
App Ape Lab編集部はこのほど、スマホアプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積するデータをもとに、2020年上半期(2020年1〜6月)のスマホゲーム月間利用者数(MAU)ランキングを取りまとめました。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、スマホアプリの中でスマホゲーム市場も少なからず影響を受けている様子がランキングから見て取れました。
各カテゴリーのMAUランキングをまとめたレポートはこちらから入手できます。
長期運営タイトルの間をかき分けたのは?
Android端末を対象に、各スマホゲームアプリの2020年1月〜6月の平均MAUを推計し、各カテゴリーのTOP10とカテゴリーの総MAUの性年代別構成をまとめました。
スマホゲームアプリの総合MAUランキング(2020年1月〜6月)は以下の通りです。
順位(2020年1月〜6月平均) | アプリ名 |
---|---|
1位 | LINE:ディズニー ツムツム |
2位 | Pokémon GO |
3位 | モンスターストライク |
4位 | どうぶつの森 ポケットキャンプ |
5位 | パズル&ドラゴンズ |
6位 | LINE ポコポコ |
7位 | ドラゴンクエストウォーク |
8位 | トゥーンブラスト (Toon Blast) |
9位 | ガーデンスケイプ(Gardenscapes) |
10位 | Fate/Grand Order |
総合ランキングのトップ3は「ディズニーツムツム」「Pokémon GO」「モンスターストライク」と長期運営タイトルが占めました。
常連タイトルの人気が根強い中、昨年ローンチされたドラクエウォークが7位にランクイン。さらに2019年1~12月のMAUランキングで総合6位だったどうぶつの森は4位に順位を上げました。
特にどうぶつの森 ポケットキャンプはスイッチ版の「あつまれどうぶつの森」のローンチとともに利用が急増。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で”巣篭もり生活”が続いた時期とも重なり、人々の余暇時間の受け皿として大きな役割を発揮しました。
スマホゲームアプリの総MAUに占めるシェアとスマホゲームアプリの総MAUの性年代別構成は以下の通りとなりました。

[MAU (Monthly Active Users):そのアプリの対象期間における、月間アクティブユーザー数で、月に一度でもそのアプリを起動したユーザーの数]
10代男性の割合が最も高くなっているほか、50代のみ男性よりも女性の方が割合が多いことなどが読み取れました。ゲームのユーザー人口を考える上での一つの参考指標となりそうです。
音楽&リズムアプリは”群雄割拠”
上位の変動が大きかったカテゴリーとして編集部が注目したのが「音楽&リズム」です。
同カテゴリーのMAU上位10アプリは以下の通りとなりました。
MAU順位(2020年1月〜6月平均) | アプリ名 |
---|---|
1位 | バンドリ! ガールズバンドパーティ! |
2位 | アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ |
3位 | ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル(スクフェス) |
4位 | ヒプノシスマイク -A.R.B- |
5位 | あんさんぶるスターズ!!Music |
6位 | 欅坂46・日向坂46 UNI’S ON AIR |
7位 | アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ |
8位 | アイドリッシュセブン |
9位 | 乃木坂46リズムフェスティバル |
10位 | 太鼓の達人プラス★新曲取り放題! |
音楽&リズムカテゴリーは「ヒプノシスマイク -A.R.B-」「あんさんぶるスターズ!!Music」「欅坂46・日向坂46 UNI’S ON AIR」の3タイトルが新たにTOP10入りしており、上位アプリの入れ替わりが一際激しいカテゴリーとなりました。
カテゴリーのスマホゲームアプリの人気の高さと競争の激しさがあらためて浮き彫りになった形です。
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カテゴリーごとのランキングと総MAUの性年代別構成をまとめたレポートは下記のフォームから入手できます。スマホゲーム市場の現在地を把握するのに有用なレポートです。どうぞご活用ください。
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