MAUランキング3年分からみるアプリトレンドの変遷【 ショッピング・ツール・ニュース&雑誌・旅行&地域 編】

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スマホアプリ業界のトレンドの移り変わりを分析していく「カテゴリ別・アプリMAUランキング2014〜2016」。今回は、新たに以下のカテゴリを調査しました。

  • ショッピング
  • ツール
  • ニュース&雑誌
  • 旅行&地域

2014年〜2016年(毎年1月時点)のMAUランキングをもとに、各カテゴリごとにおける特徴的な変化を分析し、トレンドの傾向を探っていきます。アプリ担当者の方なら必見の内容!

超新星メルカリが伸びてきた「ショッピング」部門

ネットでショッピングするという行為は、当たり前になってきています。スマホからでも便利に買い物ができるショッピングアプリが続々と登場してきましたが、MAUランキングの変化はどのようになっているのか早速見ていきましょう。

shopping
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

主に電子マネー系アプリが並ぶカテゴリですが、2014年と2015年のトップはAmazonのショッピングアプリでした。

楽天市場のショッピングアプリも高い人気を維持してきましたが、2015年から彗星のごとく上位に食い込んで来たのがフリマアプリの「メルカリ」。


その手軽さと豊富な品揃えで、2016年には2位にまで上昇してきました。上位には他社のフリマアプリが全く影を見せていない中、メルカリの圧倒的な人気ぶりがうかがえます。

また、電子マネー系では「WAON」が2015年には上位の顔ぶれから消えてしまったのが気になるポイント。自身でマーケットを持っている「楽天Edy」や「nanaco」に押されてしまった結果だと推測できます。

安定したラインナップが続く「ツール」部門

Android界ではかなり重宝されるアプリが多い「ツール」のカテゴリですが、プリイントール系のものなどをはじめ、大きな変化はあまり見られない結果に。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

しかし、上位にはGoogle関連のアプリが並びますが、細かく見ていくとYahoo!の「バッテリー長持ち・節電 Yahoo!スマホ最適化ツール」が年々順位を上げてきています。

近年力を増しているYahoo!のブランド力が影響を強めてきているように感じられます。同様のセキュリティ系アプリ類として「ドコモ あんしんスキャン」が上位に君臨していますが、来年にはその座を奪われているかも…!?

セグメントを絞り込んでいく「ニュース&雑誌」部門

スマホアプリの中でも欠かせないものとして広まってきた「ニュース&雑誌」部門。この3年間でどのような変化があったのかチェックしましょう。

news
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

2014年には「Yahoo! JAPANウィジェット」や「dメニューウィジェット」などウィジェットアプリが複数ありましたが、2016年にはほぼ姿を見せなくなりました。

「スマートニュース」や「グノシー」などアプリを起動させてチェックするスタイルのアプリが台頭してきているためか、ウィジェットでのニュースを見るというスタイルから変わってきているようです。


また、それまで人気の高かった「NAVERまとめリーダー」も2016年にはランク圏外に。その代わりに「MERY」や「TRILL」といった女性向けのキュレーションアプリが登場。まとめ系アプリも、以前のオールジャンルなものから、よりユーザーの心を掴みやすいようにセグメントを絞り込んだものへとトレンドが移り変わってきているようです。

充実した機能が求められる「旅行&地域」部門

マップアプリなども含まれる「旅行&地域」は、どのような結果になっているのか見ていきます。

travel
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

トップには定番の「マップ」アプリが変わらずに鎮座しています。その下から徐々に順位を上げてきているのが「Yahoo!地図」。

ツール部門でもそのブランド力の強さを見せていましたが、旅行&地域のカテゴリにおいても、影響力を高めてきている様子。また、航空会社「ANA」のアプリも順位が上昇。

他には、旅行アプリとして鉄板とされる「じゃらん」に対して「楽天トラベル」がその差を縮めてきているのも興味深いところ。サービス自体の充実や、アプリの機能面での改善など様々なことを積み重ねてきた結果となっているのでしょう。

もう一つは、その影を潜めた「Googleストリートビュー」。ストリートビュー自体の普及もあって、物珍しさが減ったということもあり、アプリ自体の起動も少なくなっているようです。

まとめ- ブランド力をつける –

いかがでしたでしょうか。今回は、複数のカテゴリで健闘してきているYahoo!関連のアプリが目立ちました。複数のアプリを配信している場合は、ブランド力をつけることで各アプリがグンと伸びていく様子が見られました。

アプリ単体の改善も大事ですが、ブランド全体の力をつけていくことも重要であることが分かりました。


今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!