【2020年最新版】ファイナンスアプリ利用ユーザー数ランキング|PayPay1年で急成長

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新型コロナウイルスが原因で、ファイナンスアプリの利用率が伸びています。

  • 外出自粛ムードが広がったことで、モバイルで口座確認などをする方が増加
  • 現金決済の感染リスクを危惧した消費者が、キャッシュレス決済アプリをよく使うようになった

などが理由と考えられます。

アプリの利用データを確認して詳しく分析すれば、どんなファイナンスアプリがなぜ人気かなどが分かり、自社のマーケティングに活かしやすくなるでしょう。

今回は決済アプリなどファイナンス業界のアプリ動向が気になる方向けに、アプリ分析サービス「App Ape」のデータをもとにファイナンスアプリの市場規模や傾向などを深く掘り下げていきます。

Note

  • 文中に出てくる言葉について
  • ※MAU:そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • ※性別年代比:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、性別×年代でみたときの各世代の割合

2020年5月の、ファイナンスアプリMAUランキングTOP10を発表!

▼2020年5月におけるファイナンスカテゴリーアプリのMAUランキングTOP10

順位アプリ名主要機能
1位PayPay電子決済
2位au PAY電子決済
3位楽天カードカード
4位d払い電子決済
5位楽天ペイ電子決済
6位楽天銀行銀行口座
7位dカードアプリカード
8位三菱UFJ銀行銀行口座
9位AEON WALLETカード
10位三井住友銀行アプリ銀行口座

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

▼コロナ禍で電子決済アプリやカードアプリ、銀行アプリなどが伸びる

上位5つのうち、4つが電子決済アプリ(QRコード決済アプリ)になっているのが特徴的です。コロナウイルスへの感染を恐れ、電子決済アプリを使って安全に決済したいと考えている方が多いのがよく分かる結果となっています。

他にも、クレジットカードを管理するためのアプリや銀行関連のアプリがランクインしています。

  • スマホ画面から入出金明細が確認できる
  • スマホから振込手続きなどが可能である
  • グラフなどで簡単に支出管理ができる

こういった機能があるアプリが、コロナ禍で多くのユーザーを獲得しているようです。

▼キャリア提供のアプリが多い、また楽天グループも大きな存在感を示している

次に運営会社を見てみると、

  • 2位の「au PAY」は「KDDI」が提供
  • 4位の「d払い」と7位の「dカードアプリ」は「NTTドコモ」が提供

とTOP10のうち3つのアプリが、キャリア(大手携帯電話会社)が直接運営しているアプリになっています。

ちなみにランキング1位の「PayPay」を運営している「PayPay株式会社」は、「ソフトバンク株式会社」と「ヤフー株式会社」などが共同出資して設立した会社です。つまりソフトバンクグループが提供しているサービスであり、キャリアが運営しているアプリと同じくくりで見たほうがよいでしょう。

実質的に、TOP10のうち4つが携帯キャリアが提供しているアプリとなっています。
携帯キャリアが、通信事業だけでなくファイナンス事業でも大きな存在感を示しているのがはっきりしました。

また、3位の「楽天カード」、5位の「楽天ペイ」、6位の「楽天銀行」と、楽天グループのアプリが3つランクインしているのもポイントです。
楽天カードを始めとして、楽天の金融サービスはすでに多くのユーザーを獲得しています。その傾向が、アプリランキングにも現れているようです。

PayPayのアクティブユーザー数割合は圧倒的、SNSにも迫る

次は、ファイナンスアプリのMAU割合などを確認していきます。

▼アクティブユーザー数の割合を比較すると、PayPayが圧倒的

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

上のグラフは、2020年5月におけるファイナンスアプリMAUランキングTOP10のアクティブユーザー数割合を、PayPayを基準にして比較したものです。
結果的に1位のPayPayが、2位のau Payの2倍以上を獲得するなど圧倒的なアクティブユーザーを獲得しているのが分かります。PayPayでは2018年10月の初リリース以降、

  • 20%還元キャンペーンなどで新規顧客を獲得する
  • ヤフーショッピングなど、ソフトバンクグループのサービスでPayPayを利用できるようにする

などの施策で商圏拡大を図ってきました。
潤沢なキャンペーン予算やソフトバンクグループとしての広いサービス網などを活用して、アクティブユーザーを大幅に確保できているようです。

▼PayPayのアクティブユーザー数は、Facebookに迫る勢いである

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

上のグラフは、「Twitter」、「Instagram」、「Facebook」の3大SNSアプリと「PayPay」の合計4アプリを、Twitterのアクティブユーザーを100%として比較したものです。こちらを見ると、PayPayは、Facebookにもう少しで届く勢いで成長しているのが分かります。

PayPayはリリース以降も、「割り勘機能」「請求書払い機能」などの新機能が追加され、頻繁に改良が加えられています。将来的にはアプリからさまざまなサービス予約や支払いなどが可能になる「スーパーアプリ」を目指しており、今後も成長が期待できるでしょう。

今回3つのSNSと比較して、国内市場での認知度は十分に広まっていることが、わかりました。そして、日常的に使うアプリなので、SNSのように「DAU(日間アクティブユーザー数:1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数)」も今後は重要視する必要があるでしょう。

PayPayのMAU推移や性別年代比はどうなっているのか?

次に、PayPayのMAU推移や性別年代比などを解説していきます。

▼PayPayは1年単位で見ても順調に成長している、2020年5月MAUは最大

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

こちらは、2019年5月から2020年5月までのPayPayのMAU推移を表しています。
2019年5月から10月にかけて、特に大きく成長しているのが分かります。また10月以降も、堅調にMAUを伸ばしているようです。
2020年5月のMAUは、一番大きくなっています。

PayPayでは2020年5月にかけて、

などコロナでもPayPayを使ってもらえるような施策を続々打っています。
今後もこういった施策を活用しながら、上手くMAUを伸ばしていけるか注目です。

▼PayPayのユーザーは男女で大きな差はなく、広い年齢層に普及

こちらは、2020年5月におけるPayPayの性別年代比を表しています。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[性年代比率:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、性別×年代でみたときの各世代の割合]

ユーザー全体を性別で分けてみると、男性が52.9%、女性:47.1%と、男性がやや多いものの、大きな差は見られませんでした。また年代別で男女比を見ても、
ユーザーボリュームはほぼ半々になっています。

年代別でユーザー割合を比較すると、10代が4%、20代が18.9%、30代が28.3%、40代が31.8%、50代が16.6%と、20~40代においては年齢が高くなるほどにユーザーが増える傾向にあります。40代がメインユーザー層となっているようです。また50代のユーザーボリュームも16.6%と、比較的多い印象を受けます。

電子決済サービスと聞くと若者が使うイメージが強い方もいらっしゃるでしょうが、PayPayは年齢に関係なく広いユーザーに広まっているようです。

まとめ

今回はファイナンスアプリのMAUデータなどをもとに、どんなアプリに人気が集まっているかなどを解説してきました。

コロナ禍の中で、電子決済アプリやカードアプリ、銀行アプリなどはしばらく人気が続きそうです。特にファイナンスアプリの中では、PayPayがトップの成長を見せているのが分かりました。
厳しい社会情勢でも、上手く使ってもらえるような工夫をしながらアプリを運営するのが、一つポイントになるでしょう。

さらにファイナンスアプリについて詳しいデータを知りたい方は、お気軽にこちらからApp Apeの無料版をお試しください。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
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App Apeではアプリに関する様々なデータを毎日更新しています。

App Apeは、アプリのさまざまな利用データから、マーケティング施策や今後の戦略のヒントを見つけ出すSaaSツールです。無料登録で、下記のデータをPCやスマホからいつでもご確認いただけます。

  • アクティブユーザー数のランキング
  • 急成長しているアプリがわかるトレンドランキング
  • 主要SNSアプリの利用時間帯や性別年代比
  • 各アプリのストア情報のサマリー など


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