App Ape Award2017 受賞アプリから見た2017年のトレンドは?キーワードは「アプリシフトの鮮明化」と「レッドオーシャンの中での新たなゲーム運営」

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スマホアプリの頂点を決める「App Ape Award2017」の各賞の受賞アプリが2月7日、決まりました。

「App Ape Award 2017」アプリオブザイヤー決定! アプリ部門は「LIMIA」、ゲーム部門は「アズールレーン」

2017年にユーザーを伸ばしたアプリが集結した受賞アプリからは、どんなトレンドが読み取れるでしょうか。

App Apeの紹介はこちら!

アプリシフトの鮮明化

2017年の受賞アプリから見たアプリトレンドとして、まず上げられるのが「アプリシフトの鮮明化」です。

アプリオブザイヤーを受賞した「LIMIA」は、記事や写真を手軽に投稿できること、専門家やユーザーの投稿、LIMIAのオリジナル記事など一次コンテンツの豊富さなどに加え、プッシュ通知などアプリならではの施策を効果的に展開。爆発的な人気につなげ、読むだけではないメディアのアプリ化の新たな形を提示しました。

App Apeで2017年のLIMIAの月間利用ユーザー数(MAU)の推移をみると、1〜12月で60倍以上も成長しているのがわかります。

[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]

参考記事:App Ape Lab配信・8月31日配信・LIMIAの人気急上昇、ユーザー数22倍 MAU1位獲得

従来は受験勉強と関係が薄かったスマートフォンが、重要な学習ツールとして利用が加速していることも、「スタディプラス」が優秀賞を受賞したことから伺えます。

さらに、フリーマーケット、コミック、総合スーパー、ファッションなど、消費者の購買行動につながるあらゆるチャネルが、スマホに集約。ユーザーの可処分時間の取り合いとなる中、単に販売するだけではなく、ユニクロアプリのように音楽配信をしたりするなど、アプリを軸に新たな価値を創造しユーザーにするアプリの人気が加速していることが鮮明になりました。

参考記事:ユニクロアプリで音楽配信開始、初日に所持者数6.1%増

参考記事:2017年11月17日弊社リリース・スマホアプリ利用の伸び率は年間3.4% アプリ所持数頭打ちで競争激化へ

レッドオーシャンの中での新たなゲーム運営

ゲーム部門のキーワードは「レッドオーシャンの中での新たなゲーム運営」です。2016年に引き続き2年連続でノミネートしたのはわずか2アプリで、ゲーム市場のレッドオーシャン化が色濃く反映される中、海外発の「アズールレーン」が大賞を受賞。ユーザーファーストの視点の重要性の再確認とともに、ゲーム運営そのもののあり方に一石を投じた象徴的な受賞となりました。

App Apeでアズールレーンの日間利用ユーザー数(DAU)を見ると急増したユーザーをそのまま維持していることが分かります。イベントやキャンペーンなどの開催に大きく左右されることなく安定した数字を叩き出す海外型のゲーム運営手法をとっています。

参考記事:App Ape Lab配信・アズールレーン配信1カ月で大躍進 ブレイクの秘密は真摯な○○○にあり!?

参考記事:App Ape Lab配信・日本のガチャシステムは古い!?海外ゲームアプリに学ぶマネタイズ Unity道場で岩崎氏が提起

参考記事:App Ape Lab配信・海外ゲームの海外型課金モデルはどうして成功しているのか?「ガチャサイクルと海外課金」ゲームデザイナー岩崎氏がSlide Shareで公開

一方で、「どうぶつタワーバトル」のように時流をつかむことができれば個人開発やインディーゲームであってもチャンスがあることも見えました。

参考記事:「どうぶつタワーバトル」ストアランキングで1位獲得!1週間で人気が 急上昇したのはなぜ??

グロースに苦戦を強いられるアプリと成長を加速させるアプリの二極化が進む中、ユーザーにとっていいゲームとはあらためて考えるきっかけが生まれたのではないでしょうか。


App Ape Awardは来年も開催。さらに規模を拡大してお届けする予定です。
App Ape Lab編集部は今後もアプリ業界に関わる全ての人々を支える情報を提供してまいります。

App Ape Awardの選考基準
2017年に新規リリースしたアプリでユーザー数を一定数以上獲得したアプリと、2016年以前にリリースしたアプリで2016年と比較して2017年にユーザーを伸ばしたアプリをスマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape」で分析、選出しました。

App Apeの紹介はこちら!