
11月11日は、いい買い物の日
Yahoo! ショッピングは11月11日に「いい買い物日」と銘打って、2.2億種類の商品を対象に、Tポイント11倍のキャンペーンを行いました。これに、どのくらいのユーザーが反応しているのでしょうか。App Ape AnalyticsでDAUを調査することで、この大型キャンペーンの効果を測定してみました。
効果絶大!DAUが大幅アップ!
DAUは、一日のアクティブユーザー数です。実際に、11月全体のDAUの中で、キャンペーンを行った日にどのような変化が現れるのか見てみましょう。

DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
キャンペーン当日の11日にはDAUが大幅に上昇していることが一目瞭然です。
2日前の9日と比べると5倍!やはり大型キャンペーンの効果は、明確にアクセス数に反映されているようです。
また、同じグラフからもう一点気づくことは、5日と15日もDAUが大幅に上昇している点です。これは、Yahoo! ショッピングが毎月行っている「5のつく日キャンペーン」の効果だと思われます。これは、既にアプリユーザーにはおなじみのイベントとなっているようで、ユーザーはこれらの日に商品をまとめ買いしていることが、グラフから読み取れます。
HAUでプッシュ通知の効果も見る
また、同じ日のHAUも確認してみます。HAUは、時間帯ごとのアクティブユーザー数で、DAUよりさらに細かいスパンでのアクティブユーザー数が確認できます。

HAU(Hourly Active User):そのアプリの対象期間における、時間帯ごとのアクティブユーザー数であり、その時間に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
この日は、朝と夕方の2回、ユーザーに向けて「本日、ポイント11倍」というプッシュ通知を流したことが推測でき、その効果が顕著に現れています。10時のアクティブユーザー数は9時の26倍に、19時のアクティブユーザー数は18時の17倍に、短時間で激増しているのが分かります。
まとめ –Yahoo! ショッピングのキャンペーン効果は絶大-
今回、いろいろなショッピングアプリについてキャンペーン効果を調査してみましたが、Yahoo! ショッピングほど、明確に差が現れるアプリはありませんでした。それだけ「Yahoo! ショッピング=キャンペーン日の買い物がお得」という情報が一般に知れ渡っているということかもしれません。
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