ビットコイン急騰、仮想通貨関連アプリの利用にどんな変化が?

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2017年12月に過去最高の220万円台を記録した仮想通貨(暗号通貨)のビットコイン。その後価格が低迷する時期が続きましたが、今年に入り再び高騰しつつあります。

App Ape Lab編集部では、アプリ分析プラットフォーム「App Ape」で独自に集計したアプリのオルタナティブデータを元に、仮想通貨関連アプリの利用状況を調べたところ、価格の上昇に合わせてユーザーによる利用も活性化していることが分かりました。

ビットコインの価格上昇によりアプリ需要も増加

ミンカブ・ジ・インフォノイドが運営する仮想通貨の相場まとめサイト「みんなの仮想通貨」によると、2019年5月26日現在のビットコインの価格は135万円前後と1月当初に比べ3倍以上の上げ幅を記録。2017年末のバブル期に迫る勢いです。

[Bitcoin(ビットコイン) BTC/JPY 3年チャート – coinrate(コインレート)より引用]

価格高騰に伴い、ビットコイン関連アプリのMAUも急増しています。

2019年5月のビットコイン関連アプリのMAUのアクティブ変化率は以下の通りです。前月に比べ13〜49%上昇していることが分かります。

[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による]
[アクティブ変化率: そのアプリの対象期間における、前月とのアクティブユーザーの増減率]

過去の価格変動とアプリのMAU推移は一定の相関

2017年6月から2019年5月のビットコインのチャートと、ビットコイン取引所アプリ「Coincheck(コインチェック)」のMAUの推移を比較すると、価格の上昇に合わせてユーザー数も変動していることが見て取れます。

[データ元: Bitcoin(ビットコイン) BTC/JPY 3年チャート – coinrate(コインレート)、App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による]
[MAU (Monthly Active Users): そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

アプリ所持ユーザー数に大きな変化はないものの?

2017年1月から2019年5月のCoincheckのアプリ所持ユーザーは以下の通りです。

[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による]
[所持ユーザー数: そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数(3,240万人)]

2017年12月頃の時期に比べて減少しているものの、価格の変動幅に比べて大きな変化は見られず、一定のリテンションが確保されていることが分かりました。

2017年1月から2019年5月のCoincheckのアクティブ・休眠ユーザーの割合の推移は以下の通りです。

[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による]
[行動分析: ユーザーの新規獲得や離脱の推移などの動きが把握できる]

2019年3月からアクティブユーザーの割合が増加していることが分かります。

これらのデータから、2019年5月のアクティブユーザー数の急増は、新規ユーザーの獲得によるものではないということが推測できます。つまり、既にアプリを所持していた休眠ユーザーの多くが、アクティブユーザーに復帰したのです。

2019年のユーザーの盛り上がりは、2017年の急騰時に比べて、ビットコイン取引の経験者が中心となっていることが伺えます。

今後もユーザーの変動を注視する必要がありそうです。

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