企業がSNSの潜在能力を最大限に発揮するには?データから見た日本の主要SNSアプリの特徴

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令和2年という新しい時代に入った日本で、SNSの重要性は確実に高まっています。新しいオンラインコンテンツは絶えずアップロードされており、ソーシャルメディアサイトでも高いレベルでの新たな戦略的アプローチが必要になっています。

日本のアプリ市場で成功するには、コンテンツの作成と同じくらい、コンテンツの流通・拡散に不可欠なソーシャルメディアの状況を理解することが不可欠です。

世界の傾向とほぼ同様ではあるものの、日本のSNSは国の文化と社会を反映した独自の特性も持っています。

今回は日本という市場で主要なソーシャルメディアプラットフォームとしてたしかな地位を確立している「Facebook」「Twitter」「Instagram」の3つのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の特徴について、アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」のデータを使いながら解説します。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
※ 無料版登録でSNS最新利用データをすぐにご覧になれます。

企業がSNSマーケティングを行う価値

ソウルドアウト株式会社が運営するWebマーケティングのオウンドメディア「Liskul」は、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSについて「ブランディングなどの認知施策としてのみ期待されていたSNSマーケティングが、購買力をうみだすようになった」と指摘しています。(2018年8月30日公開・Liskul:いまさら聞けないSNSマーケティングとは?4種のSNSそれぞれの効果

消費者とマーケティング担当者と結び付けることでブランドの認知度を高め、人気を得ることができるだけでなく、サプライヤーが消費者のデータを取得することで好みや検索履歴に基づいて需要を効果的に一致させることができるのが、SNSマーケティングの大きな価値なのです。

消費者がコンテンツに対する共感を得ることができれば、従来のオーガニック検索とは異なり、ユーザーからの反応をきっかけにアクセスが一晩で増加する可能性さえあります。

Facebook

App ApeでFacebook利用者の性年代別構成(2019年11月)を見ると、中年の男性と女性、特に日本の40代の男性の比率が高いことが分かります。

[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[性別年代比:そのアプリの対象期間におけるユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]

また、多くのユーザーがスマートフォンにアプリをインストールしていますが、非アクティブなユーザーがアクティブなインストールの半分以上を占めています。

MAUに関するデータは、世界の他の地域と同様に、Facebookプラットフォームの成長が日本で停滞基調にあることを示唆しています。

[データ元: App Ape (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

とはいえ、Facebookの膨大なユーザーは、国内外の幅広い視聴者にリーチ、将来の顧客との接点を生み出すための重要なプラットフォームであることを示しているのには間違いありません。

Twitter

一方、Twitterは3つの主要なSNSアプリの中で、日本のSNSユーザーの間で最も人気のあるサービスです。App Apeで2019年11月のTwitter・Facebook・Instagramの月間利用者数(MAU)を比較すると、Twitterが大幅に高い水準であることが分かります。

[データ元: App Ape (国内約3万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

年齢層に関係なく、日本人はTwitterに最も頻繁に利用する傾向が見て取れます。

日本のユーザーの間でTwitterはなぜこれほどまでに魅力的なのでしょうか。

東洋経済オンラインのインタビューで、ツイッタージャパンの笹本裕代表取締役は「スマートフォンで過ごす時間は圧倒的に長くなる中で、『スマホのマスメディア』になれたことはありがたい点です。滞在時間、滞在回数が多いところに広告が集まりますが、この2~3年の間に非常に加速した、という印象です」と述べています(2019年3月19日公開・東洋経済オンライン:「日本のツイッター」が世界を牽引している理由 バイトテロや「自殺願望」への最新対応策とは)。

情報が集まるインフラとして存在の大きさは、Twitterの大きな魅力の一つと言えるでしょう。

140字という文字制限があるTwitterだけに、英語で書いた同じ文字数の単語よりも多くの情報と意味を伝えることができる日本語という言語の特性も、日本で人気が高い理由のひとつといえます。

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Instagram

世界を席巻しているもう1つのソーシャルネットワークサービスはInstagramです。

実際、App ApeでInstagramのMAUの性年代別構成(2019年11月)を見ると、3つのSNSの中で女性が男性を追い抜く唯一のアプリであることが分かります。ユーザーに提供する優れた写真加工機能やストーリーなど独自のサービスが魅力であるのは明白です。

[データ元: App Ape(国内数万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[性別年代比:そのアプリの対象期間におけるユーザーのうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]

企業にとっても、製品を掲載する際にさまざまなフィルターや撮影テクニックを活用して顧客の注目を引くことでユーザーをECサイトに導き、アプリのユーザーが興味のある製品の購入につなげることができます。

実際、Instagramでは女性を対象としたビジネスが急速に成長しており、多くの化粧品会社やアパレルブランドも既に活用しています。

大多数のフォロワーに製品を宣伝するため、いわゆる「インフルエンサー」の活用も企業は積極的に行っています。

サムライト株式会社が2019年1月に実施したインフルエンサーマーケティングに関する調査によると、回答者の8割が「インフルエンサーが使用している商品の購入を検討する」と回答しています。(2019年3月6日公開・サムライト株式会社プレスリリース:インフルエンサーマーケティングは本当に効果があるのか?8割の人は「インフルエンサーが使用している商品の購入を検討する」と回答!

ブランドイメージとフォロワーの特性に細心の注意を払った上で「インフルエンサー」を利用することで、オンラインで市場を大幅に拡大できる可能性があることを調査は示しています。

SNSの未来はデータから探れる

SNSユーザーの増加は、企業と消費者の関係がより密接になっただけでなく、企業が購入者の声を直接聞くことができることも示唆しています。

適切なソーシャルメディアサービスを選択してユーザーからの注目を集め、潜在的な消費者を獲得することにより、企業はブランド認知度を高め、マーケティング力を高めることができるのです。

企業がSNSの潜在能力を最大限に発揮するには、日本のソーシャルメディアプラットフォームの独自の状況をデータから理解し、モニタリングすることが不可欠と言えそうです。

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