【Yahoo!特集】Yahoo! JAPAN関連3アプリが伸びているそれぞれの理由

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ヤフー社が2012年に「スマホファースト」という戦略を提示してから早4年。今「Yahoo Japan Corp.」が提供しているAndroidアプリは、現時点で65を数えます。これは、グローバル企業である「Google Inc.」が100、「LINE Corporation」がゲームアプリ群を含めて60なのに較べてかなりの数といっていいでしょう。開発にリソースを注ぎ続けているのはまちがいなさそうです。

そして、その成果が実際に出ています。以下で、Yahoo! JAPANが提供している「Yahoo! JAPAN」アプリ、「Yahoo! ニュース」アプリ、「防災速報」アプリの3つについて、実利用の伸び具合をみていきましょう。

「Yahoo! JAPAN」アプリの概略

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Google Playより引用

「Yahoo! JAPAN」アプリは、アプリ名がサービスブランドそのものであることからも判るとおり、いわゆる総合アプリです。古い言葉を無理やりつかうと、「ポータル」アプリとなるでしょうか。メモリ最適化ツールなど、アプリならではの機能もありますが、概ね、モバイル版Yahoo! JAPANサイト(m.yahoo.co.jp)をアプリ化したものと捉えてよいでしょう。

「Yahoo! JAPAN」アプリ:オールインワンの安心感が成果につながっている

アプリ説明でも「オールインワン」の価値を訴求しており、これが効いているのか、単機能アプリ「Yahoo! ニュース」「防災速報」を所持ユーザ数・MAUともに大きく上回っています(実際の数値はApp Apeにお問い合わせください)。 やはり、これだけ入れておけばとりあえず十分、という安心感は強いわけですね。MAUは以下のように直近1年間でなだらかながら伸び続けています。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

ざっと、1年間で1.2〜1.3倍といったところ。これだけのネームバリューあるアプリで、飽和していないというのは純粋にすごいことです。

「Yahoo! ニュース」アプリ:概略

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Google Playより引用

Yahoo! ニュースといえば泣く子も黙る日本のネットニュース媒体の巨人。スマホアプリの存在感ではSmartNewsの後塵を拝していますが、アプリしかないSmartNewsに較べ、PCブラウザ向けページもスマホブラウザ向けページもあるYahoo! ニュースのほうが、トータルではおさえている「面」は大きいのではないでしょうか。

「Yahoo! ニュース」アプリはやはりプッシュ通知の威力が大きいか

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

「Yahoo! ニュース」のMAUの伸びはすごく、直近1年間で約3倍以上。特に落ち込みなどはなく、ずっと順調に伸び続けてきています。「Yahoo! ニュース」には、号外ニュースのプッシュ通知機能がある他に、災害情報も通知されるようになっており、これが有効に機能しているのかもしれません。

「防災速報」アプリ

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Google Playより引用

「防災速報」は基本的にプッシュ通知ありきのアプリです。通知してほしいエリアを市区町村単位で登録しておいて、あとは、普段から見るものではありません。ドキッとする警報音が聞こえたらアプリを開いて、何が起きているのかをチェックする–という使い方になります。 所持ユーザ数は以下のようにじわじわ伸びています。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

Yahoo! JAPANアプリには共通する男女年代比傾向がある??

面白いのは、これら3アプリどれにも共通するデータがあるということです。それは、男女年代比。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

どのアプリも、男性も女性も、10代から棒グラフが伸びていって、40代でピークを迎え、50代でガクンと落ちる、という傾向はほぼ同じなのです。 各アプリの性格(ポータル、ニュース、災害情報)というのももちろんあるでしょうが、Yahoo! JAPANという老若男女の安心ブランドならではの傾向という可能性も考えられそうに思われます。 特に今の40代は、Yahoo! JAPANがスタートした1996年をちょうど20代の間に迎えており、国内ナンバーワンWebメディアという印象が強いはずです。PC Web時代のブランド遺産がこのスマホアプリ時代にも活きているとしたら、これこそが他社が追いつきようがない強みということになりそうです。

おわりに

ヤフー社は、これまでの3年間を「スマートフォン経由の利用拡大、収益性の向上」。 これからの3年間を「アプリ利用の促進」と位置づけているそうです(最新の決算説明会資料より)。スマホベースのネット界でも覇権を目指すヤフー社の動向が、今後も楽しみです。

今回データを用いた、App Ape Analyticsでは 各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!まずは下の動画をチェック!