セレブよりハウツー?プロに聞いてみたInstagramの活用法3つのポイント

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今やSNSの代表格となった「Instagram」。アクティブユーザーも増加し続け、マスメディアでも「インスタ映え」がホットワードになるなど、勢いがとどまるところを知りません。

そこで今回は、Instagramの年間のMAUをAppApeで追うとともに、公私ともにインスタをフル活用しているプロフェッショナルが感じる、活用法の変化や、企業がInstagramをチャネルとして活用する際のポイントをインタビューしました。

Instagram の国内アクティブユーザーは右肩上がり。

[データ元:App Ape(国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による。]

Instagramアプリの月間アクティブユーザー(MAU)をApp Apeで見ると2016年8月からの1年間で1.6倍に増えたのが分かります。
24時間後に投稿を自動削除できる「Instagram Stories」機能を16年8月から実装したことが、ユーザー増加に貢献していると思われます。

では、実際の活用シーンとしてはどのような変化が起きているのでしょうか。インスタグラマーのノウハウをビジネスで活用する
株式会社GENIC LAB 代表取締役CEO 木村 優紀子様へお話を伺いました。(※以下、敬称略)

株式会社GENIC LAB
木村 優紀子
代表取締役CEO


-まずは、Instagramユーザーとして感じる最近の変化があれば教えてください。

木村:ストーリー機能の登場は、ユーザーのInstagramの使い方に大きな変化をもたらしました。
Twitterの「〜なう」のような単純な投稿はフィードでなく、ストーリーに投稿するようになったのです。フィードは時間がある時に見て、基本は友達の近況をチェックするために、ストーリーだけを見る、という方がとても増えて来た印象です。私の知り合いの女子高生はストーリーしか見ないと言っていましたね。

Note

  • 木村さんご本人も旅行系Instagramerとして様々な写真を投稿している。
  • 時には1000Likeもつくほどのインフルエンサーぶりだ。

フォトジェニックから検索性へ。フィードにも変化が。

-フィードの投稿内容にはどんな変化がありましたか?

木村:Instagramはこれまでの「芸能人への憧れ的な発想で綺麗な写真を見るツール」から「検索ツール」へと変化してきています。

特に、「カフェ」「ファッション アイテム」「ダイエット」「コスメ」のジャンルは、キーワードで探すニーズが高まっており、それに伴いフィードに投稿されるコンテンツも変化してきているようです。
これまではInstagram上で誰かをフォローする最初の動機は「憧れ」の要素が強かったのですが、いまは「情報を得たい」という動機へと変化しています。
その結果、現在は、モデルやハリウッドセレブのような華やかなアカウントよりも、明確なテーマがあるいわゆる”情報が濃い”アカウントの人気が高まりつつあります。

-情報が濃いアカウントとはどんなものですか?

コメントや動画など、純粋に投稿されるコンテンツの情報量が多いアカウントのことを指します。
私が好きなのは、「モテクリエイター」としても知られている、ゆうこす(@yukos0520)さんで、コンテンツの情報量がとても多く、動画がかなり凝っていたり、コメントの書き込みがものすごいです。特にコスメの投稿などは、見るだけで勉強になりますね。

9/29に発売の「ルージュディオールリキッド」、以前YouTubeで使わせてもらったんだけど、かなり良かったから松屋銀座の先行発売イベントへ???? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ お目当のルージュディオールダブル288と、ルージュディオールリキッド375をゲット?? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ ダブルの方は、真ん中がメタリックっぽい質感で、外側がマット!?するする伸びる!そして、発色が面白いんだ〜? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ メタリックとマットの組み合わせで立体的な唇に見えるかな!?? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ リキッドの方は、メタリックピンク!?? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ しょうじき使い辛いかな〜と最初思ってたんだけど意外と使いやすいんだよね??トレンドのメタリックリップ〜? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ イベント中、刻印もできるらしく「YUKO♡」って入れてみたよ? ㅤ ㅤ ㅤ ㅤ コスメは実際に店頭に行って見ないとわからない事はたくさん。もっと勉強するぞ! ㅤ ㅤ #ゆうこすコスメレビュー #Dior #ディオール #ルージュディオールリキッド #ルージュディオールダブル #松屋銀座 #matsuya銀座 #

菅本裕子♡ゆうこすさん(@yukos0520)がシェアした投稿 –

Note

  • 木村様のオススメする菅本裕子(ゆうこす)さんのアカウント
  • コメントの書き込み量やタグの使い方からも情報濃度の高さが伺える

-タグ付けには何か変化があるのでしょうか?

木村:最近は、Instagramの中で生まれた独自タグの人気が出てきています。
みなさんもよく見るかもしれませんが、「〜さんとつながりたい」「◯◯部」など、目的ベースのタグが増えています。またその目的ベースの独自タグのついたコミュニティには質の高い投稿が集まってきています。
Instagramは他のSNSよりもコミュニティ色が強く、趣味やカテゴリに特化したアカウントやタグが人気になる傾向があります。投稿者側の狙うセグメントによって使うタグが異なっているのです。

-フォロワー増を狙えるのは、どんなアカウントですか?

木村:フォロワー増を狙うならコンセプチュアルなアカウントにすることが大切です。例えばコスメで人気なアカウントは、コスメ関連の写真しか投稿していません。私も「旅行」にテーマを絞って投稿しています。旅行好きな人のフォロワーが自然と増える流れですね。

-投稿する頻度やコンテンツにはポイントはありますか?

木村:私は投稿数は最重要ではないと考えています。多すぎてもウザいと思われてしまいますし、少なすぎてもフォローする意味がなくなってしまうので、企業様には週2、3回が目安とお伝えしています。
頻度よりも投稿の内容の方が大切です。企業がターゲットとしているユーザー層が見たい/知りたいコンテンツを、考え抜いて投稿することが大切だといつもアドバイスしています。
例えばコスメの場合、製品自体をおすすめするだけでなく、利用シーンなど生活に根付いた情報を盛り込んだ投稿にするように助言します。

一般的に企業は自社商品の機能を推したくなりがちです。しかしユーザーは「こういう風に使うのが流行り」ということの方が知りたいので、宣伝媒体として単にInstagramを捉えるのではなく、ユーザーの知りたいことを重視して伝えるツールであることを意識することが大切です。

-投稿するコンテンツはInstagramアプリ内の編集で完結してもよいのですか?

木村:使うアプリは人によって異なりますが、Instagramで編集してUPしてしまうと画質が落ちてしまうので、他の用途で使えなくなってしまうというデメリットがあります。私はInstagramのフィードを見た時に統一感のある写真を揃えたいので、外部のアプリを使っています。
加工に良く使うアプリは「Snapseed」です。編集した設定を保存できるので、写真の質感の統一感をもたせやすいのが1番のお気に入りポイントです。フォロワーの多いインスタグラマーもこのアプリを使っていると良く聞きます。

参考記事:Photoshopを越える!? Googleのスマホ向け画像編集アプリ「Snapseed」編集テクニック4つのポイント

最近は「foodie」も人気です。可愛い雰囲気の写真が撮れるので、実は食べ物だけでなく、人物を撮るときにfoodieのフィルターを使っている人が多いです。

-Instagramの他SNSとの関係はどう変化していると感じていますか?

木村:フロー型のSNSであるTwitterに対して、instagramはストック型のメディアだと感じています。けっこう昔に投稿した写真に対して、「イイね」がついたり、コメントがついたりします。
Instagramは昔はTwitterやFacebookに載せるための写真加工アプリに過ぎない存在でしたが今ではその位置が逆転してきているように感じます。
Instagramのイイねを増やすために、TwitterやFacebookに投稿をシェアするという使い方のユーザーが増えてきていますね。

これだけは押さえてほしい。Instagram企業アカウント運用3つのポイント

今回多くの企業のインスタグラムPRを代行する木村様から、インスタグラム活用を初めたばかりの企業がまず気をつけるべき3つのポイントを挙げていただきました。

1.アカウントの運用目的を”明確に”定める

何を訴求したいのか、何が目的のアカウントなのかを定めましょう。欲張って全てを盛り込むことはせずに、ブランディングなのか、ダイレクトマーケティングなのか、顕在ユーザー向けなのか潜在層ユーザー向けなのかなどを定めて、目的にあったコンテンツや投稿内容を用意するようにしましょう。

2.ユーザーが見たくなるようなコンテンツ(写真・動画)を用意する。

白背景に商品を置いたようなありきたりで綺麗な写真をとりあえず上げておけば良いよね、という考え方ですと決してうまくいきません。企業側の都合でコンテンツ制作するのでなく、写真にどういうテーマや付加価値をつけるかを考えて、ターゲットユーザーの欲しい情報と、そこにマッチするコンテンツを用意しましょう。もちろん写真だけでなくコメントやタグにも情報価値を持たせましょう。

3.すぐには効果が出ないことを理解する

投稿をフックにアカウントをフォローしてもらって、日々の情報を発信しつつ、企業側が本当に発信したい情報をいざというときにフォロワーに届けられる状態にしておくのがInstagramの役割だと私は考えています。
短期的に効果が出るものでなく、定期的にコミュニケーションを取ることによって顧客リストを作り上げるような感覚に近いのです。Instagramのフォロワー獲得することは”現代版メルマガのリスト獲得”に近いものと考えるべきです。

GENIC LAB のご紹介

2017年8月に設立した、10代〜30代の女性に受け入れられる、Instagramに映えるようなコンテンツを制作。企業のSNSの運用代行や、ECサイトの写真素材に画像・動画を提供しています。

マーケティングの中でSNSの比重が高まる中、SNSで映えるような写真素材が企業から求められるようになりました。
その中で企業の担当者がどうディレクションすればSNSで映える写真が撮れるのか分からない悩みを解決するのがGENIC LABのサービスです。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

GENIC LAB 公式サイト

GENIC LABの強み

最後に木村様にGENIC LABのサービスの特徴を伺った所、以下の点を挙げていただきました。

GENIC LABのサービスの最も大きいメリットは商品のターゲットに沿った人に写真を撮ってもらえたり、訴求コメントを考えてもらえる所にあります。
今まで、コスメの企業さんでも40,50代の男性カメラマンさんとブランド担当の責任者様が、構図を考えながら撮影をするということも多かったのですが、やはりターゲットの気持ちを捕まえるのは、難しいという側面があります。
GENIC LABの場合、一般の主婦やOLなどが撮影した生の写真を使っています。ターゲットに近い人からビジュアルと、生の声をもらえるという所に最もメリットがあります。また、お洒落な自宅での撮影も多くスタジオ代が実質かからないので従来のスタジオ撮影よりもコストが大幅に抑えられるのも強みです。
Instagramは検索ツール、そして商品購買のきっかけになるようなツールになってきています。instagramに力を入れている企業さんはGENIC LABに是非お声がけください。

-どうも、ありがとうございました!