
楽天は5月15日、これまで無料だったフリマアプリ「ラクマ」の販売手数料を改定し、6月4日10時以降の出品分から、商品価格の3.5%を徴収すると発表しました。
CNET Japan5月15日16:21配信:楽天のフリマアプリ「ラクマ」、販売手数料を有料に–商品価格の3.5%を徴収
6月4日9時59分までに出品した商品については、6月11日9時59分までに購入者が支払いを完了すれば、手数料は無料となります。
フリマアプリの中でも販売手数料無料が大きな売りだった「ラクマ」。手数料はヤフオクやメルカリなど他のサービスに比べ抑えていますが、取引のサポートやキャンペーン企画を強化するため、有料化に舵を切ることを決めました。
ラクマお知らせブログ5月15日:【重要】「販売手数料」改定のお知らせ
ラクマの最新の利用動向はどうなっているのでしょうか。また、どのようなユーザーがいつ利用しているのでしょうか。アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」で調べてみました。
App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
※ 無料版登録で、主要アプリの利用データ・アプリの各種ランキングを、すぐにご覧になれます。
2017年7月以降の伸びがすごい
2016年6月から2018年4月までのラクマの月ごとの平均日間利用者数(DAU)は以下の通りで、5.6倍の成長を遂げています。特に2017年7月から増加トレンドが顕著となり、特にフリルとラクマが統合した2018年3月には、ユーザーの切り替えも重なり、前月比25%増となりました。

[DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]
他のフリマアプリに比べ女性が多い
フリマアプリを代表するラクマ、メルカリ、ヤフオクの男女比は以下の通りです。フリルは女性の割合が多く、ヤフオクは男性が多いことがわかります。

[男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]
フリルの同時所持アプリを見ると、旧ラクマアプリのほか、海外ファッション通販や他社のフリマアプリを所持する人が多いことがわかります。

ラクマの性別年代比は以下の通りです。30代女性、40代女性、20代女性の順に利用が多いことがわかります。

[男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]
ラクマのゴールデンタイムは?
2018年4月の時間帯別平均利用率は以下の通りです。21時と正午に大きなピークがきていることがわかります。

[時間帯別アクティブ率:一日にアプリを起動したユーザーのうち、各時間帯に起動しているユーザーの割合]
この時間帯に出品したり、掘り出し物を見つけると高いエンゲージメントにつながりそうですね。
App Apeではアプリに関する様々なデータを毎日更新しています。
App Apeは、アプリのさまざまな利用データから、マーケティング施策や今後の戦略のヒントを見つけ出すSaaSツールです。無料登録で、下記のデータをPCやスマホからいつでもご確認いただけます。
- アクティブユーザー数のランキング
- 急成長しているアプリがわかるトレンドランキング
- 主要SNSアプリの利用時間帯や性別年代比
- 各アプリのストア情報のサマリー など
アプリの最新動向や市場の傾向を知りたい方におすすめです。
まずは、こちらから無料版でApp Apeをご利用ください。
アプリ市場の動向をメールでお知らせ
最新の市場動向をまとめたレポートや最新記事、App Apeイベント情報をお届けします。ぜひご登録ください。