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2017.08.07

メルカリ配信開始から4年、成長の原動力はメディア露出と利便性向上

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メルカリ配信開始から4年、成長の原動力はメディア露出と利便性向上

株式会社メルカリが提供するフリマアプリ「メルカリ」の配信開始から7月で4年を迎えました。Google PlayのショッピングカテゴリのMAUランキングで3位(2017年7月)、日米合計7500万ダウンロード(メルカリ調べ)と、勢いが止まらないアプリは、この4年間でどのような成長を遂げてきたのでしょうか。App Apeを使って読み解きます。

MAUは前年同期比26.8%増、今も成長し続ける

2013年7月に日本で配信を開始したメルカリは、14年9月にアメリカでサービスを開始。17年3月にはイギリスにも拠点を設け、世界へと拡大を図っています。創業から現在まで累計で約126億円を調達。ITメディアの報道によると、4期目の16年6月期は売上高122億5600万円、営業利益32億8600万円と黒字化を達成しました。

最新の6月の月間利用者数(MAU)を見ると、数百万と前年同月比で26.8%増と今もなお伸び続けています。

Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

では、メルカリの利用者は何をきっかけに増えてきたのでしょうか。MAUが急増したポイントを中心に深掘りします。

メディア露出を有効活用、大型アップデートも

メルカリの配信開始から4年間のMAUの推移は以下の通りです。

Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

メルカリは14年3月、グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)、GMOベンチャーパートナーズなどから14億5000万円を調達し、アメリカへ展開することを発表。直後から多くのメディアが取り上げました。

メディア露出と同時に、4月14日にはカテゴリから検索する機能を追加する大型アップデートを実施。22日からは新生活応援キャンペーンも展開しました。

知名度アップと利便性向上が相乗効果を生み出し、MAUは14年4月からの1カ月間で2倍に増えました。日間利用者数(DAU)もアップデートとキャンペーンに反応して伸びているのが分かります。

Note

  • [データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
  • DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

14年10月には、新TVCMの放映とともに、総額1000万円分のポイントが当たるキャンペーンを実施。同時に、10月中旬にはアプリを洗練されたシンプルなデザインにするアップデートも行いました。CMとメディアへの露出でアプリの新規インストールを獲得するとともに、ユーザビリティーの向上も並行して実現し、MAUを増やしていきました。

15年3月14日の新TVCM開始日には、1日当たりダウンロード数で当時の過去最高を更新。。「らくらくメルカリ便」と「キャリア決済」の導入でMAUも伸びました。

15年11、12月にも新TVCMを投入するとともに、2000万ダウンロード突破を記念した出品キャンペーンを相次ぎ展開しました。

その後もメディア露出でダウンロード数で稼ぎ、同時に所持者の利便性を高めるアップデートやリテンション(既存顧客の維持)を促すキャンペーンを打ち出すサイクルを回し続けた結果、数百万規模のMAUにつながる成長を遂げました。

メディア施策+利便性向上が成長の鍵

TVCMなどメディアへの露出と、アプリの利便性などのユーザー体験の向上を同時並行で打ち出してきたメルカリ。新規ユーザーの獲得とリテンションを促す施策の好循環がMAUの増加につながり、アプリの収益化を果たすことができました。

メルカリは17年3月、海外2拠点目となるイギリスでのサービスを開始。今後、ヨーロッパ各国に拡大する構えです。国内での裾野の拡大とともに、海外でいかに展開していくのかが今後の焦点となりそうです。株式上場も視野に入ってきたメルカリは、国内の成功モデルを海外でも応用するのか、各国に合わせた形でマーケティングを展開するのか。今後の動向に要注目です。

今回の調査データについて

フラー株式会社が提供するApp Ape Analytics(アップエイプアナリティクス)では、アプリを所持するユーザ数、1日にアプリを起動したユーザー数、アプリを所持するユーザーの男女年代比などの情報を複数のアプリで比較することもできます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

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カテゴリー: トレンド

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