いま50代に人気のアプリは?SNS、ライブ配信、コミック、医療カテゴリMAUランキング

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近年、スマートフォンを使っている50代以上の割合が急速に延びています。

複数の調査によると、インターネットに接続する主な端末として、60代以上はパソコンとスマートフォンの割合が同程度であるのに対し、50代以下はスマートフォンが1位という結果です※。
※出典元:平成30年通信利用動向調査の結果ーー総務省

最近では、慣れていないシニア世代でも使いやすいように、画面の見やすさや操作性、音声入力に気を配られたスマートフォンが増えてきました。サポート体制も充実しているため、両親にスマートフォンをプレゼントした、という話もよく耳にするのではないでしょうか。

今回は、スマートフォンの利用率が伸び続けている50代以上のアプリ利用事情に注目してみました。ライブ配信や漫画、お薬手帳などのシニア層がよく使っているアプリについて、国内No.1アプリ分析ツール「App Ape」でひもときます。

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一般の人でも配信しやすいライブ配信アプリが多くランクイン

まずは、2020年4月時点でのソーシャルカテゴリでのアプリユーザー数ランキングを見ていきましょう。50代のみのランキングと全ての年代を含めたランキングを比較してみます。

▼2020年4月 ソーシャルカテゴリ月間アクティブユーザー数ランキング

順位50代以上全ての年代
1位InstagramInstagram
2位FacebookFacebook
3位AmebaAmeba
4位マチコミメールpixiv
5位17 Live(イチナナ)マチコミメール
6位mixiZenly ゼンリー
7位TolunaMirrativ(ミラティブ)
8位Mobage(モバゲー)mixi
9位Pococha Liveツイキャス・ライブ
10位BIGO LIVE(ビゴライブ)Lobi(ロビー)

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

2つのランキングを比較すると、1〜3位までは順位もラインナップも同じで、1位が「Instagram」、2位が「Facebook」、3位が「Ameba」になっています。

ここにSNSとして「Twitter」がランクインしていないのは、Google StoreのランキングだとTwitterがソーシャルカテゴリではなくニュース雑誌カテゴリに入ることが理由です。2020年4月のアクティブユーザー数で比較してみると、Twitterは全ての年代・50代以上ともに、Instagramのユーザー数を抜いて1位に躍り出ます。

4位以下のランキングを見てみましょう。50代以上のランキングでも全ての年代のランキングでも、ライブ配信アプリが複数ランクインしていることが分かります。

Pococha 公式サイトより引用
[Google Playより引用]

50代のユーザー数ランキングに入っているライブ配信アプリを見てみると、誰でも気軽にライブ配信しやすい「17 Live」、「Pococha」、「BIGO LIVE」が挙げられます。日本や海外の芸能人が活用しているケースもあり、コミュニティやギフトなどの機能を通じて自分が応援したい人とのコミュニケーションを図れることも魅力だと言えるでしょう。

一方の全ての年代のランキングには、「Mirrativ」、「ツイキャス」、「Lobi」がランクイン。こちらはゲーム実況をするための配信アプリが多く、50代以上の年代との需要の違いがうかがえます。

次のグラフは、急激な成長を見せているライブ配信アプリの年代比率です。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[年代比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、年代別でみたときの割合]

50代のランキングに入っていたライブ配信アプリの年代比をみてみると、17Liveは30代までの年代よりも、40代・50代以上のユーザーが多いことが分かります。Pocochaは10代を除くと、どの世代も同程度のユーザー数が確認でき、日本でのユーザー数がまだ少ないBIGO LIVEは、20代の比率が圧倒的に多いことが分かります。

数あるライブ配信アプリのなかでも特に17Liveは、70代のライブ配信者が料理や歌の配信で人気を集めて10代が視聴するなど、幅広い世代間の交流を楽しむ場となっているようです※。
※参考:シニア世代の希望の星!イチナナの配信を通して世界を広げたマダムーー公式サイトより

また、2020年には有名俳優を起用したテレビCMが流れたことも、40代以上のユーザーの増加につながっているのかもしれません。

17Live 公式サイトより引用

50代は有名タイトルを好む

続いてコミックカテゴリランキングを見てみましょう。こちらも50代以上のユーザー数と全ての年代のユーザー数を比較しています。

▼2020年4月 コミックカテゴリ月間アクティブユーザー数ランキング

順位50代以上全ての年代
1位LINEマンガLINEマンガ
2位ピッコマピッコマ
3位マンガBANG!少年ジャンプ+
4位dブックマイ本棚マンガワン
5位少年ジャンプ+マンガ UP!
6位マンガebookjapanマガポケ
7位マンガワンマンガBANG!
8位comicoGANMA!(ガンマ)
9位マンガ UP!comico
10位マンガParkニコニコ漫画

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

両者のランキングを比べてみると、10タイトルのうち、3タイトルが異なるアプリとなっています。

50代のランキングに入っていないものとしては、週刊少年マガジン公式コミックアプリ「マガポケ」「GANMA!」「ニコニコ漫画」の3タイトルです。後者2つのアプリは、多くの作品を無料で読める点が若い世代に支持されていると考えられます。アプリオリジナルの漫画が読めたり未来のヒット作が読めたりと、紙媒体では未掲載の作品が好まれる傾向にあるようです。

一方の50代のランキングでは、「dブックマイ本棚」や「マンガebookjapan」のように、作品を購入するタイプのアプリがランクインしています。

過去に読んだことのある有名作品を、もう一度電子版で楽しみたいという需要が多いようです。全ての年代に入っているアプリと異なり、無料でたくさん読むよりも自分で選んだ作品を購入する楽しみ方がうかがえます。

では、50代に人気のdブックマイ本棚やマンガebookjapanは、他の年代にどの程度支持されているのでしょうか。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[年代比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、年代別でみたときの割合]

ユーザー数の年代比率を見てみると、dブックマイ本棚は30代・40代のユーザーが多く、マンガebookjapanは、20代・30代のユーザーが多いことが分かります。

このグラフから、50代のアプリユーザー数ランキングの10位以内に入っているdブックマイ本棚やマンガebookjapanのユーザー数として、50代が最も多いのではなく、他の世代からも幅広く活用されているようです。

お薬記録系のアプリが4つランクイン

最後に、年代によって使い方が異なると考えられる医療カテゴリのアプリユーザー数ランキングを見ていきましょう。

▼2020年4月 医療カテゴリ月間アクティブユーザー数ランキング

順位50代以上全ての年代
1位EPARKお薬手帳ナスカレ
2位ナスカレアイチケット
3位アイチケットEPARKお薬手帳
4位日本調剤のお薬手帳プラスアットリンク
5位日薬eお薬手帳m3.com
6位おくすり手帳Linkフルル手帳
7位シフトナシフトナ
8位m3.com日本調剤のお薬手帳プラス
9位血圧ノートストレススキャン
10位ヤクチエ添付文書生理カレンダー

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

50代のランキングと全ての年代のランキングを比較してみると、全ての年代で最も多かったのは、「ナスカレ」「フルル手帳」「シフトナ」という看護師向けのシフト管理のアプリです。現役の看護師が仕事のために活用している様子がうかがえます。

全ての年代にランクインしているその他のアプリは用途がさまざまで、種類が重なっているものとしては、診療予約できるアプリとして「アイチケット」「アットリンク」の2つ、お薬手帳用のアプリとして「EPARKお薬手帳」「日本調剤のお薬手帳プラス」の2つです。

この他にも「ストレススキャン」や「生理カレンダー」がランクインしていることから、病院や薬局への通院時だけでなく、日常的にアプリを使って健康管理を図っているライフスタイルがうかがえます。

一方の50代以上のランキングでは、お薬手帳アプリが4つもランクインしています。アプリごとに差別化を図るために、見やすいUIデザイン、薬局との連携、シニア層でも使いやすいようにお薬の記録だけに機能を限定したシンプルな設計などの工夫をしているようです。

50代以上のランキングに入っているお薬手帳アプリ

  • EPARKお薬手帳
  • 日本調剤のお薬手帳プラス
  • 日薬eお薬手帳
  • おくすり手帳Link

続いて上記4アプリのユーザー年代比率を見てみましょう。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[年代比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、年代別でみたときの割合]

グラフを確認すると、日本調剤のお薬手帳プラスは30代のユーザーが全体の45%を占めているのが特徴的です。おくすり手帳Linkは、圧倒的に50代以上にユーザーの利用が多くなっております

50代はアプリに課金するユーザーも多い

50代が活用しているアプリの特徴を考えてみると、ライブ配信で配信者とコミュニケーションをとったりマンガアプリで作品を楽しんだりする際に、有料課金をして活用している人が多いと考えられます。

今後ますます増えていく可能性のある50代のスマートフォンユーザー。特に、ライブ配信は全世代のユーザー数が伸びていくと考えられるので、その変動も要チェックです。

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  • アクティブユーザー数のランキング
  • 急成長しているアプリがわかるトレンドランキング
  • 主要SNSアプリの利用時間帯や性別年代比
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