Google Play Awardsにノミネートした日本製3アプリ「ポケとる」「スマニュー」「ねこあつめ」を分析

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日本時間の2016年5月20日、米国でのGoogle I/O(Google主催の開発者向けイベント)にて「Google Play Awards」が開催されました。今回は、同賞にノミネートされた日本製アプリ3本をピックアップしてその健闘ぶりを振り返ってみたいと思います。

「Google Play Awards」とは

今年初めて開催された「Google Play Awards」。App Storeでは同様の賞が以前から実施されていますが、Google Playでは頂点を決める形式の賞は今回が初。Google Playにおける10のカテゴリーの中からそれぞれ5つずつアプリがノミネートされ、先日のGoogle I/Oにて優勝者が発表されました。選考の条件としては、過去12ヶ月以内にローンチまたはアップデートされたアプリが対象となり、アプリのクオリティや革新性などを観点に評価されます。

日本からは3アプリがノミネート! 受賞アプリは…!?

今回の「Google Play Awards」では、日本から3つのアプリがノミネートされました。ノミネートされたのは、「ポケとる スマホ版」「スマートニュース」「ねこあつめ」。どれも日本において人気の高いアプリであり、高い期待が寄せられました。

そして先日のGoogle I/Oでは受賞アプリが発表され、「ポケとる スマホ版」が見事、“最優秀グローバルアプリ”を受賞しました。ここからは、惜しくも受賞とはならなかったものの健闘した他アプリも含めて、その詳細なデータを分析していきたいと思います。

ノミネート3アプリのユーザー層は?

世界的にも高い評価を得た「ポケとる スマホ版」、「スマートニュース」、「ねこあつめ」の3アプリ。それぞれのアプリは、どのようなユーザー層を持っているのか、ここで今一度詳しく分析していきます。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

図は男女年代比を表したものです。まずは「ポケとる スマホ版」。ポケモンを題材にしたパズルゲームで、収集や育成といった要素も楽しむことができます。20代の男女に人気が高く、次いで30代女性のユーザーも多く見られます。ポケモンといえば子供向けのイメージがありますが、スマートフォンで手軽にプレイできることから、子供時代にポケモンをプレイしていたユーザーが大人になってからも親しみ続けているような状況が伺えます。

次に「スマートニュース」。あらゆるニュースをまとめて読める便利なアプリとして各所で話題ですが、40代以上の男女ユーザーが多くなっています。主にビジネスマンなどの大人が多く利用しているのでしょう。

最後は「ねこあつめ」。可愛い猫キャラクターを集めるカジュアルゲームで、その世界観もあってから主に女性からの支持が厚いようです。20代〜40代の層が多く、50代の女性ユーザーも11%以上あるところは興味深い点です。

常にカテゴリーランキング上位

「Google Play Awards」にノミネートされた日本製の3アプリ、これらがどれだけ実力のあるアプリなのか、2016年5月のGoogle Playでのランキング遷移を見ながら分析してみましょう。

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Google Playより引用

各アプリとも、アプリ全体のランキング(青色)などでは大きく上下がありますが、カテゴリーごとのランキング(赤線)を見ると、常に上位をキープしています。このことから、各カテゴリーにおいてはかなり優秀な成績を収めていることが分かります。

やはり、「Google Play Awards」にノミネートとなると、このようにトップランクに食い込んでいく実力のあるアプリであることが必須条件として挙げられることは間違いないでしょう。

まとめ- カテゴリーで頂点を極めろ –

世界規模で表彰される「Google Play Awards」。日本から3アプリもノミネートされ、「ポケとる スマホ版」が受賞となったことはとても喜ばしく、日本のアプリ業界にも希望が見える結果となりました。ここまでのアプリを生み出すためには、まず個別カテゴリーにおいて頂点を目指すことが最重要課題となるでしょう。また、ノミネート条件にもあるように細やかアップデートも欠かさず行い、アプリの質を常に高めていくことが大切です。