「鬼から電話」がかかってくるのは何時?子育てサポートアプリからパパママの実態が垣間見えた

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メディアアクティブ株式会社が提供する子育てサポートアプリの定番「鬼から電話」は、鬼や宇宙人などから電話がかかってきたように音声や画像が流れる子育て中のパパ、ママに人気のアプリです。実際に鬼などから電話がかかってくるのは、何時台が多いのでしょうか。素朴な疑問からApp Apeで同アプリを分析したところ、子育てに奮闘するパパ、ママの実態が垣間見えてきました。

鬼の怖さは21世紀も変わらず

Google Playより引用

「悪いことをしたら鬼から電話がかかってくるよ」–。古来から恐れの対象として伝わる鬼の怖さは、昔も科学が発展した21世紀でも同じです。変わったのは、鬼などから実際に電話がかかってくる体験を提供するイノベーションを、スマホアプリが引き起こしたことです。

鬼から電話」は、同社が2012年9月にアンドロイド版で配信を開始。「言うことを聞かない時」「寝ない時」と状況に応じて鬼などの電話対応を選択できるほか、タイマー機能を使って任意の時間に電話がかかるよう設定もできます。

続編として13年10月に配信開始した「鬼から電話DX」は、ユーザーの声を録音して「鬼調」の声に変換する機能や、TV電話調の画面に連動して動く3Dキャラクターを搭載しています。

Google Playより引用

では、実際に鬼から電話がかかってくる(アプリを使用する)のは何時が多いのでしょうか。App Apeで詳しく見ます。

子育て世代の30代が中心ユーザー

月間利用ユーザー(MAU)の男女年齢比は以下の通りです。30代を中心に利用が多く、7割が女性であることが分かります。

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合

内閣府の2016年版少子社会対策白書によると、14年の平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.4歳。鬼から電話の主要なユーザー層とほぼ一致しています。

鬼から電話は1日3回、深夜と早朝にも

時間帯別アクティブユーザー(HAU)を見ると、午前7時、正午、午後9時にピークが発生しています。

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
HAU(Hourly Active User):そのアプリの対象期間における、時間帯ごとのアクティブユーザー数であり、その時間に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

食事や就寝前に子供に動いてもらおうと奮闘している様子が目に浮かびます。 さらに、深夜や早朝の時間帯も一定の利用があることが分かります。昼夜を問わず子育てに試行錯誤するパパママの姿が見えてきました。

平日と休日でピークに差が

曜日ごとのHAUは以下の通りです。

[データ元: App Ape Analytics (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合。平日、休日別で月間の平均値を示しています。
HAU(Hourly Active User):そのアプリの対象期間における、時間帯ごとのアクティブユーザー数であり、その時間に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

月曜日は午前7時と午後9時にピークがあります。ユーザーに共働き世帯が多い可能性があり、昼間は保育所などに子供を預けていることが想定できます。

一方、日曜日は午前8時、午前11時、午後7時にピークが生まれています。休日で子供と過ごす人が多いため、朝は少し遅めの朝食、昼食、翌日に備えた早めの夕食と就寝で、子供に動いてもらおうと奮闘している様子が垣間見えます。特に休日はピークがだらだらと深夜にまでつながっており、楽しく遊んだ子供がなかなか寝付かずに苦労しているパパママの姿が想像できます。

鬼から電話は1日2、3回かかってくる

今回はアンドロイドユーザーのデータを使用しましたが、App ApeではiOSユーザーのデータも見ることができます。鬼から電話は平日に1日2回、休日に1日3回かかってくる(=利用が多い)可能性が高いことが今回の分析で分かりました。深夜の時間帯にも一定の利用があり、子育てに試行錯誤するパパママの姿も見えました。子育てサポートアプリとしての利用頻度が、子育て世帯の生活実態を浮き彫りにした形です。今回のように特徴あるアプリからあぶり出される現代の姿をApp Ape Labではこれからも随時調査していきます。