韓国のゲームショウ「G-Star 2016」、2年前と何が変わった?

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今回の企画記事はApp Apeと韓国のITニュースサイトのMOBI INSIDEがパートナーシップで提供する記事です。
元記事URL : http://www.mobiinside.com/kr/2016/11/21/g-star-2016/

2014年以来、2年ぶりに韓国のゲームショウ「G-Star 2016」へ参加するため、釜山に行ってきました。2年ぶりの参加となりましたが、今年も2年前と同じく、たくさんの業界人や一般人で賑わっていました。

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2年前とは大きく違う顔ぶれに戸惑い、ゲーム業界のトレンドの変化の速さを感じました。今回は2年ぶりに訪れた「G-Star 2016」の様子をまとめてお伝えします。

B2Bフロアは多数のグロバールマーケティング企業が出展

金曜日の夕方と言うこともあって、B2Bフロアは落ち着いた雰囲気でした。関係者に聞いてみても以前に比べると少し寂しい感じになってきたとのことでした。

2014年には「モバイル」というキーワードーを掲げ、大きい会社から小さい会社まで多くの企業が競争的にモバイルゲームを公開してましたが、今年は開発社の参加が多少減少したそうです。その代わりにマーケティング会社、特に海外からの参加が目立ちました。

韓国内のゲーム市場は厳しい競争状態にあり、開発の初期段階からグロバール進出を狙う開発社が増えているそうです。その一方、AddTechを始め、多くのグロバールマーケティング企業によって韓国市場への参入も活発に行われています。

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B2Bフロアは韓国内外問わず、多数のマーケティング関連企業が参加していた

VRゲームがより身近な存在へ

VR(バーチャルリアリティ)は「G-Star 2016」の重要なキーワードの1つでした。
プレイヤーがゲームの中で主人公になれるVRゲームはバーチャルリアリティ市場を引っ張っていく存在として注目を集めています。

今回の「G-Star 2016」では、アメリカの開発社「Epic Games」や中国の「Hongbin Network」が多数のVRコンテンツを展示しており、その他にもB2Bフロアに設置された「釜山VRクラスター館」では4社の開発企業が参加していました。

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B2Bフロア3階に設置された「釜山VRクラスター館」

体験コーナーを設けたブースはB2CとB2Bのどちらも熱い視線を集めており、ゲームファンにVRゲームの楽しさと可能性を十分アピールできたのではないでしょうか。

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B2BフロアでVRを体験
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B2BフロアでVRを体験
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B2CフロアのSony InteractiveブースでPSVRを体験している人達

印象的だったのは単純にVRゲームを体験できるブースより、人がVRゲームをプレイしている様子が観覧できるブースの方に人が集まっていることでした。実際プレイしている人の様子を見て、そのゲームが楽しいのかどうかを判断している人が多くいました。

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他人のVRゲームのプレイを見ている人達

高い注目度を集める一方、準備された体験実機に制限があり、体験を待つ行列はどんどん長くなっていました。体験時間が短いこともあり、体験を諦める人も多く見られたことが残念でした。来年の「G-Star」ではより多くのVR体験コーナーが設けられることを期待したいです。

もはや主流⁉︎ライブストーリミング

B2Cフロアでは「twitch」ブースの活躍が目立ちました。「twitch」は韓国のインターネット動画サービスの1つで、ゲーム関連動画を専門にしています。「twitch」は2015年から「G-Star」のメディアパートナーとして参加しています。 実際にゲームをプレイするのと同じくらい人のプレイを見ることが好きな韓国人にとって「twitch」は大人気のサービスです。

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「twitch」ブースではE-Sportsのライブ中継が行われた

今回の「G-Star 2016」ではメディアカメラの他にも自撮り棒を持っている人も見かけました。その多くが自分のスマホを自撮り棒に装着し、ライブ中継でゲームやイベント全般の雰囲気を伝えていました。

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「twitch」のクリエイターが「G-Star 2016」開催中に釜山で食べ歩きの中継をしていた

韓国人だけではなく多くの外国人クリエイターも参加しており、またクリエイターだけではなく、参加しているブースが様々な媒体を利用し、自社ブースの様子をライブで中継していることも多く見られました。

これらの様子を見て「twitch」や「facebook」などのライブ動画サービスをより身近に感じることができました。

「G-Star」を訪れる度、韓国のゲーム市場の人気とトレンドが変わっていくスピードに驚きます。オンラインからモバイルへ。そして、またそのモバイルを超え、次の時代を迎えようとしている韓国のゲーム市場。2017年には一体どのような変化が待っているのか期待です。