Spotifyついに日本上陸 – 今振り返る、音楽ストリーミングアプリの国内利用最新状況[後編:Google、LINE、楽天]

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音楽ストリーミングサービス「Spotify」(スポティファイ)が日本にも上陸し、一層の盛り上がりを見せている音楽業界。

この記事では前後編に分けて、台頭してきている音楽ストリーミングアプリをピックアップして、ここ日本における利用状況を分析していきます。

今回は、後編として「Google Playミュージック」、「LINE MUSIC」、「Rakuten Music」の3本について解説していきます。

各アプリの概要

まずは各アプリの概要をチェック。


「Google Playミュージック」は、Googleによる公式の音楽ストリーミングアプリです。Android、iOS、PCなどデバイスを問わずに利用することができ、3,500万曲以上ものラインナップが用意されています。また、クラウドに最大50,000曲の音楽データを保存しておくこともできます。

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Google Playより引用

「LINE MUSIC」は、メッセージアプリでおなじみのLINEによるアプリ。利用には複数の料金プランが用意されています。また、好きな楽曲をLINEの通話の着信音に設定することも可能です。

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App Storeより引用

「Rakuten Music」は、大手楽天の音楽アプリ。月額980円で利用することができ、気に入った楽曲のCD・DVDは楽天ブックスから5%オフで購入できるという特典もあります。

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App Storeより引用

3アプリの規模感比較

各アプリの規模感を比較するために、アプリのMAUを比較してみましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数であり、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

断トツで大きい規模を誇っているのが「Google Playミュージック」。前編で紹介したアプリと比べてもかなりの差をつけています。しかしながら、MAUでは「LINE MUSIC」が完全勝利。「Rakuten Music」は、まだこれからのサービス、と言える状況。

2016年2月までは「Google Playミュージック」の一強という状況でしたが、同年3月には「LINE MUSIC」が逆転。以降、MAUにおいては「LINE MUSIC」がトップとなっています。

「LINE MUSIC」は30日間の無料期間がありますが、初回の有料プラン登録時に、さらに30日間無料になるキャンペーンを実施。実質60日間も無料で使えることもあり、これが効いてきたのか、「Google Playミュージック」に打ち勝っています。

ユーザー層を分析

次は、3アプリのユーザー層がどのようになっているのかを見ていきましょう。

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[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

「Google Playミュージック」は、知名度が高いことからも、かなりバランスの良いグラフになっています。「LINE MUSIC」はLINE関連アプリということもあってか、10代のユーザーが多くなっています。

「Rakuten Music」は偏った結果になっており、男性が8割を超えています。楽天というブランドの性質のためか、またアプリ自体の知名度の影響も考えられるでしょう。

まとめ – Spotifyの参入で戦況が変わるか –

前後編に渡ってお送りした音楽ストリーミングアプリの特集、いかがでしたでしょうか。

これからさらに「Spotify」という強豪が加わるわけですが、日本においてどのような結果を残していくのか、今から目が離せません。

今回の調査で用いたApp Ape Analyticsでは、各アプリの男女年代比率、MAU、DAU、時間帯別アクティブ率…等を調べることができます。 Free版(無料)もございますので、是非お気軽にお試しください!

前編の記事はこちら
Spotifyついに日本上陸 – 今振り返る、音楽ストリーミングアプリの国内利用最新状況[前編:Apple、Amazon、AWA]