Techwave「アプリ博X」無人コンビニ、音声認識、震災復興…アプリにつながる最新サービスを紹介

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スマホアプリやアプリ関連サービスのビジネス展示交流イベント「アプリ博X(アプリハクエックス)」(主催・Techwave)が5月9日、東京・お茶ノ水のお茶の水ソラシティカンファレンスホールで開催されました。アプリ開発やアプリ分析プラットフォーム、IoT、AI、ブロックチェーンなどさまざまな技術をテーマとした企業が出展。アプリなどのプロダクト開発への思いを語るスピーチもありました。

App Ape Lab編集部がアプリ博Xで見つけた、キラリと光るアプリやサービスを紹介します。

オフィス向け無人コンビニ「600」

600株式会社(東京都渋谷区)は、お弁当やサラダから飲み物、文房具、傘、日用品など、オフィスで働く社員が求める様々な商品を1つのショーケースで最大600品提供するオフィス向け無人コンビニ「600(ろっぴゃく)」を出展しました。

ショーケースにはタブレットが組み込まれており、カードリーダーでクレジットカードを読み込ませると鍵が開く仕組みです。商品には非接触ICタグのシールを貼っています。商品をケースから取り出すと、タブレットの画面上に取り出した商品と価格を表示。購入ボタンを押すだけで決済が完了します。

商品の補充は600株式会社の社員が行います。購入した商品のデータはDBに蓄積し、補充する商品の最適化に活用します。また、LINE@やSLACKなどのコミュニケーションツールと連携し、設置先の社員から商品の要望を直接集め、次の補充に反映します。600株式会社の久保渓代表取締役は「コンビニなどに行くためにわざわざ外出しなくても、社員が欲しい時に欲しいものを1分で手に入れられる環境を整えることで、生産性が高い最高の社内環境の構築につながります」と説明します。

[600株式会社の久保渓代表取締役]

サービスは現在、東京23区内で展開しています。久保代表取締役は「これまで社員の様々な意見を聞きながら手探りで社内環境の整備をしていた、企業の総務担当者の負担を大幅に軽減できる上、職場環境を充実させるための基礎データとして商品の購買データを生かすこともできます」とメリットを強調しました。

福祉分野にITの力を「コミュニケーション支援アプリ「UDトーク」

8[アプリで音声認識を実演するシャムロック・レコードの青木秀仁代表取締役]*

シャムロック・レコード株式会社(東京都練馬区)は、会話の見える化を実現したコミュニケーション支援アプリ「UDトーク」を紹介しました。音声認識技術で会話をリアルタイムでテキストとして表示。1対1のインタビューから多人数の会議まで幅広い場面で活用できる上、英語、韓国語、フランス語、モンゴル語など多言語への自動翻訳や読み上げ対応も大きな売りです。

個人利用は無料で、事業主や法人向けにサブスクリプションモデルも用意しています。シャムロック・レコードの青木秀仁代表取締役は「介護・福祉分野では、音声認識技術は実際に必要な技術として実用化が進んでいます。介護・福祉分野でのIT活用は今後ますます重要かつ面白い分野になっていくのは間違いないでしょう」と強調しました。

スマホのロック画面をキュレーションメディアに「HONEYSCREEN」「buzzscreen」

[Buzzvilの中西瑠美マーケティングマネージャー]

Buzzvil(韓国・ソウル市)は、Android端末のロック画面にメディアの記事や広告を配信するアプリ「HONEYSCREEN」と、法人向けプラットフォーム「BuzzScreen」を紹介。ユーザーが1日に平均60回(!)も目にする携帯のロック画面に、ユーザーに最適化されたコンテンツや広告を配信する仕組みです。

Buzzvilの中西瑠美マーケティングマネージャーは「スマホを使う人が毎日必ず目にするロック画面に有用な情報を提供することで、ユーザーの満足度を高めるのはもちろんのこと、これまでにないユーザーとのタッチポイントを増やすことで、新たなマネタイズやエンゲージメント・リテンションの向上につなげられます」と力を込めました。

Made in 東北 ポータブルスピーカー「OVO(オボ)」

[株式会社JDSound提供]

株式会社JDSound(仙台市青葉区)は、電源不要でUSBにつなぐだけの超ハイクオリティーポータブルスピーカー「OVO(オボ)」を紹介。ナチュラルな音質で映画などの映像の音楽を完全再現することがコンセプトです。カラーバリエーションは全7色を用意。「石巻コバルト」「蔵王ホワイト」など、宮城県にちなんだ色名を付けました。

[GREEN FUNDING by T-siteより(https://greenfunding.jp/lab/projects/2095)]

東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市にある、ソニーのウォークマンなどの生産を手がけた組立工場で、メイドイン東北の最高クオリティのスピーカーを生産しようとCCCグループのGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを実施中で、現在までに7400万円以上が集まっています。

宮崎晃一郎代表取締役(写真)は「ものづくりで一番大切なことは、最終的なプロダクトについて、一番最初に工場へ赴き、現場の作り手と設計段階のゼロからコミュニケーションを取ることです。コミュニケーションをとることで、管理コストや不良品が発生した際のコストも減り、思っていたよりコストをかけずに生産できるはずです」と呼びかけました。

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App Ape Labではアプリに関する様々なイベントやトピックをこれからも紹介していきます。お楽しみに!