【2020年6月】スマホアプリ売上ランキング|ゲームアプリが並ぶ中、ピッコマが10位にランクイン

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新型コロナウイルスの影響で巣ごもり消費が促進され、その中でアプリの需要も伸びています。SNSアプリや動画ストリーミングアプリなど、さまざまなアプリが人気を博しています。

スマホアプリの売上ランキングを見てみると、ゲームアプリ上位に多く入っています。そんな中、マンガアプリのピッコマが10位にランクインしているのが特徴的です。

今回はマンガアプリのマーケターや出版社のデジタル部門の方向けに、アプリ分析ツール「App Ape」のデータをもとにして、2020年6月のスマホアプリ売上ランキング(セルラン)や注目マンガアプリなどについて分かりやすく解説していきます。

Note

  • ※指標の説明
  • MAU:月間アクティブユーザー数
  • DAU:日間アクティブユーザー数
  • ARPU:アプリ利用ユーザー1人当りの平均課金額
  • 性別年代比:そのアプリの対象期間における所持ユーザー(MAU)のうち、性別×年代でみたときの各世代の割合

2020年6月セルラン発表、ゲームアプリが好調だがマンガアプリも売上を伸ばしている

▼2020年6月売上ランキング(対象:Android)

順位アプリ名順位変動
1モンスターストライク0
2Fate/Grand Order0
3ドラゴンクエストウォーク0
4Pokémon GO0
5パズル&ドラゴンズ0
6プリンセスコネクト!Re:Dive+22位
7放置少女 〜百花繚乱の萌姫たちー1位
8ロマンシング サガ リ・ユニバース+6位
9ドラゴンボールZ ドッカンバトル+15位
10ピッコマ – 人気マンガが待てば無料の漫画アプリ0

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • 売上ランキング:App Apeのデータで独自に推計した月間売上ランキング

上記は、2020年6月時点のスマホアプリ売上ランキングTOP10を表しています。

上位1~5位までは定番の人気アプリであり、前月比で見ると順位にも変動がありません。一方6~10位までを見てみると、前月比で「プリンセスコネクト!Re:Dive(プリコネ)」が+22位になったり「ドラゴンボールZ ドッカンバトル(ドッカンバトル)」が+15位になったりと、大きな変動が起きている部分もあります。

ゲームアプリが上位10個の内9個を占める中、注目したいのが10位の「ピッコマ」です。ピッコマは前月から同順位をキープしており、高い売上を誇っているのが分かります。

そして13位には、「LINEマンガ」がランクインしています。このことからゲームアプリに次いで、マンガアプリの売上も高いことが分かりました。

ちなみにゲームアプリと比べて、マンガアプリはARPU(1ユーザーあたりの平均収益)が低いことも特徴的です。残念ながら、この記事ではARPUの実数値は公開できません。ご覧になりたい方は、下記からApp Apeへご登録ください。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
※ 下記より、App Apeの説明資料をダウンロードできます。

ピッコマとLINEマンガのデータ推移を比較

次に、MAUやDAUからピッコマとLINEマンガのデータ推移を比較していきます。

▼ピッコマが成長率でLINEマンガを上回る結果に

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

上記では、2019年6月~2020年6月のピッコマとLINEマンガのMAUの推移を表しています。
ピッコマよりLINEマンガのほうが数年早くリリース開始された影響もあるのか、ユーザーボリュームではLINEマンガがリードしている状況です。2020年6月時点のデータを見ると、LINEマンガのMAUはピッコマの1.31倍です。

しかし2020年6月時点のMAUの数値を2019年6月と比較すると、LINEマンガの1.19倍に対してピッコマは1.43倍になっており、ピッコマのほうがMAU伸び率は高い状況となっています。

▼日間利用率はピッコマがLINEマンガより多いことが判明

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による]
[DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

上記は、2020年6月22日~7月21日までの日間アクティブユーザー数の推移を表しています。
MAUと同じく、LINEマンガのほうがDAUも多いです。しかしMAUと比較すると差は小さく、2020年7月16日のように重なりそうな部分も見受けられました。

さらに2020年6月時点の日間利用率(DAU / 所持ユーザー数)は、下記のようになりました。

・ピッコマ:52.8%
・LINEマンガ:43.1%

この点から、

  • LINEマンガはユーザーボリュームが多い分、日常的にアクティブにしていないユーザーも多い
  • ピッコマはLINEマンガと比べて、日常的に利用されている率が高い

というのが分かります。

ピッコマのほうがヘビーユーザーが多め、ヘビーユーザーの成長率も高くLINEマンガを超えるかも

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[利用頻度の割合:非アクティブ・ライトユーザー・ミドルユーザー・ヘビーユーザーの割合]

上記は、2020年6月時点のデータをもとにピッコマとLINEマンガの各ユーザーを利用頻度別に分けて、円グラフで表したものになります。

ベビーユーザー、ミドルユーザー、ライトユーザー、休眠ユーザーの定義は下記になります。

ヘビーユーザー:月間利用日数が2/3以上のユーザー
ミドルユーザー:月間利用日数が1/3から2/3までのユーザー
ライトユーザー:月間利用日数が1/3までのユーザー
休眠ユーザー:月間利用日数が0日のユーザー

するとLINEマンガのヘビーユーザーが31.5%に対して、ピッコマのヘビーユーザーは39.9%でした。コミックを読むアプリとして利用頻度が高いのは、ピッコマのほうだと分かります。

[データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[ヘビーユーザー:月間利用日数が2/3以上のユーザー]

上記は、ピッコマとLINEマンガそれぞれのヘビーユーザー成長率です。

2アプリのヘビーユーザー数の推移を確認すると、どちらのアプリも成長しています。しかし特にピッコマの成長は著しく、2019年6月~2020年6月の1年の間にヘビーユーザー数が1.45倍にまで増加しました。将来的には、LINEマンガに追いつきそうな勢いです。

アプリ運営の上で新規ユーザーを獲得するのは重要ですが、その後どれだけユーザーに使ってもらえるかが鍵となっています。

マーケティングには、「パレートの法則」というものがあります。これは分かりやすく説明すると、「2割のリピーターが、商品やサービス全体の8割の利益を生み出す」という理論です。つまり新規でユーザーを獲得した後、どうやってリピーターへ転換し、課金へつなげていくかがアプリの長期的な売上増加のカギを握ります。

その点ピッコマは新規ユーザーを獲得するだけでなく、コアなファンも作っていけるように戦略を工夫しているのがデータから読み取れます。

・AI分析とアナログ分析を両方駆使し、ユーザーの動向を予測する
・漫画一覧の表紙画像を、定期的に更新する
・アプリ内に広告を挟まない

など、リピーターを増加させているのにはさまざまな秘密がありそうです。
※上記引用元:漫画ファン、どう増やす?――急成長の漫画アプリ「ピッコマ」が考える“紙とアプリの共存”

ちなみにライトユーザーに関しては、LINEマンガが29%になるのに対して、ピッコマは23.3%でした。
LINEマンガの利用ユーザーには、週末だけ利用するなど、同じコミックアプリでも利用の違いがあることがデータから見えます。

また、2アプリのミドルユーザーと休眠ユーザーの割合は下記のようになりました。

ミドルユーザー:LINEマンガが14.7%に対して、ピッコマは14.1%
休眠ユーザー:LINEマンガが24.8%に対して、ピッコマは22.6%

ミドルユーザーに関しては、ほとんど差がありません。また休眠ユーザーには2.2%ほど差がありますが、ヘビーユーザーやライトユーザーの差に比べると小さいです。

総合的に分析すると、「LINEマンガは週末時間があるときに、ピッコマは日常的な利用が多い」ということが言えるのではないでしょうか。

まとめ

今回はAppApeのデータをもとにして、2020年6月のスマホアプリ売上ランキング(セルラン)や注目マンガアプリなどについて分かりやすく解説してきました。
ゲームアプリの売上は相変わらず大きいですが、ピッコマやLINEマンガなどマンガアプリも売上ランキング上位に食い込んでいるのが分かりました。

またコミックアプリの特徴をまとめると、下記のようなことが言えるでしょう。

  • MAUで見ると、LINEマンガのユーザーのほうがピッコマより多い
  • 利用頻度で見ると、ピッコマのほうがLINEマンガよりユーザーが多い

特にピッコマの利用頻度の高いヘビーユーザーが多いという特徴は、売上増加にも深く関係しているでしょう。マンガアプリの売上を考える際は、リピーターの創出にも力を入れてみましょう。

さらにアプリの売上ランキングなどについて詳しいデータが知りたい方は、下記からAppApeへ無料登録してみてください。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
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App Apeではアプリに関する様々なデータを毎日更新しています。

App Apeは、アプリのさまざまな利用データから、マーケティング施策や今後の戦略のヒントを見つけ出すSaaSツールです。無料登録で、下記のデータをPCやスマホからいつでもご確認いただけます。

  • アクティブユーザー数のランキング
  • 急成長しているアプリがわかるトレンドランキング
  • 主要SNSアプリの利用時間帯や性別年代比
  • 各アプリのストア情報のサマリー など


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