2020年3月版!シニア世代が今使い始めたアプリとは?

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App Ape Lab編集部は2020年3月以降のデータを元に、シニア世代によるアプリのインストール数を調査しました。全世代のアプリインストールと比べ、シニア世代はニュース系アプリのインストールが多い傾向があります

本記事では、その中でも3月1日にリリースされて急速にインストール数を伸ばしている「NHKプラス」や、新型コロナウイルス感染拡大による影響でプロ野球のシーズンの開幕が延期されているにも関わらず、インストール数を伸ばしている「スポナビ 野球速報」を中心に考察していきます。

60代以降と全年代のランキング比較。異なるニーズが浮き彫りに

全世代と60代以降に限定した2020年3月のアプリインストールランキングは以下の通りです。

順位全世代60代以上
1位スマートニューススマートニュース
2位PayPaydmenuニュース
3位TポイントNHKプラス
4位InstagramYahoo!ブラウザー
5位少年ジャンプ+スポナビ 野球速報
6位楽天の稼げるおこずかいアプリPayPay
7位メルカリYahoo!JAPAN
8位TwitterTポイント
9位LINE MUSICInstagram
10位Amazonプライム・ビデオd払い

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • インストール数:アプリの月間インストール数の推移。当該月において、アプリを端末にインストールしたユーザー数を表示。

今回のランキングから読み取れる60代以降の特徴は、ニュース系アプリの上位化です。

全世代・60代以降ともにスマートニュースが1位であるのは変わらないものの、2位以下のラインナップは大きく異なっています。

全世代の2位以降では、「Instagram」「少年ジャンプ+」「LINE MUSIC」「Amazonプライム・ビデオ」といった娯楽系のアプリが並んでいますが、60代以降のランキングには「NHKプラス」「スポナビ 野球速報」「dmenuニュース 」といったニュース系のアプリが上位に上がってきています。

このことから、60代以降のユーザーはアプリを娯楽としてではなく、世の中のニュースをキャッチアップする情報収集のためのツールとして活用している方が多いことが読み取れます。

次は、60代以降のランキングで上位に上がっていた「NHKプラス」と「スポナビ 野球速報」「Yahoo!ブラウザー」を深ぼって分析していきます。

60代以降を中心に支持を集める新規アプリ「NHKプラス」

3月の「NHKプラス」のインストール回数と性別年代比は以下の通りです。

NHKプラス 公式サイトより引用

「NHKプラス」は3月1日にリリースされたばかりのアプリで、スマホやパソコンでNHK総合テレビとEテレ(教育テレビ)の番組を視聴できるサービスです。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[所持ユーザー数:そのアプリの対象期間におけるApp Apeのパネルユーザーのうち、そのアプリを月末時点で所持しているユーザーの割合 × 日本のAndroid利用者数]

所持ユーザー数を確認すると、リリース直後の3月1週目と緊急事態宣言の発令直前から直後にあたる3月末から4月1週目あたりに大きく数字が伸びており、インストールする人が増加したことがわかります。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[性年代比:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]

ユーザーの多くは男性で、70%を占めています。ユーザーの年齢層は40代から60代以降のユーザーが50%以上で、60代以降のユーザーが約25%という結果になっています。そのため、高齢者から圧倒的な支持を集めているアプリといえます。

ここからは、ニュース系以外のアプリでインストール数を伸ばしている「スポナビ 野球速報」「Yahoo!ブラウザー」を見ていきます。

スポナビ・ヤフーのユーザー推移

2020年以降の「スポナビ 野球速報」のWAU(月間アクティブユーザー数)は以下の通りです。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[WAU(Weekly Active Users):そのアプリの対象期間における、週間アクティブユーザー数で、週に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

3月上旬ごろまで「スポナビ 野球速報」は新型コロナウイルスの感染拡大によるプロ野球の開幕延期の影響からWAUが伸び悩んでいましたが、3月中旬頃から大きくインストール数が伸びています。

要因は、「スポナビ 野球速報」の公式Twitterアカウントから投稿された以下ツイートと考えられます。

ハッシュタグ「#待ってるぞプロ野球」と共に球場を映した1分程度の動画が投稿され、プロ野球ファンたちに拡散されて広まったようです。

また、「Yahoo!ブラウザー」も2020年1月から4月にかけて利用ユーザーが増加しています。性別年代比を見ると、「NHKプラス」同様ユーザーの多くは男性で、40代から60代以降のユーザー大半を占めています。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[性年代比:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、男女×年代でみたときの各世代の割合]

上記の傾向から考えると、「Yahoo!ブラウザー」は検索機能だけでなく、ジャンル分けされた様々なニュースが配信されており、情報収集としても活用できることが支持されている要因と考えられます。

シニア層の重要性まとめ

アプリ業界では、利用率の高い10~20代の若い世代をターゲットとすることが多いですが、日本の人口はすでに25%以上は60代以降になっており、今後は高齢者層のマーケティングも重要となりそうです。

今回の傾向から考察すると、今後のアプリ業界のマーケティングは以下の2点が求められてきそうです。

  • 普段のルーティンの中に溶け込めるか
  • 煩わしい操作なしで活用できるか

上記のようなターゲットの行動・リテラシーを理解したUXが成功の鍵になってくるのではないでしょうか。

App Apeでは無料登録することで、シニア世代のインストールアプリユーザー動向の変化を確認することができます。今回ご紹介したアプリ以外にもシニア層に人気の高いアプリは多くあります。そのデータに基づいて、今後のアプリ業界のマーケティング戦略を考案してみてはいかがでしょうか?

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