ZOZOTOWN、一日あたり取扱高の過去最高記録を更新。アプリ利用者はどれくらい伸びたの?

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1日あたりの過去最高取扱高を2019年元旦に記録したファッション系通販アプリ「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」。株式会社ZOZOの前澤友作社長がTwitterで明らかにしました。

同社の過去最高記録の更新に伴い、アプリの利用者数などはどのように変化したのでしょうか。利用動向をアプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップエイプ)」で調べました。

ZOZOTOWN 過去最高一日取扱高を元旦に達成

前澤社長は2019年1月1日、ZOZOTOWNが過去最高の一日取扱高を記録したことをTwitterで発表しました。

昨年対比126%と過去最高の取扱高を記録した元日には、ZOZOTOWNの新春セールが始まりました。

ZOZOTOWNセール
[ZOZOTOWN公式サイトより引用]

1日の午前0時から始まったこのセールは、最大90%の値引きを実施するなど破格のスケールです。

セールの対象となる商品の数は随時サイト上で更新。1月17日現在で約70万アイテムを取り扱っています。

さらに、ZOZOTOWNが史上最速で新春セール取扱高100億円を突破したことを記念して、前澤社長が個人でお年玉をプレゼントする企画が1月5日にスタートしました。

前澤社長の上記のツイートは、リツイート(RT)数の世界新記録を更新しました。

アプリ利用ユーザーは前年同日比142%を記録

2018年1月1日から2019年1月1日のZOZOTOWNアプリの日間利用者数(DAU)の推移は以下の通りです。

DAUが前年同日比142%
[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[DAU (Daily Active Users): そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

年間を通してアプリのDAUは上昇トレンドで、過去最高の一日取扱高を記録した2019年1月1日の日間利用者数は、前年同日比42%増。過去1年間を通して過去最高の利用者数となりました。

アプリ利用ユーザーの動向に迫る

2016年6月から2018年12月までの、所持ユーザー数の推移は以下の通りです。特に2018年から1年間で所持者数は約2.2倍に増加しました。

所持ユーザー数推移
[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[推定所持ユーザー:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数]

ECアプリの場合、所持者数はいわゆる「リード」として重要な土台となります。所持者数が増えた分だけ、将来の購買に結びつく可能性がある見込み顧客の増大が期待できるからです。

仮にユーザーがアクティブでなくても、所持者に対してプッシュ通知やキャンペーン告知など様々な方法で休眠掘り起こしをする余地が生まるため、所持者の蓄積度合いは、ECアプリの実力や勢いを示す指標としても捉えることができます。

株式会社ZOZOは2018年、プライベートブランド「ZOZO」の開始や「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を大幅に改良。12月25日には新しく有料の会員サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」を開始するなど、ZOZOTOWN成長に向けたさまざまな施策を展開してきました。

また、前澤社長は個人として月周回飛行計画 「#dearMoon」に参画し、数人のアーティストとともに一般人として初めての月旅行を実施することが話題となり、メディア露出が増大しました。

実際に株式会社ZOZOがこの時期に行った施策は以下の通りです。
株式会社ZOZOコーポレイトサイトより引用)

2017年8月:ツケ払い利用の手数料無料
2017年10月:送料自由の試験的導入開始
2017年11月:「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の予約開始

2018年9月:前澤氏のアート・プロジェクト「#dearMoon」始動
2018年10月:「株式会社スタートトゥデイ」から「株式会社ZOZO」への社名変更
2018年12月:有料会員サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」を開始

一連の施策や話題により、ZOZOTOWNの認知が広がり、2018年のアプリ所持ユーザーの増加につながりました。

2016年6月から2018年12月までの月間平均WAU(週間利用ユーザー数)の推移は以下の通りです。

WAU推移
[データ元: App Ape (国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[WAU (Weekly Active Users):そのアプリの対象期間における、週間アクティブユーザー数で、週に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

2017年、2018年ともに、新サービスのローンチが相次ぐ秋から年末にかけて利用ユーザー数が急激に伸びていることが分かります。

年末に向けて利用ユーザー数を増加させ年末商戦を迎え、毎年元日からスタートしている新春セールに向かう狙いが実際に成功しています。

2018年12月時点の利用ユーザーの性年代別の割合は以下の通りです。

2018年12月性年代別の割合
[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[性年代比:そのアプリの対象期間における所持ユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]

全体男女比はほぼ半々で、ZOZOTOWNが男女共に利用が広がっていることがわかります。注目すべきは男性20代の比率で、全年代を通じて最も高くなっています。

今後、成長とともにこれらの利用動向や年代層がどう変化していくのか、2019年も目が離せませんね。

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