「はねろ!コイキング」の人気の理由は?

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人気ゲームブランドの一角を担うようになった「ポケットモンスター」こと通称ポケモン。ポケモンは現在でも任天堂のハードで新作ゲームが出ていますが、「ポケモンGO」をはじめ多くのアプリゲーム配信にも力を入れています。

5月にもポケモン関連の新作ゲームアプリ「はねろ!コイキング」が配信されました。このゲームの主役は、ポケモンの世界内でも最弱と呼ばれるコイキング。それにも関わらず爆発的なヒットとなっていますが、どのようなゲームなのか分析していきたいと思います。

公式が出した「はねろ!コイキング」とは

Google Playより引用

「はねろ!コイキング」は、「ポケットモンスター」を提供している株式会社ポケモンの公式ゲームアプリです。ポケモンの1匹であるコイキングを育てるシミュレーションゲームとなっており、トレーニングなどを行って最強のコイキングを育てることがコンセプトになっています。ポケモンをあまり知らない人でも、「コイキング」という名前は聞いたことがある人は多く、男性を中心に一気にこのゲームは認知されていきました。男性20代に最も人気のようです。

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合


各個人の育て方によってコイキングのパラメーターが変わると共に、身体の色も変わるといった特徴があります。また、コイキングだけでなくピカチュウやゲッコウガなど人気ポケモンもゲーム内にサポートキャラとして登場するなど、ポケモンの世界観をそのまま楽しめるのも本作の魅力となっているようです。

ほかにも、コイキングを育てるいけすも自分でデコレーションできるようになっており、育成ゲームとしてのツボをしっかり押さえているのも人気の秘密となっていると考えられます。

「生きろ!マンボウ!」のチームが参加することで話題に

「はねろ!コイキング」の制作はポケモンを作っている会社のメンバーだけでなく、「生きろ!マンボウ!」というゲームアプリを作った「株式会社SELECT BUTTON」のメンバーが大きく関わっているゲームです。

「生きろ!マンボウ!」はインディーズゲームの1つで、独立会社である「株式会社SELECT BUTTON」が作っているゲームです。主要メンバーの中畑虎也氏、塚田拓実氏、宮川佳祐氏はそれぞれ別の会社で働いていましたが、土日に集まって「ゲームを作りたい」という思いから生まれたのが「生きろ!マンボウ!」です。

「生きろ!マンボウ!」は昔ながらのドット絵のグラフィックとなっており、些細なことで死んでしまうマンボウを育てるゲームとなっています。理不尽かるバリエーション豊かな「死に方」が話題となり、それでも育てたくなる中毒性から多くのユーザーに慕われるゲームとなったようです。

株式会社ポケモンのメンバーである村田氏も「生きろ!マンボウ!」の評判をメンバー聞き、たまたま社内に「株式会社SELECT BUTTON」と面識がある人がいたところからつながりが生まれたようです。実際に会ってからゲーム開発に対する姿勢について意気投合し、一緒にゲームアプリを制作するに至ったようです。その中で生まれたのが「はねろ!コイキング!」で、よく見ると「生きろ!マンボウ!」と名前が似ているのがわかります。

より詳しい開発インタビューはポケモンだいすきクラブでの以下の記事から読むことができます。

【独占インタビュー】注目のアプリ『はねろ!コイキング』配信開始! 開発者の皆さんにいろいろ聞いてみた!
http://www.pokemon.jp/info/game/detail/20170523_15539.html

意外性が受けてランキングでも1位を獲得!

「はねろ!コイキング!」の人気は非常に高いものとなっており、ランキングでも登場から1位を獲得しています。ゲームカテゴリーだけでなく、全体ランキングでも1位という結果となっていることもあって、かなり注目を集めているのがわかります。ゲームのブランド力もありますが「生きろ!マンボウ!」と同じように意外性のあるコンセプトが受けているのだと思われます。

ファイアーエムブレム越えのDAU規模に

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

上の図は「はねろ!コイキング」と任天堂からリリースされている人気ゲームアプリ「ファイアーエムブレムヒーローズ」のDAU(Daily Active Users)の遷移を比較したグラフです。リリース当初から数十万規模のDAUをマークしており、ファイアーエムブレムよりも高い数値を示しています。


まとめ~インディーズ会社の熱意が大手メーカーを動かす~

今回は「はねろ!コイキング!」の概要について紹介してきました。今回わかったことは

・「最弱のポケモン・コイキングを育てる」というコンセプトのゲーム。
・開発には「生きろ!マンボウ!」の制作会社が係わっており、似たコンセプトになっている。
・Google Playランキングでも1位を獲得しており、DAU値も高いものとなっている。

ゲームアプリでは大手会社だけでなく、インディーズゲームを作る会社のアイデアが爆発的にヒットすることもあります。今では「株式会社SELECT BUTTON」だけでなく、多くのゲーム開発会社がゲームアプリを開発しているため、今後も大手から注目されるほどアイデアで勝負しているゲームが登場してくるのが楽しみです!