丸亀製麺アプリ、たった1ヶ月でユーザーを10倍に増加させた神アップデートの内容とは

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美味しい釜揚げうどんが、手軽に安価で食べられることで人気のうどんチェーン店「丸亀製麺」。その丸亀製麺の公式アプリが、6月2日のアップデートによって爆発的に利用者を増加させました。一体どのようなアップデート内容で、どのくらいアプリが伸びたのか、App Ape Analyticsの速報データと共に解説していきます。

天ぷらやいなりが無料!? 神クーポンの配信

marukame
App Storeより引用

今回の丸亀製麺アプリのアップデートで、一番のポイントとなったのが「クーポン」でした。実際に店舗で使えるお得なクーポン機能は、飲食店のアプリでは当たり前のように実装されていますが、丸亀製麺のクーポンはそのお得っぷりが尋常ではないことが話題になりました。

6月2日時点で配信されていたクーポンは次の通り。

  • 大根おろし 60円→無料
  • いなり 100円→無料
  • かしわ天 130円→無料
  • 釜揚げうどん(並) 290円→140円

なんと3つのメニューが無料で食べることができてしまうクーポンが配信され、釜揚げうどん(並)は半額以下の値段で食べられてしまうという、実に太っ腹な内容。これだけでも十分にアプリをダウンロードする価値があると思いますが、さらに嬉しい機能も。

店舗で会計時にもらったレシートにはQRコードが印刷されており、これをアプリで読み取ると、次回使えるお得なクーポンがさらに手に入るという機能も実装。日頃から丸亀製麺に通っている人なら狂喜乱舞の機能で、あまり行かないという人でも持っていて損はないアプリになっています。

驚異的に伸びたユーザー数とMAU値

それでは、具体的に丸亀製麺アプリがどれだけの成長を遂げたのか、そのヒットぶりをデータを見ながら分析していきましょう。ここでは、所持ユーザー数とMAUのグラフを確認します。

users
mau
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

アップデート前の5月と比べると、6月は所持ユーザー数は約10倍、MAU(Monthly Active Users)にいたっては約32倍に増加! まさに驚異的な伸び率を記録しています。単純にアップデートしただけでここまで数値が跳ね上がるのは稀なことですが、大きな要因としてクーポン機能のお得ぶりがネットで話題になり、各メディアで取り上げられたことがありました。

DAUで詳細なバズ日を分析

ネットメディアで話題となったことで、大きく数値の伸ばした丸亀製麺アプリ。ここでは、その詳細な“バズ日”を分析していきます。

dau
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

アプリがアップデートされたのが6月2日ですが、その後の数日間は、特に大きな変化は見られませんでした。しかし、6月7日〜9日にかけて複数のネットメディアが、丸亀製麺アプリのクーポンについて取り上げたことが続いたため、一気にバズりました。ネットの記事はTwitterなどのSNSを通して拡散され、さらに盛り上がりを見せました。

ネットのバズによって、6月8日ごろから途端にDAUが上昇していることが分かります。その後は11日ごろから一旦下降しますが、それでも以前よりもはるかに多いDAUを保ったまま。月末ごろには数値がだいぶ落ち着いてきましたが、DAUの底上げにはかなり貢献できたと言えます。

このことから分析すると、ネットのバズ効果はおよそ2週間ぐらいが賞味期限なのでは、と見るのが良さそうです。また、バズによって集めたユーザーをしっかりとキープしておく施策も重要になってきます。

まとめ- 恐るべしネットメディアの力 –

丸亀製麺アプリのクーポン内容は、確かにパンチ力のあるものでした。しかし、DAUを見て分かった通り、単純にアップデートしただけでは特に変化はなく、ネットメディアに取り上げられたことによって大きな効果を生みました。

どんな優れた機能を持ったアプリでも、それを世間に知ってもらわないと意味がありません。今やネットメディアも飽和状態と言われて久しいですが、規模の大きいメディアのパワーは並大抵のものではありません。アプリの認知度を高めるためには、そうした宣伝戦略も視野に入れて行動していくことが必須と言えます。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!