2020年3月最新版!10代が最もインストールしたアプリランキング

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App Ape Lab編集部では、新型コロナウィルス感染拡大の影響による学校の休校などで、自由な時間の増えた10代の行動がどう変化したかを調査しました。今回調査したのは、アプリのインストールランキングです。

インストールはアクティブユーザーと比較し、プロモーションの影響を受けやすく、新規性の高いアプリがランクインしやすい傾向にありますが、新型コロナウィルス感染拡大の影響でどのように変化したのでしょうか。そこで、今回は流行に敏感な10代に調査対象を絞ったランキング結果をApp Apeのデータから詳しく考察します。

「動画」「漫画」「カラオケ」「音楽」バラエティ豊かなラインナップが並ぶ結果に

10代に限定した2020年3月のアプリインストールランキングは以下の通りです。前月と比較できるよう2月のランキングも並べてみました。

▼3月インストールランキング

順位3月順位カテゴリ
1位少年ジャンプ+コミック
2位LINE MUSIC音楽&オーディオ
3位TikTok動画プレーヤー&エディタ
4位荒野行動ゲーム
5位Pokekara音楽&オーディオ
6位マンガBANG!コミック
7位バンドリ! ガールズバンドパーティ!ゲーム
8位どうぶつの森 ポケットキャンプゲーム
9位PicsArt Photo Editor写真
10位Park Master写真

▼2月インストールランキング

順位2月順位カテゴリ
1位全部押そうゲーム
2位モンスターストライクゲーム
3位wallprimeゲーム
4位Pokekara音楽&オーディオ
5位Woodturningゲーム
6位キックフライトゲーム
7位クァンダ : 5秒で解説検索教育
8位クライマーを描こうゲーム
9位TikTok動画プレーヤー&エディタ
10位マンガBANG!コミック

上記の表から、主にゲームアプリが上位を占めていた2月度のランキングに比べ、3月度のランキングでは漫画や音楽、動画などのバラエティ豊かなアプリが上昇している傾向にあることがわかります。これは、新型コロナウィルス感染拡大防止のための外出自粛要請や、全国的な一斉休学が要因となっていると考えられます。

社会人はテレワークや営業時間の短縮などで、柔軟に働いている方が多い傾向にあります。しかし、その一方で10代のユーザーは学校が休校となっているため、日常における可処分時間が増加しています。

その結果、10代のユーザーは自宅で楽しめる娯楽を求め、アプリで楽しめる動画配信サービスや漫画購読サービスを活用している要因と考察できます。また2月にインストールランキングの上位を占めていたカジュアルゲームよりもじっくり腰を据えてプレイするPvP(荒野行動)や、シミュレーション(どうぶつの森 ポケットキャンプ)などがランクインしており、ゲームの楽しみ方も変わっていると考えられます。

今回の記事では、ランキングの中でも特に順位が急上昇している「少年ジャンプ+」「Pokekara」の2つのアプリをさらに詳しく考察します。

国民的漫画「ONE PIECE ワンピース」の無料公開でインストールが急増

「少年ジャンプ+」は、オリジナル連載が初回全話無料で公開しており、『ONE PIECE』『鬼滅の刃』『僕のヒーローアカデミア』など、話題の新作から伝説の名作まで読める公式マンガアプリです。

[Google Playより引用]

下記は「少年ジャンプ+」の2020年2月から4月までのインストール数の表です。(Androidのデータを表示)

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[インストール数:アプリの月間インストール数の推移。当該月において、アプリを端末にインストールしたユーザー数を表示。]

上記のグラフから、2020年3月2日に行われた一斉休校の影響で、爆発的にインストール数が伸びていることが見て取れます。
また、同年3月9日から5月6日まで国民的人気漫画「ONE PIECE ワンピース」1巻〜61巻の無料公開が行われていることもポイントでしょう。

[ONE PIECEスタッフ【公式】 Twitterより引用]

以上の2つの要因により、継続的にインスールするユーザーが増えています。実に3月のインストール数は2月の約5倍となります。

ここからはカラオケアプリ「Pokekara」について考察していきます。

カラオケ店の休業によりジワジワとインストール数が上昇中

[Google Playより引用]

「Pokekara」は10代から20代のユーザーに人気のアプリで、歌の採点や投稿が無料でできるカラオケアプリです。
アクティブユーザーの性年代をみると圧倒的に10代、20代のユーザーが多いことがわかります。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[性年代比率:そのアプリの対象期間におけるアクティブユーザーに占める性年代別の割合]

また、以下は「Pokekara」の2020年2月から4月までのインストール数を表すグラフです。(Androidのデータを表示)

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[インストール数:アプリの月間インストール数の推移。当該月において、アプリを端末にインストールしたユーザー数を表示。]

上記の表から、2月と3月のインストール数を比較すると、約1.1倍とそれほど変化はありませんが、4月に入り急上昇を見せており、4月1日から23日までの期間で、すでに3月のインストール数を大きく上回っています

これは、新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態宣言による、店舗への休業要請が要因と考えられます。カラオケ店は休業要請の対象となる遊興施設です。そのため、要請を受けて営業を停止している店舗が多数あります。

この影響により、自宅でカラオケを楽しめる「Pokekara」を活用する10代のユーザーが増えてきたと考えるのが自然でしょう。

また、Pokekaraの公式Twitterでは、自粛中にカラオケを楽しみたい方に向けたツイートを頻繁に投稿しています。家に居ながらカラオケを楽しみたいユーザーを取り込むチャンスをしっかり生かしている印象です。

Pokekara【公式】 Twitterより

参照ツイートリンク:https://twitter.com/pokekara_jp/status/1252823793547923456?s=20

人々の生活の変化で、アプリ内外のユーザーの動きも変わる

このように、新型コロナウィルスの影響で国全体が自粛ムード漂う中、着実にユーザー数を伸ばしているアプリは、いかに安全に活用してもらうかを考え、的確にプロモーションを打ち出していることが良くわかります。

今回ご紹介したアプリとは別に、新型コロナウィルスの影響を受けないアプリ業界も存在するでしょう。しかし、どの業界でも言えることは、人々の生活が変わるとアプリ内外のユーザーの動きも変化するということです。

本記事の考察のように、いち早くユーザーの変化に気づき、ニーズを読み解いて対応することが、今後マーケターのスキルとして最重要視されることを再認識する結果となりました。

アプリ市場の動向をリアルタイムで把握し、ユーザーのトレンドを的確に捉え続けることが非常に重要です。さらに詳しいデータやマーケティングで活用できるユーザーの動きが知りたい方は、お気軽にこちらからApp Apeの無料版をお試しください。

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