アスクルとヤフーが手掛ける日用品通販「LOHACO」のここまでの成長ぶりを振り返る

ハッシュタグ
0 SHARES

オフィス用品などの通販サイト「アスクル」と、大手のヤフーが手を組み、日用品を通販する「LOHACO」。

2012年からスタートしたこのサービスについて、今回はアプリの視点からその成長ぶりを振り返っていきたいと思います。

「LOHACO」について

「LOAHCO」(ロハコ)とは、オフィス用品通販の大手「アスクル」と、検索エンジンだけでなくありとあらゆるサービスを担う「ヤフー」が協力し合い、2012年に生まれたサービス。

app
App Storeより引用

主に個人向けの日用品通販を行うサービスで、PCやスマートフォンアプリから商品を購入できます。

ティッシュやトイレットペーパー、ベビー用品など重くかさばってしまうような日用品を中心に取り扱っており、まとめ買いするのには最適。まとめ買いでの割引もあり、コストコとまではいかないにしろ、毎日の生活に必要なものをお得に購入できるのが魅力です。

他にも食料品からコスメ、家具や家電などまで取り揃えており、商品ジャンルの豊富さも売り。あなたがもし主婦なら、思わず嬉しくなってしまうはず。

ヤフー連携の強み

アスクルがヤフーと手を組むことによって、「LOHACO」にはどのようなメリットがあるのか。

あらゆるジャンルで影響力の強いヤフーの協力によって、「LOAHCO」は大きな宣伝力を得たと言っても良いでしょう。サービスのリリース以降、「Yahoo!ショッピング」との連携もされ、「LOAHCO」の商品が「Yahoo!ショッピング」のリストに追加されました。

さらに、Yahoo! JAPANのサイトトップページの“主なサービス”という常設箇所に「LOHACO」が追加。ヤフーユーザーに対してのリーチが実現したのです。

データから「LOHACO」の伸びを分析

ここからは各種データを参考にしながら、「LOHACO」の成長ぶりを見ていきましょう。

まずはここ最近2年間のMAU遷移を見ていきます。

mau-lohaco
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

MAUは2015年〜2016年の約2年間でなだらかに伸びてきています。

直近の8月では少し落ち込んできていますが、これからの年末商戦時期にはどのように変化するのか注目が高まります。

ユーザーは女性優位

次は男女年代比からユーザー像を探っていきましょう。

lohaco-age-jendar
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

全体では女性が約68%、男性が約31%の割合。年齢層は30代〜40代が中心となっているようです。女性が多いことと日用品をメインに取り扱っていることから、やはり主婦層からの利用が大半のように予測できます。

アプリのビジュアルから見るターゲット

男性の利用率が低い「LOHACO」ですが、これは狙い通りの結果かもしれません。

PCサイトやアプリのデザインからも、木目調でシャープなものを基調としています。また、商品のサムネイル画像なども女性向けの商品を主に推し出しており、女性向けに特化しているように思えます。

男女比でも女性が7割近くを占めていますが、割合としては完全に女性向けに振り切っているようには思えません。男性でも一人暮らしをしている人にとっては役立つアプリであり、一定数の利用があります。

こうした点から今後は男女両方へターゲットを広げていくのか、またはさらに一層女性へ絞っていくのか、今後のマーケティング活動とアプリの利用実績の変化について注目していきます。

まとめ – サービスの舵取り –

いかがでしたでしょうか。「LOHACO」は、男女問わずにかなり良いサービス・アプリであると思いますが、もっと伸びる余地があるように感じられました。

ヤフーという巨大な企業の後押しもありつつ、幅広い展開もしやすいはずですので、今後はどの層へアプローチをかけていくかが、さらなる成長のカギと言えるでしょう。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!