フードデリバリーアプリの利用と天気の関連性|アプリ×気象データから見えるユーザーの生活

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新型コロナウイルスの影響もあり、一般的に広く普及したフードデリバリーアプリ。外出自粛期間中に、「Uber Eats」や「出前館」などのフードデリバリーアプリの利用を開始した方も増えています。特に、天気の悪い日などは買い物・外食も億劫になりフードデリバリーアプリに頼ることも多かったでしょう。

本記事では、フードデリバリーアプリの日間の利用動向と気象変動の関係性を、アプリ分析ツール「App Ape」で蓄積するデータと、気象庁のデータから浮き彫りにします。これらの2つのデータの掛け合わせによって、どういった関連性が見えてくるのでしょうか。

気象庁が出す気象データ(降水量・日照時間)と、App Apeの保有するフードデリバリーアプリ(今回使用したのは「Uber Eats」・「出前館」の2アプリ)の日間アクティブユーザー数(DAU)の変動について分析し、天気とデリバリーの関係性について言及します。その上で、特にアプリの利用に変化があった気象データを特定し、どのようにデータを活用していくべきかを見ていきましょう。

飲食系のアプリ(内食・外食)に関連するアプリマーケター必見の内容です。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
※ 下記より、App Apeの説明資料をダウンロードできます。

※気象庁データ引用元:https://www.jma.go.jp/jma/index.html
※こちらの記事で取り扱っている気象データは、日本全体の代表として東京のデータを使用しております。
※画像内の日間アクティブユーザー数(DAU)の数値は、対象グラフの月初の値を100とした時の変化の割合を表示しています。

降水量が多い日はフードデリバリーアプリの利用も増加?

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • 降水量:気象庁の公式サイトより引用(東京の2020年6月データ)

2020年6月における「DAU」と「1日ごとの降水量データ」をグラフで見ていきます。降水量が多い日にアプリのアクティブユーザー数が比較的多くなっているのがグラフの形から見て取れるでしょう。

フードデリバリーアプリの利用数と降水量の間に、どれくらいの関連性があるのかを数値で見てみました。2020年6月のDAUと降水量について、日ごとにデータの中央値をとり、その中央値と各日の数値を比較して、中央値以上か中央値未満かに分けます。

すると、降水量もDAUも中央値より多い日と、降水量もDAUも中央値より少ない日が、6月の30日あるうち20日にも上りました。つまり、天気とDAUの傾向が一致している日が3分の2ということになるので、フードデリバリーアプリのDAUと降水量の間の関連性は、比較的高いと言えるのではないでしょうか?

2020年6月におけるフードデリバリーアプリのDAUの推移をみてみます。休日にラベルをつけてみると、天気に関係なく休日の方が平日よりもフードデリバリーアプリの利用者数が多いことが分かりました。

上のグラフを見てみると、休日のDAUの増加が顕著に分かります。一目見てDAUが増加していると分かる6日・7日、13日・14日、20日・21日、27日・28日は、いずれも土曜日と日曜日です。6月に関していえば、土曜日と日曜日のDAUが綺麗に増加しています。

▼自粛期間中は平日・休日よりも天気に関係

曜日とフードデリバリーアプリに関連性があるのか、2020年5月のデータでもみていきましょう。

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • 降水量:気象庁の公式サイトより引用(東京の2020年6月データ)

しかし、5月におけるフードデリバリーアプリのDAUと降水量のグラフを見てみると、休日の方が利用数が多いかというと、必ずしもそうとはいえません。これは、6月に入りコロナでの自粛が緩和され始めたことにより出社・通学できるようになったため、5月には多かった平日のフードデリバリーアプリの利用が減ったからなのではないかと考えられます。

一方で、フードデリバリーアプリのDAUと降水量の関係を見てみると、降水量の多かった5月6日、5月16日にDAUが伸びていることが確認できます。一方で、5月2日・3日は土曜日と日曜日ですが、降水量の多かった6日よりもDAUは低くなっています。これは、休日・平日というよりも、降水量とフードデリバリーアプリの利用数の方が関係している根拠といえるかもしれません。

フードデリバリーアプリ利用数と日照時間の関係

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • DAU(Daily Active Users):そのアプリの対象期間における、日間アクティブユーザー数であり、1日に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数
  • 日照時間:気象庁の公式サイトより引用(東京の2020年6月データ)

また、フードデリバリーアプリのDAUと日照時間の関係性についてのデータをグラフで見てみると、日照時間が少ない日にDAUが比較的伸びていることが分かります。一方で日照時間が長い場合の方が顕著なデータが出ており、6月9日、17日、29日のデータを見ると分かりますが、日照時間が10時間を超えている日は、フードデリバリーアプリの利用者が少なくなっています。

ここから考えると、日照時間が長くなるほどフードデリバリーアプリの利用者は減り、逆に日照時間が短くなればなるほどフードデリバリーアプリの利用者が増えるという関係があるといえるでしょう。

フードデリバリーアプリの利用数と気象データには関係がある

さて、記事ではApp Apeデータを使ってフードデリバリーアプリのDAUと天気・気象データの分析を行いました。最後に、フードデリバリーアプリの利用数と天気・気象データの関連性をまとめます。以下の3つのポイントにまとめられます。

  • 降水量の多い日には、フードデリバリーアプリの利用数が増える傾向がある
  • 2020年6月には外出自粛が解除された影響によって、平日の利用数が減った
  • 日照時間が短いと、フードデリバリーアプリの利用数が増える傾向がある

上記のように、フードデリバリーアプリの利用と気象データの間には関係があることが分かりました。実際、雨の日には家でゆっくりと過ごすためにフードデリバリーを利用し、晴れた日には外出したくなると感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、2020年5・6月で降水量とフードデリバリーアプリの利用の傾向が違うことから、環境によって違ってくるなど、即時性の高い客観的なデータを確認することで、より正確にフードデリバリーアプリの利用傾向を把握することができるでしょう。

さらに詳しいフードデリバリーアプリのデータや、他のアプリの月間・週間・日間のアクティブユーザー数の変動を知りたいという方は、お気軽に下記からApp Apeの無料版をお試しください。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
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  • 急成長しているアプリがわかるトレンドランキング
  • 主要SNSアプリの利用時間帯や性別年代比
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