来るか「動画SNS」の時代。MixChannelとVineを分析。

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TwitterやFacebookなどの海外発SNSは、日本国民である私達にとってもすっかり浸透してきています。その中でも多くの中高生に話題になっているSNSが”動画SNS”です。その人気ぶりに様々な企業が目を付けだしている昨今、主要な2アプリをピックアップして、その魅力やユーザー層などをApp Ape的視点から分析してお届けします。

## 女子中高生御用達の動画SNS「MixChannel」

動画

10秒までの動画を撮影して簡単に投稿できるSNSが「MixChannel」(ミックスチャンネル)です。様々な動画が投稿されていますが、中でも人気が高いものは”カップル動画”と言われるもの。女子高生が彼氏といちゃつく様子などを動画に撮影して投稿するという、大人にとってはちょっと疑問が浮かぶような内容ですが、MixChannelユーザーである中高生の間では絶大な人気を誇っています。

## ユーザーの約7割が10代

では、先ほど少し触れましたが「MixChannel」は一体どんなユーザーに利用されているのか詳しく分析していきましょう。

![Vine、Mixchannel比較](../wp-content/uploads/2015-12/vine-mixchannel-comp/mc-demo.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合*

一つ目のグラフの青い部分が男性、赤い部分が女性を表しています。一見して分かるとおり10代のユーザーが圧倒的に多く、全体の約7割をも占めています。さらに10代女性の割合が51.84%とかなり多いため、このことから女子中高生のユーザーがほとんどであることが分かります。

## タレント的存在も輩出する6秒動画「Vine」

動画

先述の「MixChannel」に対して、撮影可能時間がたった6秒に限定されたアプリが「Vine」です。かなり短い時間ですが、限られた時間の中で表現されたユニークな動画を楽しむことができます。「Vine」は米国発のアプリなので、日本だけでなく世界中のユーザーの動画を見ることが可能です。さらに、発信力のある”Viner”(バイナー)と呼ばれるユーザーも存在し、彼らはタレントのように人気があります。

## 大人も利用する幅広いユーザー層

先の「MixChannel」は女子中高生のユーザーが中心となっていましたが、「Vine」はどんなユーザー層を抱えているのか、分析していきましょう。

![Vine、Mixchannel比較](../wp-content/uploads/2015-12/vine-mixchannel-comp/vine-demo.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合*

一つ目の男女年代比のグラフを見ると、20代、30代の層を中心に各年齢層にユーザーがばらけていることが分かります。アプリのデザインは特定の年齢層に偏ったりはしておらず、動画のカテゴリもお笑い系から音楽やアートなどまでMixChannelより豊富であることが要因として考えられます。

## MAUは「MixChannel」がリード

MixChannelとVineのユーザー層が明確になってきました。このことを踏まえて、次にアプリの所持ユーザー数とMAU(月間利用率)を比較してみて見ていきましょう。
※製品版では縦軸の数値が表示されます。

![Vine、Mixchannel比較](../wp-content/uploads/2015-12/vine-mixchannel-comp/user-comp.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)*

それぞれのアプリの所持ユーザー数を比較したもの(赤:Vine、緑:MixChannel)が上のグラフです。所持ユーザー数については2015年11月現在でVineが優位に立っています。MixChannelはゆったりと追い上げてきていましたが、7月~8月には数値がガクッと落ちています。これは、MixChannelユーザーの中心である中高生が夏休み期間であることから、利用が減少するのではないかと予測されます。

![Vine、Mixchannel比較](../wp-content/uploads/2015-12/vine-mixchannel-comp/mau-comp.png)
*[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]*
*MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数*

MAUのグラフを見ると、所持ユーザー数では優位であったVineよりもMixChannelの方が多くなっています。MixChannelの中心ユーザーである女子中高生は、ほぼ一日中触っていると言ってもいいほどスマートフォンに依存しているような傾向が強いため、Vineの中心ユーザーである社会人層よりも利用率が高くなっていると思われます。

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まとめ -長生きするサービス作りを-

Vineでは、”女子高生Viner”として人気の高い「大関れいか」(2015年現在は専門学生)など若いタレントのような存在もあり、10代ユーザーへのアプローチも盛んに見られました。しかし、その10代という層へうまくヒットさせたのがMixChannelでした。アプリ内では、あえてタレントのような存在を置かずに一般のユーザーがピックアップされることを優先。そして現実世界でも友達であるフォロワーとの繋がりよりも、アプリ内で新しいフォロワーと繋がっていくことを意識してサービス作りがされているところも特徴です。

こうした先進的なサービスは、移り変わりのサイクルが早いと言われますが、今後も長生きできるようなサービス作りが重要なキーポイントとなっていくでしょう。

今回データを用いた、App Ape Analyticsでは
各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。
Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!まずは下の動画をチェック!