月間動画再生数が1億回を突破!動画サービス『C CHANNEL』のユーザーが増えた理由

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スマートフォンやSNSなどの登場でメディアのあり方がどんどん変化してきています。
「テレビの代わりに動画を見て最近のトレンドを知る」といったことも最近では珍しくなくなってきたようです。そこで無料動画アプリで人気の『C CHANNEL』にスポットをあててみました。

C CHANNEL(シーチャンネル)とは?

元LINEの社長だった森川亮氏が設立した動画サービスの『C CHANNEL』。
ファッションやヘアアレンジ、メイク、料理、旅行などの情報を動画で紹介する無料動画ファッションマガジンで、スマートフォンを使って撮影された約1分の動画が、WEBサイトや専用アプリで毎日約100本程度更新されています。女性を中心に支持を集めており、現在、動画の再生回数が月間1億再生を超えるまでに成長しました。

コンセプトは、「“女の子の知りたい”を動画で解決」

画像だけではわかりにくい、ヘアアレンジや、メイク方法、料理手順など、女性の知りたいコンテンツを中心に、「クリッパー」と呼ばれる有名雑誌のモデルや人気ブロガー、人気美容師などが、スマホの縦型自撮り動画で様々な情報を発信しています。
トレンドのヘアアレンジや、最新のメイク方法、インテリア系のDIYなど、カテゴリーは
様々で、音がなくても楽しめるように字幕付きになっており、スキマ時間にもサクサク見られるショートムービーのような作りになっています。

女性がターゲットとなっていますが、ここで実際のユーザー層を確認してみましょう。
次の図は、同アプリユーザーの男女年代比を表したものです。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

なんと見事に100%女性ユーザーが利用していることがわかります。
10代、20代、30代の女性で90%以上を占めていますが、やはり料理や旅行なども含めた、女性が知りたい情報をメインにしているだけあり、全ての年代の女性が利用しているようです。

時間帯別アクティブ率も見てみましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。

1週間の平均のグラフと土曜日のグラフを比較すると、土曜日のグラフは波が大きくぶれているのに対して、週間平均のグラフは緩やかな波になっています。要因の一つとして、平日の隙間時間に利用していることが挙げられるでしょう。

1コンテンツ、1メッセージ

これまで動画コンテンツといえば、Youtubeを中心とした「横型」で「5~10分程度の長めのもの」が主流でしたが、『C CHANNEL』ではスマートフォンの画面サイズに合わせた「縦長」で「約1分」という時間に収まる構成になっています。沢山の情報を一つの動画に詰め込むのではなく、短い時間内にピンポイントの情報を凝縮することでちょっとしたスキマ時間にも見ることが出来、その手軽さが受けているようです。

女性編集長の参入が急伸のカギか

C CHANNELは昨年8月に企業とのパートナーシップ提携を開始してメディア展開を広げているほか一般人も参加できる仕組みを導入し、10月からは海外展開を加速、12月には女性編集長のポジションを設け、オリジナルのHOW TO動画の配信を強化するなど様々な施策を設けた結果、これが再生数の増加につながったとのことです。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

MAU遷移を見てみると2016年1月頃から急激に伸びています。
要因の一つとして、12月に女性編集長の方が参入する前は男性ばかりで始めたという『C CHANNEL』でしたが、編集長が「男性から見た可愛い」と「女性からみた可愛い」の違いに切り込み、そこから女性の意見を集めて女性の感性で選び、それを男性スタッフも含めた周りが応援する形になり、大きく変わったそうです。
女性の感性はやはり女性が心得ていると言えますね。

まとめ〜情報を発信する側と受信する側の垣根がなくなる〜

これまでは殆どの人がテレビや雑誌などから流れてくる情報を受け取り、そのまま受け入れることが多い時代でしたが、今は自分で好きなものやトレンドなどの知りたい情報はネットやアプリで調べるという流れに変わってきているようです。特にデジタルネイティブと言われる比較的若い年齢層の方にその傾向が強く、今後もその流れが広がっていくと考えられます。情報を発信する側と受信する側の垣根が無くなりつつあり、グローバル化もどんどん進んでいる現代、沢山の可能性を秘めたこれからのメディアにも期待したいですね。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!