「at home」「HOME’S」「SUUMO」アプリの利用データを比較してみたら「SUUMO」の独自性が際立っていた!

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毎年1〜2月というのは引っ越しシーズンです。進学や就職を体験した人ならお分かりでしょう。 特に新居探しは、家賃という定期大出費が関係してくるだけに慎重に行わざるを得ませんし、また、通勤通学先への交通の便や、町の安全、生活インフラの充実度など、考慮しなければならない点がたくさんあります。物件には好みや一目惚れという要素もありますし、なんといっても、それら賃貸物件を、皆で早い者勝ちで奪い合っているという…!

2016年も、そんな1〜2月という賃貸物件探し最繁忙期が過ぎました。早速、物件探しアプリの実利用データを診てみましょう。今回の対象アプリは

  • at home
  • HOME’S
  • 「ビッグエコー」
  • SUUMO

MAU年間推移における「SUUMO」の特異性

mau
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

3アプリとも、年始1月にMAUがグッと上がり、年間ピークとなり、そして2月はそこから少し落ちる。という傾向は変わりません。

「SUUMO」は通年にニーズが

しかし「SUUMO」は他2アプリと較べて閑散期と繁忙期の差が比較的少ないようです。この理由として一つ考えられることとしては、「SUUMO」アプリにだけある、リフォーム会社やハウスメーカー・工務店を検索することができる独自機能の存在が挙げられるかもしれません。リフォームや注文住宅は年度末に限らず、通年でニーズがありますからね。

suumo
Google Playより引用

「SUUMO」以外の2アプリは、1月の前に、11月にも伸びが見られます。この時期に物件探しアプリを起動して、早めに行動をとっている人なのでしょう。
一次ピーク=11月、最大ピーク=1月とともに、MAUが年間最閑散期が5月、というのも、「at home」「HOME’S」には共通して見られる傾向です。「SUUMO」にはそれは当てはまらないのですが、この理由として今のところ考えられる仮説としては、やはり上述の「リフォーム・注文住宅検索の通年ニーズ」ということではないでしょうか。

3アプリとも広告宣伝には多額の投資をしているが、何を前面に出すかが異なる–それが男女比の差に表れる?

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男性(女性)比率: そのアプリの対象期間における所持ユーザーに占める男性(女性)の割合

3アプリとも男女比はほぼほぼ1:1。どれも僅差ですが、どちらかの性に偏っているアプリを強いて挙げると、「SUUMO」で、女性のほうがちょっと多い、となります。これはやはり、「スーモ」というキャラクターマーケティングが物をいっているのかもしれませんね。ちなみにPC向けサイトには「スーモの部屋」という専用コーナーがあり、4コママンガなどのコンテンツが盛り沢山です(マンガが200話以上も続いているとは知りませんでした)。

スーモの部屋|SUUMO(スーモ)

「at home」「HOME’S」「SUUMO」ともにTV CM展開は行っているのですが、前二者がそれぞれさまぁ〜ず、嵐の二宮和也さんという大物芸能人を起用しているのに較べ、「SUUMO」はキャラクター「スーモ」を前面に出しています。こういったところが影響しているのかもしれません。ちなみに「HOME’S」にも「ホームズくん」というキャラクターが実はいるのですが、二宮さんとの共演はしてません。

嵐のメンバーをCMに起用しているとなれば30代女性には刺さりそうなものだけれど…?

「HOME’S」だけトータルの男性比率が少し高いのですが、これは、30代女性比率が他2アプリに較べて低いのが効いていると思われます。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

二宮さんを起用していてこの結果となっているので、今後の伸びに期待したい所です。

おわりに

今回3社のサービスを見て改めて思ったのは、検索の高機能さやデータベースの充実度、読み物コンテンツやお楽しみコンテンツの豊富さ、広告宣伝の量など、不動産サービスの全方位的な充実ぶりです。競争が激しい業界ならではのフルスペック戦略ですね。 だからこそ、「HOME’S」がAndroid Wear対応を既に果たしていたり、先進性が見られました。といった姿勢があるように思いました。今回紹介した3アプリも日進月歩の進化を見せてくれそうです。

今回データを用いた、App Ape Analyticsでは 各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!まずは下の動画をチェック!