Spotifyついに日本上陸 – 今振り返る、音楽ストリーミングアプリの国内利用最新状況[前編:Apple、Amazon、AWA]

ハッシュタグ
0 SHARES

ここ数年で目まぐるしく移り変わっている音楽業界。先日、世界中で絶大な人気を誇る音楽ストリーミングサービス「Spotify」(スポティファイ)が日本にも上陸し、話題となっています。

この記事では前後編に分けて、台頭してきている音楽ストリーミングアプリをピックアップして、ここ日本における利用状況を分析していきます。

今回は、前編として「Apple Music」、「Amazon Music」、「AWA」の3本について解説していきます。

各アプリの概要

まずは「Apple Music」、「Amazon Music」、「AWA」というぞれぞれのアプリについて簡単に説明しておきましょう。

「Apple Music」は、iTunes Storeなどを運営するApple社によるアプリ。長年音楽配信を続けてきたAppleならではといえる、3,000万曲以上の充実のラインナップが売り。もちろん全て聴き放題です。月額980円で利用することができます。

apple
App Storeより引用

「Amazon Music」は、ショッピングサイトとして大手のAmazonによる音楽ストリーミングアプリ。有料制の「Amazon Prime」(年会費3,900円)に登録することで利用できます。100万以上の曲が用意されており、全て聴き放題。Prime会員になることで、Amazonの他サービスも使えるようになる一石二鳥ぶりが嬉しいですね。

amazon
Goole playより引用

「AWA」は、サイバーエージェントとエイベックス・デジタルによる共同出資で実現した日本製の音楽ストリーミングアプリ。サービスを利用開始するときにユーザー登録の必要がないため、すぐに音楽を聴き始めることができます。また、歌詞表示機能も特徴的です。

awa
App Storeより引用

アプリの規模感を比較

まずは各アプリのMAUを比較してみます。

mau2
[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

3アプリ中、最も規模が大きいと言えるのが「AWA」です。この中では一番先にサービスをスタートさせていたことも大きく影響しているかもしれません。次いで、「Amazon Music」が続いています。

また、「Apple Music」は主にiPhoneユーザー向けのニュアンスが強いため、Androidユーザーへの馴染みが薄いためか、通年で大きな変化は見られませんでした。

トップをひた走るのは「AWA」。それに対してかなりの勢いで迫ってきているのが「Amazon Music」。今年の8月から9月にかけての追い上げが凄まじく、今後は逆転の可能性も見えてきました。

3アプリのユーザー像を探る

3アプリのユーザー像を探っていきましょう。ここでは、男女年代比のグラフをご覧ください。

demo

3アプリとも総じて男性層が多くなっています。興味深い点は、「Amazon Music」の10代ユーザー。男女ともに極端に少なくなっていますが、これは「Amazon Prime」の会員費の支払い方法がクレジットカード(またはau WALLET)のみに限られているためでしょう。

10代ではクレジットカードを持つことへのハードルが高いため、必然的にユーザーが少なくなっているようです。

また、3アプリ中で最も女性比率が高いのが「AWA」。Androidユーザーには知名度が高いおかげか、バランスの良いユーザー層を獲得できているようです。

まとめ – AWAに迫るAmazon Music –

いかがでしたでしょうか。3アプリ中で一番強豪のAWAに、Amazon Musicが迫る勢いで伸びてきています。音楽ストリーミングという形式が世の中に浸透してきている今、各アプリの様相も大きく変わろうとしているようです。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

後編の記事はこちら
Spotifyついに日本上陸 – 今振り返る、音楽ストリーミングアプリの国内利用最新状況[後編:Google、LINE、楽天]