クロノトリガーのDNAを引き継いだ『アナザーエデン 時空を超える猫』のプレイヤー層は?

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スマートフォン向けのアプリゲームは、過去のものとは比較できないほどに進化しています。今ではスーパーファミコンやプレイステーション向けに発売したゲーム開発に係わっていた企業/人材も、アプリゲームに参入するようになってクオリティは右肩上がりです。

今回紹介する『アナザーエデン 時空を超える猫』も、『クロノトリガー』と呼ばれる累計販売本数200万本を越えた名作ゲームを生み出したスタッフが係わっているアプリゲーム。ストーリーと音楽重視のゲーム性は従来のアプリゲームと一線を画し、システムも昔ゲームを楽しんだ人ならば馴染みのあるものに仕上げているようです。

この記事では、『アナザーエデン 時空を超える猫』を知らない人にもわかるような概要を説明すると共に、グーグルプレイランキングの順位やプレイヤー層についてご紹介していきましょう。

『クロノトリガー』のスタッフが係わった『アナザーエデン』

Google Playより引用

『アナザーエデン 時空を超える猫』はWright Flyer Studiosが制作したスマートフォン向けのアプリゲームです。今ではマルチプレイ要素を標準装備しているのが一般的ですが、『アナザーエデン』は2017年5月時点ではマルチプレイ要素を含まないシングルプレイ前提のゲームとなっています。

アプリゲームにおいてシングルプレイとなっているのは珍しいですが、その理由の1つに『クロノトリガー』のスタッフが係わっていることも関係しているでしょう。『アナザーエデン』のシナリオは『クロノトリガー』のシナリオを手掛けた加藤正人氏、音楽担当は光田康典氏です。

『クロノトリガー』といえば、「スクエアエニックス」となる以前のスクエアとエニックスが共同開発したスーパーファミコン向けのゲームソフト。当時はライバル会社同士だった企業がタッグを組むということで話題を呼び、今でもリメイクされるほどの名作ソフトです。その当時のスタッフが参加していることもあって、当時の雰囲気を出すためにシングルプレイ前提となっていることが考えられます。

古き良きRPGのノウハウが詰まった本格派ゲームです

『アナザーエデン 時空を超える猫』は『クロノトリガー』のような雰囲気が強く、アプリゲームというよりも従来のコンソールスタイルのRPGを楽しんだ人向けになっているようです。

物語は2人の兄妹「アルド」と「フィーネ」が中心となり、敵にさらわれたフィーネをアルドが様々な時空を超えて救出に向かうというものになっています。その冒険の中でアルドの出生の秘密や過酷な運命が待っており、この辺りの設定はスーファミ・プレステでゲームを楽しんだ世代にはストライクでしょう。

また、システム的にも従来のRPGの様相を呈しており、各キャラクターに用意されているアビリティをボードにしたがって強化していくようになっています。さらに、昔のゲームではお馴染みのタンスを探してアイテムを集めるなど、昔にゲームをやっていた人ほどニヤリとさせられるものとなっているようです。

ランキング、稼働数など数値からも人気がわかる

Google Playより引用

上のグラフはGoogle Play売り上げランキングの推移を示しています。リリース当初から人気を博しており、RPGジャンルでは5位以内の順位をキープ、全体でも平均13位ということが分かります。

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

また、今回のデータにおいて注目すべきは、利用年齢層の中で30代男性が飛びぬけている点でしょう。『アナザーエデン 時空を超える猫』のスタッフに『クロノトリガー』に係わっていた人がいる点や、スーファミやプレステで多く見られた従来のRPGの要素が多い点も考えれば、当時ゲームを楽しんだ世代が『アナザーエデン』をプレイしていると考えられます。

まとめ~骨太なRPGは30代男性に人気~

今回は『アナザーエデン 時空を超える猫』を紹介してきました。今回の結果から

・『アナザーエデン 時空を超える猫』には『クロノトリガー』の製作スタッフが係わっている
・シングルプレイ前提など、従来のアプリゲームと違ってRPGの要素が強い。
・データからも過去に家庭用ゲーム機でRPGを楽しんでいたと思われる30代男性が中心にプレイしている。

以上のことが見えてきました。

アプリゲームにもさまざまな形がありますが、『アナザーエデン 時空を超える猫』は全体的に過去にゲームを楽しんでいた人たち向けとなっているのがわかります。今後もゲームを開発する際には、どの年齢層をターゲットにするのかは重要になってくることが、今回の調査が者がっているように思われます。