【TGS2016速報】「入門」の言葉に弱い20代男性。 アプリ名に「入門」を入れるとユーザー層の若年化に効果あり

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レジャー白書2015の調べによると2005年に約760万人だった麻雀人口は2014年には約870万人になり、中央競馬の約890万人に匹敵する人気を誇っています。

パチンコ人口が2005年の約1710万人から2014年には約1150万人まで減少していることを考えると、麻雀は根強い人気があることがわかります。

麻雀というと1970年〜80年頃に大流行し、40代以上に人気があるイメージがありますが、アプリやネットで麻雀ができるようになり、若い人、それも雀荘に入れない高校生以下の麻雀人口が増えていると考えられます。

東京ゲームショウ2016でマルチデバイスで世界中の人と一緒に遊ぶことができるRPG「エレメンタルナイツオンライン」を出展している株式会社ウインライトがサービスを提供しているオンライン対戦麻雀アプリ「麻雀 ジャンナビ」(雀ナビ麻雀オンライン)はパソコン、スマートフォンの両方に対応しており、スマートフォンを持っていない人が多い年配世代にも人気のゲームです。

また、パソコンとスマートフォンでデータを共有することができ、家のパソコンで遊んだ続きを通勤・通学中にプレーすることができます。

さらに大きな特徴として、総勢70名以上のプロ雀士との対戦が可能で対戦したプロ雀士からメッセージをもらうこともできるなど、麻雀ファンには堪らない内容になっています。

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「麻雀 ジャンナビ」の利用実績を東京ゲームショウ2016でFULLER社が出展しているスマートフォンアプリ利用動向調査分析サービス『App Ape Analytics』を使って調べてみました。

『App Ape Analytics』は約10万人以上のサンプルユーザーのアプリ利用実績を基に、アプリのユーザー属性(年代別、性別の情報)、アクティブユーザー数(起動したユーザー数)、所持数(端末にインストールされている数)、 そのアプリを所持しているユーザーが他に所持しているアプリ情報などを提供しており、市場のトレンド把握、アプリの企画・マーケティングや広告出稿の最適化などに活用することができます。

若者の麻雀人気は低い?

まず、「麻雀 ジャンナビ」の所持ユーザー数を見てみました。
「所持ユーザー数」とはアプリがインストールされている端末台数のことで、インストール後にアンインストールしてしまったユーザー数を除外することで「ダウンロード数」よりも現実的な利用実績を示す指標にすることができます。

「麻雀 ジャンナビ」の所持ユーザー数遷移

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

2016年8月時点で6万を超えるユーザーが所持しています。
また、2016年4月から5月の間に急激に所持ユーザーが増えていました。
株式会社ウインライト取締役の出羽直樹さんによると、手の動きなどアニメーションを改良した効果があったのではないかとのことでした。

次に「麻雀 ジャンナビ」の時間帯別アクティブ率を見てみました。
今回は2016年7月の水曜日(緑色)と土曜日(灰色)のデータを比較してみました。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。

水曜日は帰宅者が多い17時の時間帯には所持ユーザーの約40%が起動していることが分かりました。一方、土曜日のピークは23時で約30%のユーザーがアプリを起動しており、休日は深夜帯にも多くのユーザーがプレイしていることが分かります。

次に「麻雀 ジャンナビ」の男女年代比を見てみました。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

麻雀の一般的なイメージ通り、40代以上の男性の所持率が高い結果になりました。
やはり、麻雀は若者にはそれほど人気がないのでしょうか。

若い男性は「入門」という言葉に弱い?

「麻雀 ジャンナビ」と同じく株式会社ウインライトが提供する「わかる!麻雀入門」の利用実績から面白い傾向が見つかりました。

「わかる!麻雀入門」は入門編アプリでありながらも、先ほど紹介した「麻雀 ジャンナビ」とほぼ同じくらいの所持ユーザー数がいる人気のアプリです。

「わかる!麻雀入門」のユーザー男女年代比を見てました。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

20代男性が40%を超える所持率となっており、「麻雀 ジャンナビ」とは異なる傾向になりました。

将棋アプリでも入門アプリの利用実績を見てました。

今回は人気の将棋アプリ「将棋アプリ 将皇」とその入門編の「将棋アプリ 将皇(入門編)」で男女年代比を比較してみました。

「将棋アプリ 将皇」の男女年代比

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

「将棋アプリ 将皇(入門編)」の男女年代比

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

やはり20代男性は入門編アプリを好んで利用する傾向が見られました。

取締役が語る入門アプリを開発した狙い

株式会社ウインライト取締役である出羽直樹さんに入門アプリを開発した狙いを聞いて見ました。

「純粋に麻雀の楽しさをもっと知ってもらい、もっと多くの人に麻雀をやってもらいたいという思いから、ジャンナビを開発しました。しかし、麻雀に対して”おじさんがやるギャンブル”といったようなネガティブなイメージを持つ人が多いのも事実だと思います。そこで、もっと色々な世代に麻雀をやってもらいたいという思いから入門編アプリを開発しました。この入門編アプリをきっかけに、若い世代や女性で麻雀を始める人が増えていってほしいですし、麻雀のイメージが”家族で楽しめる娯楽”といったようなイメージに変わっていってほしいと考えています。」

実際に通常版アプリと入門編アプリでは年代の住み分けに成功しているため、狙い通りの結果だと言えます。

まとめ- アプリ名に「入門」を入れるとユーザー層の若年化に効果あり

年配に人気のあるジャンルでも「入門」や「初心者」という単語をアプリ名に入れることでユーザー層の若年化が狙える可能性があります。また、入門編と上級編でアプリを提供することで若年層のユーザーを上級編アプリへ流入させる効果も期待できそうです。

今回の調査に用いた「App Ape Analytics」 はアプリの男女別、年代別、時間代別の利用実績や同時に所有しているアプリをランキング形式で簡単に見ることができるサービスで、顧客数は6000を突破しています。自社や競合相手のアプリ利用実績調査、スマートフォン市場全体の分析、今後の予測を立てるマーケティング材料としてもお使い頂けます。
Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください。

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