iQOSアプリユーザーが増える秘訣、家電系アプリ担当者が見習うべきたった1つのポイント

ハッシュタグ
0 SHARES

タバコへの風当たりが強くなる中、「iQOS」という新しい加熱式タバコが徐々に浸透しています。iQOSは喫煙者がニコチンを摂取できると共に、よく取り沙汰される副流煙が圧倒的に少ないのが特徴です。急激に売れたiQOSの販売台数は100万台と言われており、その人気ぶりがわかります。

今では商品販売とほぼセットになっているのが、公式アプリによる宣伝や顧客サポートです。商品を購入した人向けの公式アプリを展開することで、常に新しいサービスや特典を発信できます。

iQOSもAndroid向けに『iqos.jp』という公式アプリを配布しています。現在、iQOSの販売数増加に合わせてアプリのインストール数にも変化がみられるようです。今回は、『iqos.jp』が増加する理由や利用状況について調査してみました。

『iqos.jp』のアプリ導入特典が本気!

『iqos.jp』はiQOSを利用する際に個人情報を登録するための公式アプリになっています。過去にはiOSでも配信が行われていましたが、現在はAndroid向けの『iqos.jp』だけが公式アプリとなっています。

公式アプリではiQOSに関するお得な情報やニュース、イベントなどを逐一配信しているのが特徴になっています。しかし、一番の特徴は事前にダウンロードすることによって得られるキャッシュバックキャンペーンでしょう。

『iqos.jp』を購入前にダウンロードして個人情報を登録しておき、iQOSを所定の場所で購入します。その後、購入したレシートと各種情報をアプリ内で入力すれば、後日3,000円が返ってくるシステムになっています。購入するだけでお金が返ってくるこのサービスは、iQOSの販売数上昇にも貢献したと思われます。

『iqos.jp』をユーザーが使い続ける理由

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

『iqos.jp』アプリの利用者層を見てみると、やはり男性のほうが圧倒的に多いという形になっています。この数値は女性の約2倍となっており、年齢で見れば30代男性が多くなっているようです。この辺りは、現在のスマートフォン利用者の年齢層と一致しているとも言えるでしょう。

また所持ユーザ数の推移をみると、2016年6月〜2017年5月までの間にユーザーが約33%増えています。

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)

アプリインストールに強力なインセンティブを用意する

『iqos.jp』のユーザー数が急激に伸びたのが、このアプリを導入すれば保証期間が半年から1年に伸びるという宣伝が出回った辺りにあります。はじめはアプリをインストールする人は少数派でしたが、今では保証延長サービスが普及したこともあって利用者が増えているようです。

以下のようなキャンペーン内容を伝えるチラシがiQOS本体に同梱されています。

また、ネットだけでなくコンビニ等店舗でのチラシの配布にも力を入れています。キャッシュバックの情報を知らない人も後からアプリをインストールし、保証期間を伸ばす人が多いと考えられます。

パックコードによる抽選もユーザー確保に起因しているか

『iqos.jp』では保証期間の延長だけでなく、iQOS専用タバコであるヒートスティックのパッケージにあるパックコードを利用したキャンペーンも実施しています。

それぞれの箱に付いてあるコードを公式アプリに入力すると、抽選で豪華な賞品が抽選で当たるようです。パックコードはヒートスティックを買う度に入力ができるので、何度でも挑戦できます。キャッシュバックや保証期間延長に止まらず、商品とリンクしたサービス展開が利用者増加に功を奏していると思われます。

まとめ-保証期間延長のインセンティブを用意-

今回はiQOSのAndroid向け専用アプリ『iqos.jp』について紹介してきました。今回の調査では

・『iqos.jp』は購入前にインストールしておけばキャッシュバックキャンペーンに申し込みできる。
・『iqos.jp』をインストールすれば保証期間延長を申請できるようになっており、チラシを使った地道な広報活動もあってインストール数が増加している。
・パックコードを使って商品とアプリをリンクさせており、インストール後を継続して使ってもらえる工夫が取り入れられている。

以上のことがわかってきました。

商品展開にアプリを配信することはスタンダードになっていており、今回のiQOSの事例1つ取ってもその傾向が顕著になっているのがわかります。今後の商品展開を考える上で、参考にしたいケースと言えるでしょう。他の家電系アプリのデータや施策等詳しくお知りになりたい方は是非以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。