メルカリ新サービス「メルカリアッテ」の真の狙いとは…?

ハッシュタグ
0 SHARES

メルカリは人気のフリマアプリですが、「メルカリ アッテ」というアプリをご存じでしょうか。

有名アプリの名前を冠していますが、「メルカリ アッテ」とはどのようなアプリなのか。そして、その事業戦略などについても分析していきたいと思います。

「メルカリ アッテ」について

app
App Storeより引用

「メルカリ アッテ」とは、フリマアプリであるメルカリの姉妹アプリとも言えるもの。提供は、メルカリ傘下の株式会社ソウゾウが行なっています。

サービスの内容は、基本的にはフリマアプリと同じように商品を取引するもの。ただ、中には無料でもらえるものがあったり、モノだけでなくサービスを販売・提供することも可能なのが大きな特徴です。

また、類似のサービスとしては「ジモティー」などがあります。

地域特化型、直接人と会う取引方法

「メルカリ アッテ」の使い方として例を挙げてみましょう。「引っ越しで不要になったテレビを誰かに引き取ってもらいたい」という時には、「無料であげます。その代わりに家まで取りに来て!」という条件で提供することができます。

他にも、「英会話を1時間2,000円で教えます」といったようにモノではなくサービスを売っているユーザーもいます。これは、取引するユーザー同士が“直接会う”ことを前提として考えられているサービスであるからなのです。

また、アプリではGPSを使って自分の居住区の周辺で取引できるものを検索することが可能です。つまり、ご近所さんとの取引に特化しているので、遠方まで出向く労力も必要なく、快適に利用できるのです。

最新DAUデータを分析

リリースされたばかりの「メルカリ アッテ」ですが、どのような状況になっているのか、DAUのデータをご覧いただきましょう。

dau
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

7月末ごろのリリース以降、グッと伸びを見せたあとは一旦落ち込みますが、8月に入ってから再び数値が上昇。まだ上下を繰り返しており安定期前である様子がうかがえます。

メルカリ本体との複合的戦略

独特なサービスとして注目が集まっている「メルカリ アッテ」ですが、ここからはどのような戦略を考えているのか、分析していきたいと思います。

まず、メルカリ本体との関係について。メルカリでは、個人情報をネット上に登録する必要があり、さらにクレジットカードの利用もあります。

個人情報に関しては、ネット上にそうした情報を登録しておきたくないという人も少なからずいるため、直接面会取引で完結できる「メルカリ アッテ」は重宝されるでしょう。

また、クレジットカードを持っていない層の人たちにしても、直接面会でやり取りができるので、取引参加へのハードルがグッと下がっています。

このように、従来のメルカリ本体だけでは補いきれなかった層のユーザーをピックアップできるサービスとして、うまく機能し始めているのでしょう。

まとめ- ジモティーを破る逸材となれるか –

「メルカリ アッテ」の最大のライバルとも言えるのが「ジモティー」でしょう。同じく地域に特化して直接取引ができるサービスですが、TVCMなどによって認知度をかなり広げています。

「ジモティー」は取引数もかなり多いのですが、対する「メルカリ アッテ」は有名アプリの冠を持ってどう差別化して戦っていくのか。今後の動きには要注目です。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!