをレジでスキャンしてもらいます。すると翌日、通知が届くのでゲーム開始。スマホを振ると画面上のサイコロが転がり、すごろくを楽しめます。当たりのマスに止まれば次回お買い物で使えるクーポン券がもらえる、というもの。最高で1,000円引きの券が当たるという大盤振る舞いです。これらは十分な販促予算を割ける企業だからこその施策ですね。

おわりに

いかがだったでしょうか。アプリの機能大強化がこんなにストレートに結果につながるケースはなかなかないと思います。店員をアプリ起動誘引のトリガーにするというのは対面サービス事業者以外ではなかなか真似しがたいことですが、同業の方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

今回データを用いた、App Ape Analyticsでは 各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!まずは下の動画をチェック!

今回の調査データについて

フラー株式会社が提供するApp Ape Analytics(アップエイプアナリティクス)では、アプリを所持するユーザ数、1日にアプリを起動したユーザー数、アプリを所持するユーザーの男女年代比などの情報を複数のアプリで比較することもできます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

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カテゴリー: トレンド

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