主婦に人気、国道沿いで見かけるあの靴屋のO2O施策は?「靴チヨダおトクなアプリ」の利用データを分析

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「東京靴流通センター」などの店舗をはじめとして全国に展開している「チヨダグループ」。“Chiyoda”と書かれたロゴマークを目にしたことがある人も多いでしょう。

今回は、チヨダグループが提供しているアプリ「靴チヨダおトクなアプリ」について、分析していきます。実店舗とアプリを使ったO2O施策が一体どのようなものなのか、調査しました。

チヨダグループとは

靴の量販店を経営する「チヨダグループ」は、様々な店舗を持っています。総合量販店として有名な「東京靴流通センター」をはじめ、関西中心に展開する「ザ・シューズ」、大型店舗の「シュー・プラザ」、レディース専門店「ERICA」、スニーカー中心の「SPC」など、ニーズに応じた店舗を出店しています。

chiyoda
チヨダ公式ホームページより引用

「靴チヨダおトクなアプリ」について

「チヨダグループ」が配信しているアプリが「靴チヨダおトクなアプリ」です。

chiyoda
App Storeより引用

アプリではユーザー登録を済ませると、商品の割引クーポンなどが利用できるようになります。さらにキャンペーン情報や、「チヨダグループ」の店舗検索も可能です。

ここ1年でアプリを所持するユーザー数は約4倍にまで膨れ上がっています。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

「靴チヨダおトクなアプリ」がどのようなユーザーに利用されているか調査していきます。

男女比から分析するユーザー像

まずは、アプリユーザーの男女年代比をチェックしてみましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

全体としては女性が約72%、男性が27%となっており、女性の利用者が多いようです。ファッションに気を使う女性としては、安価で種類が豊富なチヨダグループの店舗を好む人が多いのでしょう。

また、年代を見ると女性は30代と40代の割合が中心となっています。若者向けのシューズよりも婦人モノというニュアンスが強い店舗が多いので、主婦層などが中心となっていることが予想できます。

男性では40代は男性トップの割合となっています。忙しさの合間を縫って都市部のショップへ行くよりも、郊外に多く出店しているチヨダグループの店舗で手軽に買い物を済ませる傾向があるといえるでしょう。

午前11時にアクティブが上昇、その要因とは

最近の時間帯別アクティブ率を調べたところ、興味深い点が見つかりました。
8月の時間帯別アクディブ率をご覧ください。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。

午前11時台のアクティブ率がトップになっています。チヨダグループの店舗のほとんどが午前10時前後にオープンするため、アプリのクーポンを持って朝から店頭に行く、というユーザーが多いようです。

基本的にクーポンには時間指定はありませんが、先ほどの男女年代比の結果から、ユーザーは主婦層が中心ということを考えると、朝から買い物に出かけても不自然ではありません。また、店舗所在地が郊外中心ということも影響してか、店舗に比較的アクセスしやすいため、このような利用傾向にあると考えられます。

まとめ – O2Oは店舗スタイルも重要 –

主婦層をターゲットに直実にユーザー数を増やすことに成功している「靴チヨダおトクなアプリ」。主婦層を取り込むマーケティング力に今後も注目していきます。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!