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2016.07.06

AbemaTV 、リリースから3ヶ月でMAUでdTV越え

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AbemaTV 、リリースから3ヶ月でMAUでdTV越え

前回の記事で解説した、新鋭ネットテレビ局「AbemaTV」が、急成長を続けています。
前回はアプリの概要や速報データを元に分析しましたが、今回はその後のサービスの成長ぶりの要因と、「AbemaTV」が今後目指す展開についても調査していきます。

開局2ヶ月で400万ダウンロードを記録

「AbemaTV」のアプリ版が、本開局から約2ヶ月の6月15日時点で累計400万ダウンロードを突破したことが各メディアでも話題になりました。それ以前にも、4月の本開局から一週間で総視聴数が1,000万以上となるなど、数値面では上々な結果を残してきていました。ニュースやスポーツからバラエティに音楽まで、多彩なジャンルの番組を20チャンネル以上で配信し、しかも24時間無料で放送しています。やはりコンテンツの充実度と、無料で使えるサービスという点から支持を集めているようです。

MAUでは「dTV」を越える!

詳細なデータを用いて、「AbemaTV」の成長をさらに分析していきましょう。まずはMAU(Monthly Active Users)をチェックします。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

4月〜5月のMAUグラフによると、約1.4倍ほどの伸びを見せており、アプリ配信スタートからは右肩上がりで続いています。6月は更なる伸びが見えます。また、この数値は同じジャンルのアプリである「dTV」を超えた数値となりました。以下で比較のグラフをみていきましょう。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

赤色が「AbemaTV」の、緑色が「dTV」のMAUの遷移を表しています。「dTV」は大手のdocomoによる動画配信サービスで、映画やドラマ、音楽やバラエティ番組などを視聴できるサービスで、基本は月額料金制となっています。「AbemaTV」は、やはり基本無料サービスという強みもあってか、5月時点で「dTV」のMAUを超えており、今後の伸びしろにも目が離せません。

「AbemaTV」のユーザー層を再分析

次に、時間帯別アクティブ率と男女年代比を参照して、「AbemaTV」のユーザー層に迫っていきます。

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Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • 男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合
  • 時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。

グラフの割合は前回から大きな変化はなく、昼休み時と夜の時間帯の利用が多く、ユーザーの中心は40代男性となっています。放送するコンテンツ内容にも大きな変化はなかったようですが、今後の配信内容によって、ユーザー層がどう変化していくのかにも注目しておきたいところです。

テレビ朝日と本格タッグを組んだ番組づくり

「AbemaTV」はサイバーエージェントが運営するサービスですが、制作にはテレビ朝日が深く関わっており、テレビ朝日のコンテンツも放送されています。インターネットとテレビという、違う業界の企業同士がタッグをしっかりと組み、番組づくりが実践されているのです。

オリジナル番組の制作においてもテレビ朝日が関わっており、いわゆる“Web動画”とは異なる部分においては、テレビ局としての力が加わり、全く新しいコンテンツを生み出すことに成功しています。また、スマートフォンでの視聴を前提とした部分の課題においても、「スマホ視聴で見やすように出演者を減らす」「セットは簡易的なもの」などといった配慮がされており、通常のテレビ番組ともまた違った工夫がされているところに特徴があります。

現時点で「AbemaTV」は新鋭サービスとしての注目が集まっていますが、これから“テレビ局”という一般の人々にとって馴染みの深いコンテンツとして定着していけば、生活に欠かせない“マスメディア”になります。収益は広告モデルをとっているため、そうした展望を実現することで利益の成長と、世の中への影響力も強めていくことができるはずです。

まとめ- サービスのさらなる充実が今後のカギか –

今後も確実に大きく成長するであろう「AbemaTV」ですが、その展望は私達が思っているよりもかなり壮大のようです。この先の未来では、地上波のテレビ局に取って代わる可能性すら秘めていて、世の中の常識を変えてしまう、そんなコンテンツになる予感がします。

現状では無料で24時間楽しめるという点が高い評価を得ているようですが、おそらくこれからはチャンネルの拡充や、様々なサービスが追加されていくであろうと予想されます。そこでどういったコンテンツで勝負していくかが、さらなる飛躍のカギとなることでしょう。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!


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今回の調査データについて

フラー株式会社が提供するApp Ape Analytics(アップエイプアナリティクス)では、アプリを所持するユーザ数、1日にアプリを起動したユーザー数、アプリを所持するユーザーの男女年代比などの情報を複数のアプリで比較することもできます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

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