チケット購入もアプリの時代!チケットアプリの比較をしてみた。

ハッシュタグ
0 SHARES

ライブやコンサートのチケット入手方法は、今までなら電話やインターネットなどを利用する手段が一般的でした。しかし、近年ではスマートフォンアプリからチケットの予約や購入ができるようになっています。今回は、チケットアプリについて特徴をまとめ、比較調査した内容を紹介します。
今回対象としたアプリは以下の3アプリです。(※詳細は後述します。)

  • e+(イープラス)
  • Peatix
  • チケットキャンプ

まずはこの3アプリの所持ユーザーの推移を比較いたしましたのでご覧ください。

チケット
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

## チケット購入もアプリの時代、ユーザー増加傾向に。

上の図によると3アプリとも所持ユーザー数が増加傾向にあることがわかります。
後発であるチケットキャンプもテレビCMを2015年7月に初放映しており、その効果もあり大きくユーザー数を伸ばしています。
以下では各アプリについてより詳しくみていきましょう。

## e+ (イープラス)

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/eplus01.png)
*Google Playより引用*

音楽ライブや演劇からスポーツまで、幅広いジャンルの大手プレイガイドとして有名なのが「e+(イープラス)」です。アプリを使うことでスマートフォンから手軽にチケット購入や予約が可能になります。チケット情報の検索は、キーワード検索はもちろん、地域・ジャンル・開催日からも検索することができます。さらに通知機能を使えば、自分の好きなアーティストのチケット情報をいち早く知ることができたり、他にも気になる公演をクリップしてメモを書き込むことができたりと、便利な機能が盛り沢山のアプリです。

## 【男女年代比】20代の若者層が厚い

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/eplus02.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合*

では「e+(イープラス)」のユーザー層を調査してみましょう。男女年代比を見てみると、20代の男女が圧倒的に多いことが分かります。20代の人々は、ライブやフェス興行の観客として中心的な層であるため、一番多くなっているのなるほどといったところです。また、e+はプレイガイドとして老舗なので、多くのアーティストやプロダクションがチケットの販売所として利用している点も要因として考えられます。

## 欲しいチケットがある時に限って利用か

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/eplus03.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*月間利用率(MAU率):そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、1ヶ月に1回以上起動しているユーザーの割合*
*1日の利用率(DAU率):そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、1日に1回以上起動しているユーザーの割合*

上の図は、「e+(イープラス)」の月間利用率(MAU率)、一日あたりの利用率(DAU率)をそれぞれ表したものです。、月間利用率が約55%に対して一日あたりの利用率は約7%程にとどまっています。ユーザー数は多くても、毎日ライブ情報をチェックするタイプの人はある程度限られているので、欲しいチケットがある時にだけ利用する人が多いことが予測されます。そのため、こうした結果になっているのでしょう。

## チケット販売開始時間にアクティブがピークに

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/eplus-timeactive.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。*

では、どんな時間帯にアプリが多く利用されているのか、上の時間帯別アクティブ率の図を見ながら解説していきます。週の平均(青線)と日曜日(グレー線)でバラつきがあるようですが、まずは週平均。午前中の10〜11時辺りがピークになっていますが、これは様々なチケットの発売開始時間が10時前後であるケースが多いためと考えられます。日曜日は午前11時頃がピークになっていることが分かります。チケットの販売開始時間は公演によって異なるため、そうした時間帯に合わせて利用が集中している印象があります。

## 異なるチケットアプリを併用するユーザーも

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/eplus04.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*同時所持:対象アプリと同時に所持されているアプリ*

「e+」を利用しているユーザーは、他にどんなアプリを使っているのか上の図を参考に調査してみましょう。同時所持率1位は「アニメイトアプリ」。やはりエンタメ好きな層に共通するジャンルのアプリであるからと予測されます。2位にはチケットアプリである「チケットキャンプ」、そして3位にもチケットアプリの「Peatix」があり、それぞれのアプリを別々に使いこなしている人が多いように感じられます。

## Peatix (ピーティックス)

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/peatix01.png)
*Google Playより引用*

「Peatix」は、e+と同じく様々なイベントのチケットをオンラインで購入できるアプリです。大きな特徴としては、セミナー、ワークショップ、同窓会など小規模だったりプライベートなイベントのチケットの取扱いが多い点です。またアプリが電子チケットとなるので、受付などを簡単に行うことができます。比較的安価な費用でチケット販売が可能なので、イベント開催者側にとっても使いやすいサービスになっています。個人でも簡単に始められるので、もしあなた自身がちょっとした催し物を開きたいと思った時には、とても役立つことでしょう。

## 【男女年代比】20代男性がずば抜けて多く利用

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/peatix02.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合*

まずは男女年代比のグラフを見てみましょう。20代男性が約39%と群を抜いて多く、次いで30代男性が約18%となっています。女性は20代・30代がそれぞれ11%ほどとなっており、他年代は少数に収まっています。Peatixはe+などよりも比較的新しいサービスなので、新しいもの好きな男性層に受けが良いのかもしれません。また、チケット販売(イベント開催)の手順がとても簡単なので、開催者側の人にも人気が高いようです。

## サービスの特徴をどう活かしていけるかが課題

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/peatix03.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*月間利用率(MAU率):そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、1ヶ月に1回以上起動しているユーザーの割合*
*1日の利用率(DAU率):そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、1日に1回以上起動しているユーザーの割合*

次に、Peatixの月間利用率と1日の利用率をそれぞれチェックしていきます。結果は、月間利用率が約40%、1日の利用率が約3.5%という結果に。新進サービスであることと、大規模イベントのチケット販売等がe+に比べてまだ少ないことなどから、発展途上にあるサービスと言えるかもしれません。個人での利用が手軽に可能なので、その特徴を今後どう活かして大きくしていけるかが楽しみなポイントです。

## 【同時所持アプリ】婚活アプリと併用!?意外な結果に。

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/peatix04.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*同時所持:対象アプリと同時に所持されているアプリ*

Peatixの同時所持アプリを見てみましょう。1位には「pairs」という恋愛・婚活アプリがあります。Peatixでは婚活パーティーなどのイベントも開催できるので、そうしたプライベートな利用をしている可能性があります。e+アプリは4位に入っており、人気アーティストの公演チケットはe+で、それ以外はPeatixで、という使い方が想像できます。

## チケットキャンプ

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/camp01.png)
*Google Playより引用*

「チケットキャンプ」は、e+やPeatixとは少し異なる”チケット売買サービス”です。人気アーティストのライブチケットなどを、フリーマーケットのように中古で売買することができるので、他のプレイガイドでは売り切れてしまった入手困難なチケットを手に入れることが可能です。もちろん、自分が行けなくなってしまった公演のチケットを売りに出すこともできます。さらに、場合によって定価以下で安く売られているチケットもあるので、お得にチケット購入ができるところも嬉しいポイントです。

## 【男女別年代比】利用ユーザーはほぼ女性のみ

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/camp04.png)
*男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合*

男女年代比を見ると、圧倒的に女性の利用が多いことが見て取れます。女性層では20代が32.68%と一番多く、次いで30代が20.34%、40代が19.69%となっています。ジャニーズやEXILEなど、女性に人気のアイドルグループやアーティストで、なおかつ入手困難なプレミアチケットが多く取り扱われているため、こうした結果になっているようです。

## 月間利用率と1日あたりの利用率はトップ!

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/camp03.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*月間利用率(MAU率):そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、1ヶ月に1回以上起動しているユーザーの割合*
*1日の利用率(DAU率):そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、1日に1回以上起動しているユーザーの割合*

「チケットキャンプ」の月間利用率と1日の利用率を見ていきます。月間利用率は約68%、1日の利用率は約18%となっています。月間利用率と1日の利用率は、今回の3アプリの中で一番多くなっていますが、やはり入手困難なチケットを買うために、連日アプリを起動して情報をチェックしているユーザーが多いからと予想できます。

## ピーク時間帯はばらばら

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/camp02.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。*

時間帯別のアクティブ率のピークは週平均・日曜日共通して朝7時前後、夕方17時前後となっていますが、チケットの販売時間は物によって異なるため、ピークにバラつきがあるようです。日中から夜までずっと使い続けられている印象なので、女性ユーザーがチケット入手のために日中起動し続けている可能性があります。

## e+(イープラス)も駆使してチケット争奪

![チケット](../wp-content/uploads/2015-11/ticket-app-comparison/camp05.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*同時所持:対象アプリと同時に所持されているアプリ*

同時所持アプリの1位にはe+。やはり他のアプリも利用して、人気アーティストのチケットをなんとしても購入しようとする女性層が多いように思われます。他は、女性向けのアプリがいくつかありますが、チケット関連アプリではないようです。

<

div class=”section” id=”id15″>

まとめ

e+はオフィシャルチケットの購入に、Peatixは小規模イベントに、チケットキャンプはレアチケット探しにと、今回調査した3つのチケットアプリにはそれぞれ異なった特徴があるので、併用してみるのがおすすめです。2015年には、チケットキャンプが小島瑠璃子を起用したテレビCMを放送したり、DMMによる電子チケットアプリ 「DMM.E」 がサービスを開始したりと、盛り上がりを見せているチケットアプリ業界。どのように特徴を際立たせていけるかが、アプリが生き残っていける焦点になるでしょう。