クーポン戦術がカギだった?カラオケ・アミューズメント系スマホアプリを徹底比較

アミューズメント系アプリデータ比較
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カラオケ、スポーツ、ゲーム施設などアミューズメント店舗が規模を拡大している昨今、アプリを使って更なる盛り上がりを促進しようと様々な企業が施策を打ち出しています。その中でも勢いのある4アプリに注目して、ユーザー層や施策の特徴について迫ります。
今回取り上げるアプリは以下です。

  • 「レストランカラオケ・シダックス」
  • 「カラオケ ジャンカラ(ジャンボカラオケ広場)」
  • 「ビッグエコー」
  • 「Round1 お得なクーポン毎週配信!」

女性に人気の大手カラオケレストラン「シダックス」

カラオケシダックスアプリの概要
Google Playより引用

多彩なフードを取り揃えたレストランカラオケとして有名な「シダックス」のアプリ。入店の際に会員証として使える”QR会員証”をはじめ、お店情報とクーポンの検索など利用者にとって便利な機能が搭載されています。それではユーザー層とMAUの推移について見ていきましょう。

カラオケシダックスアプリの男女年代比率
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

男女年代比を見ると20代と30代の女性が特に多く、全体で見ても女性の割合が70.2%となっています。アプリが会員証代わりになる”QR会員証”など、カラオケ好きな女性に嬉しい機能が功を奏しているようです。

カラオケシダックスアプリの月間利用者数推移
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

次にMAU推移 をチェックしましょう。2015年初頭から下降気味で、7月〜8月頃には盛り返したものの12月にはおよそ半減してしまっています。割引クーポンが時間限定かつ枚数限定なため、全てのユーザーが使えるわけではないので、取り逃してしまうユーザーが徐々に離れていっているのではと考えられます。こうした点はこれからの課題でしょう。

他カラオケ店のアプリを同時所持するユーザーも

カラオケシダックスアプリと同時に所持されているアプリ
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
同時所持:対象アプリと同時に所持されているアプリ

「シダックス」の同時所持アプリを見てみると、「カラオケBanBan公式アプリ」や「ビックエコー」など、他のカラオケ店のアプリが多くなっています。「シダックス」のユーザーは他店も併用している場合が比較的多いようです。

関西で絶好調な「カラオケ ジャンカラ」

カラオケジャンカラアプリの概要
Google Playより引用

関西地区などで人気のあるカラオケ店「カラオケ ジャンカラ(ジャンボカラオケ広場)」の公式アプリ。会員証機能や店舗検索、クーポンなどアミューズメント系アプリとしての基本的な機能はしっかり完備しています。それに加えて利用ポイント機能や抽選のプレゼントキャンペーン、関連する飲食店で使える割引クーポンなど、実店舗へ行くこと以外にも楽しみを付加させている点が特徴的です。

カラオケジャンカラアプリの男女年代比率
カラオケジャンカラアプリの月間利用者数推移
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

男女年代比では特に20代男女に人気が高く、全体の男女比率はほぼ半々となっています。やはりクーポンやキャンペーンに関心が高い若者に刺さってるようです。MAUは2015年1月から順調に右肩上がりで、同年12月にはほぼ2倍にまで増えており、アプリの状況は絶好調といえます。

アプリでは新参の老舗カラオケ「ビッグエコー」

ビッグエコーアプリの概要
Google Playより引用

カラオケとしては老舗の域に入る「ビッグエコー」。近年では様々なテーマを元に作られたコンセプトルームや子供向けのキッズスペース、臨場感のあるデュアルプロジェクター対応ルームなど実店舗内で様々な新しい施策を講じています。アプリでは、曲予約ができる「デンモクmini」アプリとの連携ができたり、クーポンに加えてスタンプ機能なども搭載しています。

ビッグエコーアプリの男女年代比率
ビッグエコーアプリの月間利用者数推移
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

「ビッグエコー」の男女年代を見ると、20代女性と30代男性の層が突出しています。特徴的なの点としては男性の20代と50代が0%という結果になっており、年齢層にはかなり偏りがあるようです。MAU推移は、2015年7月にリリースされて以降順調に数値が上昇中。全体のユーザー数はまだ少ないものの、今後の伸びしろを感じさせてくれます。

多種多様なスポーツやゲームで遊べる「Round1」

他アプリはカラオケが主軸の店舗のものでしたが、「Round1」はボウリングが主軸になっており、他にゲームセンターやスポーツが楽しめるスポッチャ、ビリヤードやダーツなど店舗ごとにあらゆるアミューズメントを網羅しているのが特徴。アプリでは定期的に配信されるクーポンや、ボウリングのレーン予約機能などを利用することができます。また、アプリ内で遊べる特別なゲームも配信されています。

Round1アプリの男女年代比率
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

まずは、男女年代比をチェックしてみましょう。全体では男性の割合が若干多くなっていますが、これはボウリングやスポーツなどアクティブな施設が多いためと予測できます。他アプリとの違いとしては10代のユーザーが多い点。ゲームセンターなどを擁する店舗も多いため、学生が遊ぶ場所として好まれているようです。

Round1アプリの月間利用者数推移
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

MAU推移では、2015年6月以降からグンと数値が上昇。アプリがリニューアルして以降はかなりユーザー受けが良いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アプリから実店舗への誘導(いわゆるO2O)が主旨とされるアミューズメント系アプリですが、「Round1」に見られるアプリ内ゲームや、「カラオケ ジャンカラ」の関連飲食店で使えるクーポンなど、自社店舗を飛び出したところでのキャンペーンが競合との差別化につながっています。このように既存の枠に収まらないアイデアが、アミューズメント系アプリの勝負のポイントとなるでしょう。

今回データを用いた、「App Ape」では各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

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