スマホアプリの重要指標であるリテンション率、各カテゴリのMAU TOP10の平均値は?

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アプリ運用において、ユーザーの定着を測る重要な指標とされているリテンション率(=継続率)。下記のインタビュー内にあるように、アーチャー伝説を運営するHabby(海彼網絡)ではアプリが成功していると言えるの一つの指標として、アプリの翌日リテンション率50%をベンチマークとしているようです。

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そこで、日本におけるアプリの翌日リテンション率はどれくらいの水準なのでしょうか。
特に毎日の利用頻度が高いゲーム、コミック、ソーシャルネットワーク(SNS)アプリの平均リテンション率は具体的にどれくらいなのか、App Apeのデータでみてみましょう。

アプリ分析ツール「App Ape」で蓄積するデータから、月間利用者数上位10位のゲーム・コミック・ソーシャルネットワークアプリの2020年7月インストール翌日リテンション率を調査しました。
ゲーム・コミック・ソーシャルネットワークのアプリ担当者や、アプリのマーケターにとって必見の内容です。

App Apeの詳細はこちら:アプリ分析ツール App Ape
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翌日リテンション率は平均35%〜39%

▼カテゴリ別 翌日平均リテンション率

ゲームカテゴリコミックカテゴリSNSカテゴリ
2020年7月 平均翌日継続率38.6%37.3%35.7%

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • リテンション分析:どのくらいの新規ユーザーがアプリを利用し続けているのか(利用継続率)を分析したもの

2020年7月における、ゲーム・コミック・SNSカテゴリアプリの月間利用者数(MAU)上位10位に絞って、アプリの平均翌日リテンション率を算出しました。つまるところ、上記の数字は、ユーザー数の多いアプリのリテンション率(継続率)を示しています。

ちなみに中国版アプリで翌日リテンション率50%を基準としている「アーチャー伝説」の日本版は、翌日リテンション率39.4%です。日本のMAU上位10アプリの平均翌日リテンション率と比べると、少し高い水準となっていることが分かります。

どうぶつの森 ポケットキャンプ50%超え

MAU順位アプリ名翌日継続率
1LINE:ディズニー ツムツム–.-%
2Pokémon GO48.9%
3モンスターストライク–.-%
4パズル&ドラゴンズ–.-%
5どうぶつの森 ポケットキャンプ51.4%
6トゥーンブラスト (Toon Blast)–.-%
7ドラゴンクエストウォーク45.4%
8LINE ポコポコ–.-%
9ホームスケイプ (Homescapes)–.-%
10にゃんこ大戦争–.-%

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • リテンション分析:どのくらいの新規ユーザーがアプリを利用し続けているのか(利用継続率)を分析したもの

※App Ape 有料版では、こちらのリテンション率やMAUの具体的な数値についてもご確認頂けます。

ゲームカテゴリのMAU上位10アプリについて、アプリごとの翌日リテンション率をみてみると、25%〜50%を推移していることが分かりました。

また、上位3アプリのリテンション率は
 1位:どうぶつの森 ポケットキャンプ 51.4%
 2位:Pokémon GO 48.9%
 3位:ドラゴンクエストウォーク 45.4%
と、軒並み45%〜50%と、高い結果となりました。

全体的な傾向としては、MAUの数値が高いほど翌日リテンション率も高いですが、個別に見ていくと必ずしも比例関係にあるとは言い切れません。

コミック、アプリごとのリテンション率の違いほぼなし

MAU順位アプリ名翌日継続率
1LINEマンガ–.-%
2ピッコマ39.9%
3少年ジャンプ+–.-%
4マンガワン–.-%
5マンガ UP!40.9%
6マガポケ–.-%
7マンガBANG!–.-%
8comico–.-%
9マンガMee44.4%
10GANMA!(ガンマ)–.-%

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • リテンション分析:どのくらいの新規ユーザーがアプリを利用し続けているのか(利用継続率)を分析したもの

※App Ape 有料版では、こちらのリテンション率やMAUの具体的な数値についてもご確認頂けます。

続いて、コミックカテゴリのMAU上位10アプリに絞って、アプリごとの翌日リテンション率をみてみます。

 1位:マンガMee 44.4%
 2位:マンガ UP! 40.9%
 3位:ピッコマ 39.9%

データによると「マンガMee」が一番高く、44.4%となっています。マンガMeeの翌日リテンションがいいのは、ターゲットが他のアプリに比べて明確で、インストール時点から読みたいマンガがあるユーザーが多いことから、インストールの翌日もアプリを開く人が多いのではないかと筆者は見ています。
ゲームアプリのリテンション率と違って、上位10アプリの翌日リテンション率がは全て30%以上となっており、アプリごとの翌日リテンション率の違いが少ないのが特徴です。

SNS、オリジナルコンテンツでユーザー獲得

MAU順位アプリ名翌日継続率
1Instagram–.-%
2Facebook–.-%
3Ameba–.-%
4pixiv46.8%
5ChMate44.5%
6災害時でも学校の状況をリアルタイムに受信!マチコミメール–.-%
7note(ノート)44.8%
8mixi 趣味のコミュニティ–.-%
9Zenly ゼンリー–.-%
10Mirrativ(ミラティブ)–.-%

Note

  • データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)/ アクティブ数はApp Ape 推定による
  • リテンション分析:どのくらいの新規ユーザーがアプリを利用し続けているのか(利用継続率)を分析したもの

※App Ape 有料版では、こちらのリテンション率やMAUの具体的な数値についてもご確認頂けます。

 1位:pixiv 46.8%
 2位:note(ノート) 44.8%
 3位:ChMate 44.5%

最後に、SNSカテゴリのMAU上位10アプリについて、アプリごとの翌日リテンション率をみてみます。データによると、「pixiv」が一番高く46.8%となっていることが分かります。
全体を通してみると、10%台〜40%台と、アプリの利用目的によって翌日リテンション率も大きく違うことが見えました。

「pixiv」のリテンション率が高い要因としては、SNSカテゴリの中でもコンテンツが充実しているアプリだということが挙げられます。このアプリでしか見ることができないオリジナルコンテンツが多いことから、ユーザーの定着率が高くなっていると考えられます。

まとめ

記事では、アプリ分析ツール「App Ape」で蓄積するデータから、月間利用者数上位10位のゲーム・コミック・ソーシャルネットワークアプリの2020年7月インストール翌日リテンション率を調査しました。

また、それぞれのアプリカテゴリごとのリテンション率を紹介した上で、カテゴリごとの翌日リテンション率の特徴についても触れました。

MAUランキング上位10アプリのデータと、アプリの特性を考慮すると、コンテンツの充実度がリテンション率に大きく関係していると考えられそうです。
特に、他のアプリにはないオリジナルコンテンツは、ユーザーの継続利用に寄与しているといって良いでしょう。

さらに詳しいデータや他のアプリのリテンション率の動向を知りたい方は、お気軽に下記からApp Apeの無料版をお試しください。

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