日本と米国、SNS利用の違いは?ソーシャルアプリ日米MAUランキング・ベスト5

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国が変われば、アプリの使い方も変わってきます。今回は日本とアメリカのソーシャルアプリの利用実態を、3月の月間利用者数(MAU)ランキングを使って比較してみました。文化や環境が日本と異なるアメリカの人々は、SNSをどのように利用しているのでしょうか。

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SNSアプリの日米の顔ぶれは?

まずは上位5位のランキングをご覧ください。日本国内ではあまりなじみのないアプリも登場しています。

[データ元: App Ape (国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

日本をみると、「Twitter」、「Facebook」、「Instagram」、「Google+」とおなじみのアプリがならび、5位に日本生まれの「Ameba」がランクインしています。一方、アメリカも「Facebook」が1位。「Instagram」、「Snapchat」、「Twitter」、「Pinterest」と続きます。日本ではランクインしていないSnapchatPinterestが上位に食い込んでいるが特徴的ですね。

アメリカでFacebookの人気はまだまだ圧倒的

上位5アプリのMAUシェアの割合は以下の通りです。

[データ元: App Ape (国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

アメリカ国内ではユーザー数が減少したと言われている「Facebook」ですが、2位の「Instagram」を大きく引き離し独走し続けています。「Facebook」を主要なマーケティングツールとして位置付けているアメリカらしい結果です。また、実名での自己表現に抵抗が少ない国民性も人気の一因といえるでしょう。

日本でも「Facebook」は2位に僅差でランクインしていますが、「Twitter」の人気は衰えていません。実名使用がルールの「Facebook」よりも、比較的匿名性の高い「Twitter」を選ぶユーザーが多いのはとても日本らしいと言えるのではないでしょうか。実際、総務省の情報通信白書によると、日本では「Twitter」を匿名で利用している人が76.5%以上にも上ります(出典:「平成27年版情報通信白書」(総務省)http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc242220.html)。

アメリカで若者の心を掴むSnapchat

Google Playより引用

アメリカのランキングで特に特徴的なのが、3位にランクインした「Snapchat」。日本でもじわじわとユーザーが増えつつあるソーシャルネットワーキングアプリです。

他のSNSアプリとの違いを調べてみました。

1.投稿が消える
Facebook」など従来のアプリでは通常は投稿したメッセージや画像は消去しない限り消えることはありませんが、「Snapchat」では開封後にカウントダウンが始まり、最長10秒で消えてしまいます。

2.テキストより視覚的に情報を伝える
文字による情報ではなく、更に直感的に伝える写真や動画をコミュニケーションツールとしています。遊び心あるフィルターやレンズを用いて画像を加工し、簡単にオリジナリティを表現することができます。

3.匿名でも利用可
Facebook」以来、実名でSNSを利用することに疲れてしまうこともありますが、「Snapchat」は匿名でも利用でき、しかも公開範囲も指定できます。見たくないものは見えないように設定もできるので、SNS疲れを回避できます。

アメリカでは多くの有名人が「Snapchat」を利用して情報を発信していることもあり、トレンドに敏感な若者を中心に急激に人気が高まっています。

[データ元: App Ape/アクティブ数はApp Ape 推定による]
[男女年代別比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]

米国ユーザーの性別年代比のグラフを見ると、圧倒的に若い世代に人気が高いことが分かります。女性に負けず男性の利用率も高いのは、やはりカジュアルさが影響しているのではないでしょうか。

Snapchat」の人気は、メッセージを発信することに対する心理的なハードルを下げたことにあると言えます。ログの残らない気軽さと、自由に自分を表現できる写真加工。膨大な文字情報は送る側も受け取る側も疲れてしまう…一瞬で消えるビジュアルでのコミュニケーションに魅力を感じるのも頷けます。

  Facebookは依然人気誇る 新興SNSの追い上げも

いかがでしたでしょうか。
アメリカでは「Facebook」離れが起こっていると言われているなか、依然シェアは圧倒的であることがデータからわかりました。

一方、SNSでのコミュニケーションが濃密になりすぎて疲れた若者が、よりカジュアルな「Snapchat」に流れているとも考えられます。「Instagram」にも見られる直感的なスタイルで、自由に自己表現できることに魅力を感じる若者が増えています。また、マーケティングツールとしてもビジュアルコミュニケーションを使用する企業が増えてきました。視覚に訴えかける方式がビジネス利用でもトレンドになりつつあります。

更に詳しいデータや他のアプリの時間帯ごとのアクティブユーザーの動きを知りたい方はお気軽に こちら よりお問い合わせください。