中国のショッピングサイト「AliExpress」、日韓の利用実績を比較

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取扱商品の価格の安さで、今注目を浴びている中国発のショッピングサイト「AliExpress」をご存じですか?

今回はその「AliExpress」のアプリについて、日韓での利用度を比較調査してみました。

AliExpressとは

「AliExpress」(アリババエクスプレス)とは、中国の巨大IT企業“アリババグループ”が運営するショッピングサイトです。BtoCの形式をとっており、ほとんどの商品を卸値並の低価格で一般購入することが可能です。

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App Storeより引用

取扱商品は、テレビやスマートフォンなどの電化製品、アクセサリー、バッグ、洋服、スポーツ用品、カー用品など、あらゆる種類をとりそろえており、Amazonなどのサイトを想起させます。

スマートフォン向けアプリも配信されており、もちろん日本からも利用することができます。

アリババグループについて

「AliExpress」を運営する“アリババグループ”についても解説しておきましょう。

アリババグループは中国のIT企業であり、ECや決済などのオンラインサービスを幅広く手がけています。

BtoBのECサイト「Alibaba.com」(アリババドットコム)をはじめ、CtoCのマーケットプレイス「タオバオマーケットプレイス」、クラウドサービス開発の「アリババクラウドコンピューティング」など、計7つの事業を軸に世界中へ展開しています。

2016年3月期決算では、流通総額が日本円で約51兆円を超えるほどの規模で、世界最大の小売企業になりました。アメリカでの株式上場など、話題にも事欠かないアリババグループですが、日本の一般層においての知名度はまだまだ高いとはいえないようです。

日韓におけるアプリ利用の規模

ではここからは、日韓における「AliExpress」アプリの利用度を分析していきます。まずはアプリの規模感を把握するために、MAU(Monthly active users)を比較してみましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

日本のMAUは韓国の約13分の1。韓国に比べると日本での知名度はまだ低いようです。

日本で所持数&MAUが急伸

まだ日本での知名度が低い「AliExpress」ですが、人気は上昇傾向にあります。

日本におけるMAU遷移について見てみましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

所持ユーザー数・MAUのどちらのグラフも、2016年の5月ごろから急伸しているのが分かります。アプリ自体はそれ以前からリリースされていましたが、本格的に利用されるようになってきたのはここ最近のようです。

また、2015年12月には少しばかり数値が伸びていました。クリスマス需要の影響のためかと思われますが、アプリの規模がグッと伸びてきた2016年末には、どのような結果になるのか期待が高まるポイントです。

30代男性に人気

次は、アプリユーザーの男女比をチェックしましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男性(女性)比率: そのアプリの対象期間における所持ユーザーに占める男性(女性)の割合

日韓どちらも圧倒的に男性の利用度が高いようです。日本では男性が70.2%、韓国ではさらに上回る81.9%となっています。

さらに詳しく、男女別年代比も見てみます。

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age-gendar-kr
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

日本、韓国ともに30代男性のユーザーがメインとなっているようです。今後、アプリの知名度が浸透していくなかで、日本のユーザー層が韓国と同じような傾向になっていくのか注目していきたいと思います。

日本ユーザーに求められる商品

「AliExpress」に関してSNSなどを検索してみると、同サイトで購入した商品を投稿しているユーザーがたくさんいます。

その中から傾向を分析すると、PCやスマートフォンなどの電化製品やカー用品などに関して投稿しているユーザーが多く、主にガジェット好きの層が中心となっているように思われます。

ガジェット好きな人は、海外サイトから商品を取り寄せることに抵抗がない人が多いので、中国にある「AliExpress」についても、積極的に利用しているようです。

まとめ – 今後の日本展開に期待 –

日本でも徐々に伸びを見せてきている「AliExpress」。韓国との利用度の差はまだ大きいようですが、今後日本でどのような展開を進めてくるのか、今から楽しみです。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!