コロナによる“巣篭もり生活”で利用が伸びているゲームアプリは?

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App Ape Labの日影(@kozo_hikage)です。外出自粛が続く中、休日は趣味の釣りに行く代わりに、ユーチューブやTikTokで釣り動画を見たり、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」で大物を狙ったりして”Stay home”しています。

新型コロナウイルスが生活に及ぼす影響範囲は、ほとんど全ての分野に広がっています。もちろん、スマホを通じて豊かな余暇時間を人々に提供するゲームも例外ではありません。

全国一斉休校や緊急事態宣言に伴う外出自粛で多くの人々が”巣篭もり生活”を続ける中、余暇時間の受け皿としてのゲームアプリの役割の重要性はますます高まってます。

巣篭もり生活の中でも利用が伸びているゲームアプリには、どのような特徴があるのでしょうか。アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」のデータから読み解きました。

巣篭もり生活で利用が増えているゲームは?

DAU上位500タイトルを対象に、2020年1月15日〜2月14日をコロナウイルスの感染拡大前の“平時”とした上で、下記の3つの期間について、平均DAUを平時と比較しました。

①全国一斉休校要請から緊急事態宣言直前まで(2月27日〜4月6日)
②緊急事態宣言発令後(4月7日〜5月3日)
③緊急事態宣言の延長決定後(5月14日〜5月15日)

各期間ごとのゲームアプリの平均DAU増加率上位10タイトルは下記の表の通りとなりました。

①全国一斉休校要請から緊急事態宣言直前まで(2月27日〜4月6日)

順位アプリ名平時からの増加率
1位どうぶつの森 ポケットキャンプ+35.6%
2位フィッシュダム(Fishdom)+34.2%
3位トゥーンブラスト (Toon Blast)+27.6%
4位荒野行動+22.9%
5位ブロスタ+19.6%
6位バンドリ! ガールズバンドパーティ!+17.7%
7位プリンセスコネクト!Re:Dive+10.2%
8位LINE POP2+7.4%
9位みんなで早押しクイズ+5.9%
10位白猫プロジェクト+5.4%

Note

  • [データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
  • [DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

②緊急事態宣言発令後(4月7日〜5月3日)

順位アプリ名平時からの増加率
1位どうぶつの森 ポケットキャンプ+48.6%
2位フィッシュダム(Fishdom)+40.3%
3位トゥーンブラスト (Toon Blast)+32.9%
4位荒野行動+27.0%
5位ブロスタ+23.4%
6位LINE POP2+10.1%
7位白猫プロジェクト+6.4%
8位みんなで早押しクイズ+3.7%
9位Identity V+3.0%
10位バンドリ! ガールズバンドパーティ!+2.7%

Note

  • [データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
  • [DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

③緊急事態宣言の延長決定後(5月4日〜5月15日)

順位アプリ名平時からの増加率
1位白猫プロジェクト+82.4%
2位どうぶつの森 ポケットキャンプ+56.8%
3位フィッシュダム(Fishdom)+56.0%
4位トゥーンブラスト (Toon Blast)+45.9%
5位荒野行動+31.7%
6位ブロスタ+17.0%
7位にゃんこ大戦争+7.8%
8位LINE POP2+6.3%
9位Identity V+5.9%
10位ガーデンスケイプ(Gardenscapes)+4.1%

Note

  • [データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
  • [DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

利用が増えているアプリの特徴は?

[GooglePlayより引用]

App Apeで上位アプリの傾向を見ると、全ての期間を通じて平時に比べ35〜48%と高い増加率を維持しているのは「どうぶつの森 ポケットキャンプ」です。

3月20日に発売された任天堂の携帯ゲーム機Nintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」の大ヒットに伴い、相乗効果で利用者数が増加しています。

※ App Ape有料会員の方は、こちらより「どうぶつの森 ポケットキャンプ」のアクティブユーザー数推移をご覧になれます。

動きのあるアプリとして特筆すべきなのは「白猫プロジェクト」です。4月末に「鬼滅の刃」とのコラボイベントを開催したことで、平時に比べ大きく利用を伸ばし、5月4日〜5月15日の期間には首位となりました。

「フィッシュダム(Fishdom)」「トゥーンブラスト (Toon Blast)」「荒野行動」「ブロスタ」「LINE POP2」もいずれの期間においても上位の常連です。

正念場は今月以降

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

ランク入りしたゲームを見ると、アクション、パズル、RPGと多様なタイトルが並んでいますが、カジュアルなパズルゲームがやや目立ちます。

緊急事態宣言の延長決定後(5月4日〜5月15日)の増加率上位10アプリについて、4月の各アプリのアクティブユーザーをLight(ライトユーザー、利用日数が月の3分の1未満)、Middle(ミドルユーザー、利用日数が月の3分の1以上、3分の2未満)Heavy(ヘビーユーザー、利用日数が月の3分の2以上)の3つに区分して集計すると、10タイトル中9タイトルでライトユーザーが最も多い結果となっています。

自粛生活における余暇時間の新たな過ごし方としてゲームを選択したユーザーが多いことが大きな要因と筆者は見ています。

今月以降、これらのライトユーザーにゲームの魅力を感じてもらい、ミドル・ヘビーユーザーとしてファン化していくことが今後のキーポイントとなりそうです。

余暇の変化がもたらす広がりに注目

ゲームアプリは人々の余暇時間を豊かに、そして楽しくする役割を持ちます。コロナウイルスをきっかけに人々の余暇時間の過ごし方が変わってくれば、多くのゲームがさらに人々に広がっていく可能性がこれまで以上に高まると筆者は見ています。

緊急事態宣言が5月末まで延長される中、多様な視点でApp Apeのデータをウォッチしていきたいと思います。

App Apeではアプリに関する様々なデータを毎日更新しています。

無料版では、日々の利用情報ランキングや大きな動きがあったアプリを紹介するトレンドランキング、主要SNSアプリの利用情報、各アプリのストア情報のサマリーを見ることができます。アプリの最新動向や人気をウォッチしたり調査したりする方法を探している方におすすめです。

まずは無料版で日々のアプリチェックやベンチマーキングにApp Apeのお気に入り機能をフルにご活用ください。