【最新版】アプリ利用時間ランキング  TOP3に共通する特徴は?

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ここ数年で一気に人々の生活インフラとなったアプリの利用時間の動向を推計するデータは、可処分時間の過ごし方が多様化する中、消費者の行動様式やセンチメントの変化を捉えるのに役立つようになりました。特にビジネスの戦略策定や意思決定をする上で人々の行動や生活実態を深掘りできるアプリのデータは、ますます価値が高まっています。

アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」では、パネルユーザーの許諾を得た上で、ユーザーが各アプリをどれくらい時間利用していたのかを推計するのに必要なデータを日々蓄積しています。

人々の生活行動を反映するアプリの利用時間の動向をApp Apeのデータから探るとともに、利用時間が長いアプリに共通する特徴を垣間見ました。

上位1000アプリの利用時間の動向は?

[データ元: App Ape (国内約15万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

App Apeで2020年1月〜4月の月間利用者数(MAU)上位1000アプリを対象に、1アプリに費やす1MAUあたりの月間平均利用時間を算出すると、2020年1月の2時間34分に比べ3月は4.9%増の2時間42分、4月は4.5%増の2時間41分となりました。増加基調は、コロナウイルスの影響で外出自粛などの影響が出始めたのとちょうど重なります。この辺りの時間が一つのベンチマークとなりそうです。

2020年1月と4月のアプリ利用時間ランキングの違いは?

さらにApp Apeで蓄積するアプリの利用データをもとにとりまとめた、2020年1月の1MAUあたりの利用時間上位10アプリは以下の通りです。
ゲームが7タイトルを占めており、ユーザーの可処分時間の受け皿として大きな位置を占めていることが伺えます。

順位アプリ名1MAUあたり利用時間
1位ドラゴンクエストウォーク38時間08分
2位ロマンシング サガ リ・ユニバース33時間38分
3位ChMate28時間06分
4位ついっとぺーん(Twitterアプリ)21時間07分
5位プロ野球スピリッツA20時間11分
6位星のドラゴンクエスト16時間07分
7位タウンシップ (Township)15時間44分
8位Pokémon GO15時間30分
9位実況パワフルプロ野球15時間22分
10位Twitter15時間13分

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

一方、2020年4月の1MAUあたりの利用時間上位10アプリは以下の通りです。

順位アプリ名1MAUあたり利用時間
1位ロマンシング サガ リ・ユニバース38時間06分
2位ChMate37時間41分
3位ドラゴンクエストウォーク36時間59分
4位無料の歩数計 – ステップカウンター&カロリー計算28時間08分
5位星のドラゴンクエスト21時間45分
6位歩数計 – 無料のステップカウンター&カロリー計算20時間44分
7位ついっとぺーん(Twitterアプリ)20時間19分
8位プロ野球スピリッツA19時間54分
9位実況パワフルプロ野球17時間26分
10位Twitter17時間23分

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • MAU(Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数

ゲームが可処分時間の過ごし方として受け入れられていることに変わりはありませんが、フィットネス&ヘルスケア関連の歩数計アプリ2タイトルが新たにランキング入りしました。

コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の発令で外需自粛となった結果、通勤や通学に費やす時間が減少し、健康維持のために意識的に運動をする必要が生じたことが大きな要因と見ています。

ユーザーの利用時間が長いアプリの共通点

1MAUあたりの利用時間が長いアプリに共通する特徴は、”ヘビーユーザー”の割合の高さです。

[データ元: App Ape (国内約15万台のAndroid端末を分析)/アクティブ数はApp Ape 推定による ]
[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]

2020年4月に上位にランクインした3アプリの所持ユーザーを▽Light(ライトユーザー、利用日数が月の3分の1未満)▽Middle(ミドルユーザー、利用日数が月の3分の1以上、3分の2未満)▽Heavy(ヘビーユーザー、利用日数が月の3分の2以上)▽休眠(月内利用なし)の4つに区分して集計すると、いずれのアプリもヘービーユーザーが4割以上となりました。

利用時間が長いアプリから学ぶことは多い

今回紹介した1MAUあたりの利用時間ランキングでは、上位の大半がゲームアプリでした。
ユーザーに使ってもらえるアプリは、毎日開いてもらえるアプリとほぼ同義です。利用時間が長いゲームアプリは、ユーザーの満足度や成長に応じたアプリの利用を促すノウハウの宝庫といえます。今後、コロナウイルスとともに生きる「ニューノーマル」の時代に突入すると、デジタルでの顧客接点の創出・維持があらゆる業態で必須となると筆者は見ています。

そこで生かされるのが、連綿と積み上げてきたアプリのデータです。

これまで蓄積されてきた成功を収めたアプリの特徴や実際の理容動向は、変化が激しい時代の中での有用な羅針盤になるのは間違いなさそうです。

App Apeではアプリに関する様々なデータを毎日更新しています。

無料版では、日々の利用情報ランキングや大きな動きがあったアプリを紹介するトレンドランキング、主要SNSアプリの利用情報、各アプリのストア情報のサマリーを見ることができます。アプリの最新動向や人気をウォッチしたり調査したりする方法を探している方におすすめです。

まずは無料版で日々のアプリチェックやベンチマーキングにApp Apeのお気に入り機能をフルにご活用ください。