
今回はゲームアプリをプレイするユーザーが月平均何個のゲームアプリを利用しているかを性別・年代別に調査しました。「月に3日以上起動」しているゲームカテゴリのアプリを「利用ゲームアプリ」と定義し、各ユーザーが月に平均して何本のゲームアプリを利用しているかを比較します。それでは早速みていきましょう。
Note
- ※利用ゲームアプリが1つ以上あるユーザーを対象に平均値を算出。
ゲームユーザーはゲームアプリを月3.4本遊ぶ

まずは全年代及び性別の平均利用ゲームアプリ数を調査した所、月3.4本という結果となりました。続いて、男女年代ごとの平均利用数をみていきましょう。
男女ともに10代が最も利用するゲーム数が多い

女性ユーザー、男性ユーザーとも10代の平均利用ゲームアプリ数が他の年代と高くなっています。特に男性10代は平均5.2本と他の年代より大幅に高くなっています。
10代には学生が多く自由な時間や学校で友達と遊ぶ時間も多くなるので、利用ゲームアプリ数が多くなると考えられます。
女性ユーザーは年代間格差が少ない
女性ユーザーの平均利用ゲームアプリ数は男性ほど大きな差が見られませんでした。
「LINE:ディズニーツムツム」や「ねこあつめ」少しの空き時間でも利用出来るアプリに人気があるので年代別に大きな差が見られないのではないでしょうか。
どの世代にどのゲームが遊ばれているか
つづいて、具体的にどのようなゲームが遊ばれているかをみていきましょう。以下に性別ごとの利用ゲームアプリのTOP10を示します。(※各年代ごとのランキングにご興味のある方はお問い合わせください)

どの世代にも共通してモンスト、パズドラ、LINE:ディズニーツムツムは人気があり、モンスト、パズドラは男性、若い女性に特に人気で、LINE:ディズニーツムツムは全性年代に人気があります。これらのアプリは過去3年間のデータでも利用ゲームアプリの上位にランクインしています。
近年ではねこあつめといった癒し系のアプリの人気も高く利用ゲームアプリの上位にランクインしています。
10代男性にはマインクラフトが人気
年代別で特徴のあるアプリについては10代男性を中心にマインクラフトがあります。近年年齢層の若い男性に人気が出ているこのゲームは、大人数でプレイすることが可能であったり、プレイスタイルが自由でたくさんの時間をかけるユーザーが多いです。比較的単純なパズル系のゲームとは違いやり込み要素が多いのが、自由に使える時間多い学生を中心に人気が出たのではないでしょうか。過去3年間の10代男性の利用ゲームアプリのランキングは20位→6位→4位と人気が高くなってきています。
10代・20代女性を中心に人気の“乙女ゲー”
また、若い女性を中心に「刀剣乱舞」「夢王国と眠れる100人の王子様」といった『乙女ゲー』の人気も高い結果となりました。『乙女ゲー』は今後更なる伸びを見せるであろうジャンルで、以下特集記事も是非ご覧ください。
2016年は“乙女ゲーム”が来る?-あんスタ、夢100、イケ戦を比較-
まとめ〜いかに3.4の枠に入るかがカギ〜
いかがでしたでしょうか。ゲームユーザーは月に3.4本遊ぶということは、その少ない枠に入ることができるかが非常に重要といえるでしょう。どのようにキャンペーンやPR施策を展開していくか、まさにマーケターの腕の見せ所といえます。
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