楽天スーパーSALEの効果でアクティブユーザ120%増

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最近のEC関連ニュースといえば、Amazon.co.jpの送料無料廃止ですね。これが他のEC大手にどのような影響を与えるのか、消費者としては戦々恐々で状況を見守っているというところでしょう。最大手の一角、「楽天市場」も影響を免れないはずです。追従するのか、逆張り戦略を採ってくるのか、乗り換えプロモーションを仕掛けてくるのか、それとも–。

「楽天スーパーSALE」とは

そんな楽天市場ですが、ヘビーユーザが楽しみにしているのが「楽天スーパーSALE」の存在。楽天の総力を挙げた不定期セールで、ポイント10倍、タイムセール、半額、くじなど、様々なお得アイテムがラインナップされています。
市場に参画している各ショップもこのセールには注力していますが(下記ハッシュタグ参照)、
#スーパーSALEおつかれさま – Twitter検索

それ以外にも、楽天の他サービスもこぞってアピールしています。楽天証券の10万円キャッシュバックや、楽天オークションの1円スタート、楽天トラベルの2000ポイントプレゼント、楽天ブックスのポイント7倍、楽天デリバリーの出前半額、楽天ブロードバンドの永久半額、楽天占いの75%オフ、Infoseekの5万ポイント山分け、スタイライフのビームス新作プレゼント…等、ここに挙げたのはごく一部ですが、それでもとってもバラエティ豊かです!

「楽天スーパーSALE」開催がアプリに与える影響

「楽天スーパーSALE」、直近の開催は2016/3/26 19:00〜3/31 2:00でした。この期間に「楽天市場」アプリの利用は目に見えて伸びました。3/26〜31の6日間の平均DAUが、前月2月一ヶ月間の平均DAUの約127%になっているのです。販促費をかけた分のレスポンスがダイレクトに表れていますね。

ちなみに、セール期間中のアプリDAUでは、3/27が突出しています。この日はセール二日目なのですが、セールは3/26 19:00からのスタートなので、実質上の初日だからですね。初日にDAUがピークに達して、その後、第二の山がこないというのは、セールが4日と7時間という短期決戦であること、および、ユーザがセール開幕を手ぐすね引いて待ち構えているというのが理由として挙げられるのではないでしょうか。

dau
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

楽天市場ユーザがいかに「楽天スーパーSALE」を楽しみにしているか

前段で「ユーザがセール開幕を手ぐすね引いて待ち構えている」などと表現しましたが、これが、あながち大袈裟でもないように思うのです。下図をご覧ください。

hau
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
HAU(Hourly Active User):そのアプリの対象期間における、時間帯ごとのアクティブユーザー数であり、その時間に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

これは3/26、セール初日のHAU(Hourly Active Users)です。セールの開始時刻が19:00、と理解したうえで見ると、顕著な結果が出ています。ピークは20時台ですが、18時台から19時台のハネ上がりがすごい。概ね2倍となっています。
ピークも、セール開始から1時間経っただけの20時台という早い時間にきています。これは、19時台にたまたま手が放せなかったから等、理由はユーザ個々にいろいろあると思われますが、ここは敢えて「メルマガやアプリやSNSなどでのリマインドで、HAUをこれぐらい(19時台から20時台でざっくり1.2〜1.3倍)は伸ばせるものであるという証拠」と前向きに捉えると、貴社のマーケティング目標値設定の参考になるのではないでしょうか。

「楽天市場」アプリの男女年代比と同時所持アプリを見てみる

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

20代以外すべての年代で、女性のほうが多いという結果になっています。とはいっても20代の男女比もほとんど誤差のようなもので、基本的に、女性によく使われているアプリといっていいでしょう。やはり、楽天スーパーポイントを核とする《お得感》には女性のほうが敏感なのでしょうか。《お得感》によるユーザ囲い込み度合いは「同時所持アプリ」にも表れています。なんとトップ6がすべて楽天製です。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
同時所持:対象アプリと同時に所持されているアプリ

楽天グループのユーザ囲い込み戦略については下記記事にて解説しました。ぜひお読みください。

電子マネーアプリの利用者数ランキング-楽天Edy、モバイルSuica、nanaco、iD、WAON- – App Ape Lab

おわりに

いかがでしたでしょうか。楽天の中核である「楽天市場」アプリについて、「楽天スーパーSALE」というイベント視点から切り取ってみました。次回セール開催時にも注目していきたいと思います。

今回データを用いた、App Ape Analyticsでは 各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!まずは下の動画をチェック!