楽天の「スーパーポイントスクリーン」、リリース1年でお小遣いアプリ首位に〜競合「ポイントタウン」「ハニースクリーン」を抜く

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スマートフォンでおこづかい稼ぎができる時代、今回ピックアップするのは、そんな“おこづかいアプリ”です。

なかでも、楽天によるおこづかいアプリ「スーパーポイントスクリーン」は要注目。さらに、GMOの「ポイントタウン」、Buzzvilの「ハニースクリーン」という人気おこづかいアプリも取り上げて、計3アプリのデータ比較を行なっていきたいと思います。

楽天が逆転トップに躍り出る

まずは、3アプリの人気度を調べてるために、それぞれのMAUを比較調査しました。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

2016年初頭まではずっと後塵を拝していた楽天の「スーパーポイントスクリーン」が、今年の2月〜3月、5月〜6月で一気にMAUを上昇させて、一躍トップの座を手に入れることとなりました。

同アプリでは、期間限定のキャンペーン(主に新規登録者にボーナスポイントを付与するもの)などを行なってきており、知名度の広がりも相まってか、そうしたいくつかの施策が実を結んだ結果と言えるでしょう。

おこづかいアプリは男性向け?

次に、3アプリのユーザー像について探っていくために、男女比を比較してみましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男性(女性)比率: そのアプリの対象期間における所持ユーザーに占める男性(女性)の割合

各アプリともに男性が50%台となっており、比較的男性ウケが良いように思われます。家族を持つ男性ならば、”おこづかい”というキーワードに対して敏感になるのも無理はないかもしれません。

また、スマートフォンで手軽にコツコツ稼ぐことができるので、サラリーマン男性でも使えるという利点も作用しているのでしょう。

また、これはアプリ名も関係しているようです。3アプリとも、Google Play上の登録アプリ名は、SEO(またASO)を意識してか、長めのものになっています。

それぞれの正式名称は「楽天の稼げる!お小遣いアプリ~スーパーポイントスクリーン~」、「ポイントタウンでおこづかいを貯めよう」、「待ち受けで稼げるお小遣いアプリ: ハニースクリーン」。

”お小遣い”、”稼げる”などのキーワードを盛り込むことで、そうした分野に興味のあるユーザーへのリーチをはかっているようです。

中小企業でも大いに勝ち目を狙えるジャンル!?

さきほどは、それぞれのMAUを調査しましたが、「スーパーポイントスクリーン」を割合で1.0とすると、「ポイントタウン」と「ハニースクリーン」が約0.75となっており、せめぎ合いの様相を見せていました。

「スーパーポイントスクリーン」は、大企業である楽天が運営しているということもあって、MAUの高さはある程度納得できるでしょう。また、「ポイントタウン」もIT大手のGMOが運営しています。

ここで注目すべきなのが「ハニースクリーン」です。デベロッパーはBuzzvilという新進気鋭の企業で、配信しているアプリも2016年8月時点では「ハニースクリーン」の1本のみ。

しかし、そうした小規模ながらも”おこづかいアプリ”という分野においては、早くも2つの大企業と並ぶほどの成長ぶりを見せています。中小企業でも一発逆転を狙える、そんな夢がまだ残されているのが“おこづかいアプリ”の分野なのかもしれません。

「ハニースクリーン」がトップの数値

3アプリの平均起動回数を比較したところ、驚きの結果が見られました。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
1日あたり平均起動回数:そのアプリを起動するユーザーの一日あたりでの平均起動回数

なんと3アプリ中で一番規模が小さいように思われていた「ハニースクリーン」が、この平均起動回数ではトップ! これは、「ハニースクリーン」が「待ち受け画面をスワイプするだけでポイントが貯まる」という機能が搭載されているからでしょう。

普通のおこづかいアプリは、おすすめ表示されたアプリをインストールしたり、キャンペーンに参加するなどしてポイントを貯めていきますが、「ハニースクリーン」は待ち受けをスワイプするだけですぐにポイントをゲットできるのです。

まとめ – 余地の広いおこづかい分野 –

まだまだ開拓の余地があるように思われる”おこづかいアプリ”のフィールド。参入するためには、そのシステムを成立させること、そしてセキュリティ面での安心・安全を確保することが必須条件となります。

ただ、「ハニースクリーン」を例とすると、アプリの質さえ高ければどんなデベロッパーでも大企業と肩を並べることができるのが、おこづかいアプリ。これからさらに展開していきそうな分野の1つでしょう。